連載:第5回 多変量回帰モデルを因果推論に用いる(医学界新聞, 助教 井上)

助教の井上浩輔が医学界新聞で連載している「臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー」の最新回が掲載されました。

【第5回】 多変量回帰モデルを因果推論に用いる (2021.08.02 週刊医学界新聞(通常号):第3431号より)

https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2021/3431_04

井上浩輔のウェブサイトはこちらです  http://labusers.net/~kinoue/

 

【掲載紙追加情報】メディア掲載:農家のうつリスク研究 地域越える助け合い必要(特別研究学生 金森)

特別研究学生の金森万里子の論文について、複数の新聞に新たに掲載されました。

新規掲載紙:佐賀新聞、琉球新報、中國新聞SELECT、下野新聞、河北新報、中部経済新聞

チームの東京大大学院医学系研究科大学院生で獣医師の金森万里子さんは「農業は地域での助け合いが多い仕事。地域に同業者が少ない場合、助け合いをしづらいことがメンタルヘルスに影響している可能性がある。地域を越えて助け合える仕組みの充実が必要だと思う」と話している。

以前の記事

http://plaza.umin.ac.jp/~naoki_kondo/blogs/2306

ニュース:北日本コンピューターサービス株式会社と共同研究契約を締結

北日本コンピューターサービス株式会社と共同研究契約を締結しました。
「生活保護受給者への健康管理支援システムの開発」に関する研究を行います。

北日本コンピューターサービス株式会社

https://www.kitacom.co.jp/

ニュース:【共同研究】マッキャンヘルス、世界初*「日常会話の音声データを使った認知症予測モデル」のエビデンス取得

近藤研究室とマッキャンヘルスケアワールドワイド ジャパン株式会社による論文(共同執筆)が査読付き学術誌に掲載された件についてPR TIMESで配信されました。2021.7.29公開

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000027750.html

認知症予防に向けた新たなアプローチとして軽度認知障害の兆候を「誰もが正しく発見できる機会」を作るために世界で前例のない電話での日常会話の音声データからその兆候を検知するA.I.予測モデルの開発目指す

マッキャンヘルスケア ワールドワイド ジャパン株式会社 (マッキャンヘルス 本社:東京都港区、代表取締役社長:横川淳二)は、2021年7月14日に京都大学大学院医学系研究科社会疫学分野近藤尚己研究室と共同執筆した論文”Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model (電話の日常会話から音声特徴を特定して認知症リスクを予測する機械学習モデル)“が、査読付き学術誌であるPLOS ONE*1に掲載されたことを発表しました。

[掲載論文] A Shimoda, L Yue, H Hayashi, N Kondo. Dementiia risks identified by vocal features via telephone conversatons: a novel machine learning prediction model. PLOS ONE. 2021;16(7):e0253988. DOI: https://doi.org/10.1371/journal.pone.0253988

メディア掲載:コロナ禍でうつ傾向がある人は野菜や果物の消費量が減っている傾向

@DIMEに株式会社リンクアンドコミュニケーションと共同研究した論文が紹介されました。2021/7/25公開

https://dime.jp/genre/1184224/

リンクアンドコミュニケーションでは、京都大学大学院医学研究科社会疫学分野(教授:近藤尚己氏)と共同で、AI健康アプリ「カロママ」の利用者を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活様式の変化と健康について研究している。この度、2020年の緊急事態宣言期間中(※)の生活様式の変化が食生活に及ぼす影響について分析し、学術論文が国際学術誌「Appetite」に受理された。

メディア掲載:孤立と孤独は命の問題だ 地域の人の輪に患者を招き入れる「社会的処方」の挑戦、「社会的処方」は孤独・孤立を癒すシステムとなるか 国内で始まっている試み(近藤尚己)

近藤尚己(教授)の記事がバズフィードに掲載されました。

1.孤立と孤独は命の問題だ 地域の人の輪に患者を招き入れる「社会的処方」の挑戦 2021/7/17公開

コロナ禍で人と人との接触が避けられ、ますます深刻化する孤立・孤独の問題。人の健康にも影響を与えかねないこの問題に対し、「社会的処方」という新しい対策が注目されています。どんなものなのでしょうか?

https://www.buzzfeed.com/jp/naokikondo1/social-prescribing-1

2.「社会的処方」は孤独・孤立を癒すシステムとなるか 国内で始まっている試み2021/7/18公開

時に人の健康を脅かす孤独や孤立。その対処法として人とのつながりの輪に患者を招き入れていく「社会的処方」があちこちで実践され始めています。全国に広げることはできるのでしょうか?