国立大学病院臨床研究推進会議について

会長あいさつ

2021年10月27日 更新

会長 瀬戸康之 東京大学医学部附属病院 病院長

国立大学病院臨床研究推進会議(National University Hospital Clinical Research Promotion Initiative (NUH-CRI), 以下推進会議と略す)は、全国の国立大学病院42大学44病院で構成され、各大学病院の臨床研究の推進に係る組織のメンバーが、情報共有や連携を通じて、質の高い臨床研究を安全かつ効率的に実施する体制を整備し、新規医療技術の開発や既存技術の最適化に資する臨床研究の推進に貢献することを目的としています。
推進会議は平成24年10月に設立され、翌年6月には国立大学病院長会議の協議会として承認されました。また、令和元年6月に開催された国立大学病院長会議総会において、病院長会議の新たな組織体制が承認され、本推進会議は病院長会議常置委員会下の研究担当に紐づけられる形となり、本推進会議が研究担当と密接に連携して臨床研究を推進する役割を担うことになりました。これまで将来像実現化WG研究PTが担っておりました臨床研究推進のグランドデザインや行動計画の策定は研究担当に引き継がれ、本推進会議はその実行を担う役割を担う立場が明確化されたといえます。推進会議は国立大学病院の大きな使命の一つである臨床研究の推進に向けた活動のけん引役として、益々重要な役割を担っていくことになります。

さて、推進会議には複数のトピックグループ(TG)が設置されており、臨床研究推進のための様々な活動のプラットフォームとして機能しています。各々の活動の成果については本ホームページ内に掲載していますので、ご高覧いただけますと幸甚に存じます。

皆様には、今後とも推進会議の活動に対し格別のご理解を賜りますとともに、変わらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

会 長 瀬戸 康之
東京大学医学部附属病院 病院長