TG1 -活動実績に関するお知らせ

【活動のご紹介】「臨床研究の支援費用、料金設定について」検討しました

2016年3月31日 更新

 臨床研究は、CRC、DM、モニター等による支援業務に支えられています。CRC(Clinical Research Coordinator)すなわち臨床研究コーディネーターは、GCP(治験を実施する際に遵守すべき基準)のもとに、適切な治験が行われるよう、様々な業務を調整(コーディネート)します。DMすなわちデータマネジメントの仕事は、治験薬の効果を統計的に検証できる状態にデータを洗練させることです。また、モニターは、臨床試験の科学的な質とデータの信頼性を確保するはたらきをし、試験の品質を管理しています。

 科学研究費助成事業による学術研究助成基金助成金、科学研究費補助金などの公的資金を申請する際には、根拠に基づく適切な費用が示されることが望ましいと考えられますが、上記の支援業務にかかる費用の算出や料金設定に関して統一された基準はまだありません。

 私たち国立大学附属病院臨床研究推進会議 TG1(サイト管理)は、臨床研究の支援費用、料金設定について取り組み、このたび報告書をとりまとめました。これまでのミーティングの要旨および資料を公開することにより、臨床研究にかかわる支援費用が、規定された料金により請求され、適切に運用されることで、研究の質の維持に貢献することを期待します。

 

国立大学附属病院臨床研究推進会議
TG1(サイト管理)
サブテーマ 「臨床研究の支援費用、料金設定について」報告書

 

サブリーダー
大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部
  山本 洋一

トピックリーダー
北海道大学病院 臨床研究開発センター
  佐藤 典宏

 

※資料名をクリックすると各資料をご覧になれます

 

TG1(サイト管理) サブテーマ「臨床研究の支援費用、料金設定について」報告書
資料1 料金設定および根拠事例集
資料2 北海道大学における経費の運用方法
資料3 大阪大学における経費の運用方法