靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

へそ曲がりの弁

原発周辺の市街地は、人っ子一人いない、まさに死のまちという形だった。だからこそ、ここに生気がもどってくるように、我々は、先ず頑張らなければならない。
防災服の袖を取材記者に、こすりつけるようなしぐさをし、「放射能をつけちゃうぞ」などと戯れた。どうしょうもない阿呆である。しかし、その時、取材記者はどうしたのか。思わず身を避けたのではないのか。高尚なことを書き散らしていても、「(被曝の)大変厳しい状況」を住民あるいは作業員と共有しているわけではない。

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