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メッセージ:鍋島 珠恵

鍋島 珠恵 Tamae Nabeshima

鍋島 珠恵
  • 出身地
    埼玉県
略歴
2016年3月 群馬大学医学部卒業
2016年4月 NTT東日本関東病院 初期臨床研修医
2018年4月 東大産婦人科入局、長野赤十字病院産婦人科
2019年4月 東京大学医学部付属病院産婦人科
2020年4月 東京北医療センター産婦人科

これから研修を受ける方へのメッセージ

産婦人科を専攻することを決めてから、いくつかの医局を見学させて頂きましたが、自分の求める診療スタイルに一番合っていたのが東大医局でした。まだ入局して日が浅い私ですが、当医局の魅力をお伝えできればと思います。

臨床面ではまず、症例数が多岐に渡っており、それを指導してくださるスペシャリストの先生が居ること、そして各症例を検討しフィードバックされるカンファレンスの場があることが大きいと考えます。産科・腫瘍・生殖・女性医学を満遍なく学べ、専門医を取るまでに必要な経験は十分得られます。東大にいれば、意欲さえあれば学べないことは無いとさえ感じています。関連病院も多く、経験できる症例に偏りが出にくいのもメリットの1つではないでしょうか。

また、学会発表や論文作成の際も、上級医の熱心で心強いご指導が支えてくれます。発表の仕方、論文の書き方、英語での表現方法など、中々一から学べる機会は少ないと思います。指導医の数が多く、層の厚い東大だからこその贅沢な環境です。隔週で行われるクリニカルカンファレンス、通称“CC”では、珍しい症例や共有したい症例に対して、英語でのディスカッションが活発に交わされています。私はまだ議論についていくのに精一杯で半分も理解できていないのですが、こういった環境に身を置けることが今後の成長の糧になると感じます。

東大医局には様々な出身大学から入局者が集っており、他大学出身だからといった疎外感はありません。教授やスタッフの先生方も、私たち1人1人のことをしっかりと把握し、それぞれの道を真摯に考えて下さっているのが印象的で、嬉しい誤算でした。臨床業務に研究的要素が加わることも多く、それに触れる機会が多いので毎日が刺激的です。知的好奇心をくすぐる素材の宝庫なので、大学院に進む先生が多いのも納得です。

医局員の数が多いため、ある程度の融通が利き、やりたい時期にやりたいことを取り組める柔軟性もあります。悩んだ時は医局に相談すれば色々な選択肢が用意されており、自分にあった働き方を見つけることが出来るようです。On-Offがしっかりしているので、メリハリを持って働くことが出来、辛くなった時はたくさんの同期と愚痴をこぼしあったり、笑いあったり、色々なことを分かち合いながら乗り越えています。

さて、色々と書きましたが、私が入局を決めた1番の理由は、東大医局の雰囲気の良さでした。言葉では表現できない魅力がたくさん詰まっていますので、是非一度見学にお越しください。医局員一同、お待ちしています。

東大病院の見学を随時募集しています。
研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。
東大病院の見学を
随時募集しています。
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