フィージビリティ調査システム

国立大学病院臨床研究推進会議では、TG2(ネットワーク)を中心にフィージビリティ調査の支援を行うシステムの開発を行いました。
臨床試験を実施する上で重要な課題は、臨床試験に参加する病院を適格に選ぶことです。各国立大学病院に本調査支援の窓口担当者を置き、フィージビリティ調査に必要事項を記入、臨床試験に必要な参加病院の候補を速やかに挙げることができます。また、既に実施中の臨床試験においても利用することができます。
本調査は、臨床研究に関係する大学病院、医学部、一般病院などの医療機関等の研究者、研究開発支援者等の関係者が利用できます。
また、製薬企業、医療機器開発などの企業に所属の方も利用できます。その場合にはプロトコルが固定され実施段階の調査に限ります。
下記連絡先宛に調査申込をお願いします。

フィージビリティ調査システムのご案内

調査の目的

医師主導の臨床試験(治験を含む)および先進医療の施設選定、施設追加ならびに患者紹介
企業主導の臨床試験(治験および製造販売後臨床試験含む)の施設選定および施設追加

秘密保持契約

本調査は、調査依頼者が実施施設(または症例紹介)を選定する上での一次調査という位置づけであり、国立大学病院臨床研究推進会議として一括して秘密保持契約を締結することはできません。したがって調査時に提供いただく情報は公開可能な範囲の情報でお願いします(二次調査以降で必要に応じて秘密保持契約を締結する必要がある場合は、対象の施設と個別に交渉をお願いします)。

提供情報

公開可能な範囲の情報の提供をお願いします。

調査項目

質問項目は、質問見本(PDF)を参考に5-10項目くらいとしてください。

フィージビリティ調査システムを用いる利点

  • すべての国立大学病院の調査が出来ます
  • 各国立大学病院に調査支援の窓口があります
  • 調査料は無料です
  • 調査の結果報告は原則6週間です
  • 調査結果より実施施設の選択は調査依頼者が行なうことが出来ます
  • 調査依頼者を特定できる情報は公開されません

フィージビリティ調査に必要な事項

  • 調査概要、目的などを記載した文書
  • 調査項目(フォーマットがあればご用意ください)
    ※調査項目確認のため研究計画書を拝見させていただく場合があります

調査料金

無料

フィージビリティ調査の流れ(イメージ)

フィージビリティ調査申込から結果報告までの流れ

●フィージビリティ調査実績一覧

No試験の種類目的対象疾患調査依頼
(施設数)
検討・調整
(施設数)
12014年12月医師主導治験施設選定急性期疾患295
22016年11月医師主導治験施設選定希少疾患436
32019年2月医師主導治験症例追加・患者紹介希少疾患381
42019年6月医師主導治験施設追加希少疾患4110
52019年9月先進医療B患者紹介希少疾患442
62021年7月特定臨床研究施設追加急性期疾患431
72023年6月企業治験施設選定指定難病3711
82023年8月医師主導治験患者紹介希少疾患400
92023年11月企業治験施設選定希少疾患346
102023年11月医師主導臨床研究施設選定希少疾患41

※フィージビリティ調査を申込まれる場合は、以下のボタンをクリックしてください。

調査申込

その他

  • 調査に回答した場合でも調査依頼者が候補対象としない場合があることを予め調査票などに明記します

連絡先

連絡先: 国立大学病院臨床研究推進会議事務局
住所: 〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
メール: suisin-office@umin.ac.jp