A06 子どもが、お友達の吃音の(ような)話し方について質問してきたら?
Q06については、調査研究にご協力いただいている保護者の方からいただいた質問になります。寄せられたエピソードを以下にそのままご紹介します。
先日、子供が保育園から帰宅し、お友達の話し方について教えてくれました。
「〇〇くんは、『せせせせせんせい』ってしゃべるんだよ。」
子供の報告なので、そのお友達のしゃべり方が、いつもなのか、たまたまなのか、ふざけて言ったことなのか、分かりませんでした。
「ふしぎだねー」のようなニュアンスで教えてくれました。
その時、私は子供にどのように説明するのがいいのかよくわからず、「そうなんだ」と伝えてその話題は終了になりました。
疑問に思ったのは、吃音(かもしれない)方に、どのように接するのがいいのだろうか、どのように接してもらいたいと思っているのか、ということです。
吃音(かもしれない)方が、どの程度の距離なのか、我が子なのか、友達なのか、学校や職場の方なのか、たまたまお会いした方なのか?によっても変わってくるかと思います。どのような性格の方なのかにもよるとも思います。
もし、「こう接してもらいたいと思っているのではないか」というヒントがありましたら、教えてください。
A: 多くのエッセンスが含まれている質問ですので、1. お友達が吃音かどうか、2. お子さんの疑問・報告への対応、そして3. 吃音のある方への対応と分けて、以下に回答いたします。
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