靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

新しいBLOGへ移行

2012年2月18日ころに、霊蘭之室のBLOG茶餘酒後にトラブルが発生して、今年になってからの記事が吹っ飛んだようです。
その上、しばらくこのBLOGへ管理者としてログインすることも出来ませんでした。
そこで、新しいBLOG茶餘酒後を作って、今年になってからの記事の、思い出せるものから再出発しています。
最近になってここへの、管理者としてログインが可能になっているのに気付いたので、案内を書き込んでおきます。

12月の読書会

12月は,第日曜です。

 12月18日(日)午後1時~5時
場所はいつものところの 1階の会議室 です。

 全元起本『素問』の第一巻を読み終わる予定です

11月の読書会

11月は,第日曜です。

 11月6日(日)午後1時~5時
場所はいつものところの 二階の多目的室 です。

『素問』の調経論のつづき

後と気を得る

『霊枢』経脈篇の、足太陰の脈の是動病に、「得後與氣,則快然如衰」とあって、大便と転失気を得れば、随分と楽に為ると解してきた。
ところが、『太素』巻八の経脈連環では「得後出餘氣,則快然如衰」に作り、楊上善は「穀が胃に入ると、その気は上って営衛と膻中の気となり、後ろには下行して糟粕と倶に下るものが有り、名付けて余気と曰う。余気が糟粕と倶に下らないと、壅して脹と為る。今これを得てこれを洩する、だから心地よく腹はへこんだようになる」といっている。それで、ああなるほど、腹が張って苦しいときに、放屁一発有れば、便秘は解消してなくとも、随分とらくになるものなあ、と感心する。
ところがである。馬王堆の陰陽十一脈灸経の足泰陰の脈には、やはり「得後與氣則快如衰」となっている。やはり、大便が通じるかどうかも気にかけているらしい。
いや、古い文献を得て感動するのもいいけれど、さらに古いものではそうでもないかも知れない。ご用心、ということ。

10月の読書会

10月は,第日曜です。

 10月16日(日)午後1時~5時
場所はいつものところの 二階の多目的室 です。

『素問』の調経論のつづき

移氣於不足

帝曰:刺微奈何?岐伯曰:按摩勿釋,著鍼勿斥,移氣於不足,神氣乃得復。(『素問』調経論)
 ここのところ、『素問攷注』には問題がある。そもそも【識】として、「〔氣〕有餘不足柰何」云々の後に置くが、「移氣於不足、神氣乃得復、帝曰、善、」の直後に移すべきである。その上で、「移氣於不足、馬以為勿推其鍼、使移邪氣於不足而為衰、非、高云、微泄其邪、移氣於不足之處、而補、与王注旨同、當從 新校正引《甲乙》、《太素》無不字、及楊注云、使氣至於踵、於義未允、」には不足がある。本来は、「當從」の下で句を切断するべきである。日本内経医学会のものも、それに基づいた学苑出版社のものも、下に属させて、「新校正に引く『甲乙』、『太素』に不字が無いのに当に従うべし」と読んでいるのは誤り。さらに、確認の為に『素問識』を見ると、「移氣於不足」の項の下にあるのは、高云の内容と、簡按の下に、「新校正引太素甲乙刪不字」、その後に馬云の内容、そして(「不」字を削るのも、気を邪気とする馬説も)「並非」という判定のみである。楊注にどういうとか、妥当とはいえないとする判断とかは無い。高世栻説の「微かにその邪を泄らし、気を不足の所に移して補う」に対する、「當從」という評価も見当たらない。

へそ曲がりの弁

原発周辺の市街地は、人っ子一人いない、まさに死のまちという形だった。だからこそ、ここに生気がもどってくるように、我々は、先ず頑張らなければならない。
防災服の袖を取材記者に、こすりつけるようなしぐさをし、「放射能をつけちゃうぞ」などと戯れた。どうしょうもない阿呆である。しかし、その時、取材記者はどうしたのか。思わず身を避けたのではないのか。高尚なことを書き散らしていても、「(被曝の)大変厳しい状況」を住民あるいは作業員と共有しているわけではない。

淳于意対問訳釈

内経の夏季合宿の成果を、どのような形で公表するか、とはひとまず無関係に、「淳于意対問訳釈」という、個人的なお遊びをはじめようか、と。
で、現在の日本で、倉公伝に関して最も目が肥えているのは、少なくとも身近では、内経の夏季合宿で発表する面々だと思うので、コメントがもらえたら嬉しいな、と。
というわけで、ジタバタしているうちに思い出したのだけれど、南京の沈澍農さんの、今年の賀状に、「我正在做《扁鵲倉公列傳》的校注」とありました。これを入手できたときに、論戦(?)の資材になったらいいな、とも。皆さん、ご協力お願いします。

Lか?Mか?

最近はサンダル,ツッカケのたぐいも,ドラッグストアで売っている。
これがたいていは中国製、だからか、いささか派手め。
で、LとMがある。
男性だったら,普通はLだよね。
だから,ちょっと派手だなあと思いながらも,Lを買ってきた。
で,履こうとすると,前のより,ちょっと窮屈なような……。

そこで,やっと気がついた。Lはladyの,Mはmanの頭文字。

9月の読書会

9月は,第二日曜です。

 9月11日(日)午後1時~5時
場所はいつものところの 二階の多目的室 です。

『素問』の調経論を読んでみようかと
そのほかは まあ いろいろあちこち

8月は  あつい から おさぼり です。
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