6回目、ブラックジャックセミナーと名前を変えてから4回目のキッズセミナーが、今年もまた暑い日に開催されました。新しい病院になってから2回目です。午前中には、子供を連れたなじみのスタッフが、家族にお仕事場の案内がてら体験に来ていました。おおよそ80人、みなさんとても嬉しそうでした。
午後1時からは県内の小学校高学年から中学生を中心に、申し込み約60名のうち選ばれた約32人の子供たちが集いました。毎年人気が高く、今年もまた抽選です。本村院長の話に続き手術衣での記念撮影の後にセミナーを開始します。本物の針糸を使った縫合実技、内視鏡手術シミュレーター、練習器、本物の自動縫合器を使ったファイヤー発声練習、手術室のお仕事体験、超音波メスでの鶏肉切除術、最強の放射線治療の体験実習を行いました。最初は緊張した面持ちだった子どもたちですが、すぐに笑顔と驚きの声に変わりました。子どもそうですが、引率の親御さんたちも食い入るように見つめる目と、真剣な顔つきで実習に臨んでいました。修了の際に中山治彦副院長は、チームが一丸となるには、あいさつと感謝の気持ちが大事だと力説されていました。全くその通りだと思います。
来年は内視鏡手術シミュレーターの一部はロボット手術支援シミュレーターとなる予定です。