臨床看護実践開発事業委員会-”伝えたい看護の技"委員会-
臨床看護実践開発事業委員会とは
-川上 潤子 委員長-
臨床看護実践開発委員会の主要な役割は、①臨床に埋もれている看護の技の発掘、②看護の技を検証、③検証された技の普及、である。本委員会は赤十字の理念である「人道」の体現化に向けて、日々臨床で実践されている、人の尊厳を大切にした看護を発掘、検証、そして普及に向けて取り組んでいる。これまで、日本赤十字看護学会学術集会の交流集会や看護研究を通して、コロナ禍で接触制限がある中での「心地よいケア」や高齢者のフットケア(爪の手入れ)などについて発信してきた。
今期は、フットケア(爪の手入れ)技術のさらなる普及にむけて取り組む予定である。まず、学会員の方に、フットケア(爪のケア)の重要性と方法について関心をもってもらえるよう、2021年に作成した動画「高齢者フットケア」を学会ホームページへ掲載し、そして、新たな普及に向けた方策を検討する予定である。また、第26回学術集会において、「ACPにおける看護のわざ」というテーマで交流集会を開催し、その後ACPに関する事例集を作成する計画である。これらの活動により、「看護のわざを検証」し、「わざの普及」につなげたいと考えている。
【伝えたい看護の技】掲示板
臨床看護実践開発委員会 委員 一同。