2009年9月28日(土曜日) 開催
心地よい秋風のなか、横浜市旭区の中学生を中心に、27人の熱意ある若人が当センターに集いました。講師は、現場の第一線で働く外科医や看護師、技師たちです。マスクや帽子、手術衣、手袋をはめて、本物の手術で使う針と糸を使った縫合の仕方や、内視鏡手術のトレーニングマシン、超音波メスに最新の心肺蘇生方法、放射線治療の実際などを、数名の班に分かれて医療現場の模擬体験をしました。
最初は緊張していた子どもたちですが、すぐに笑顔と驚きの声に変わりました。講師たちの説明を食い入るように見つめる目と、真剣な顔つきがとても印象的でした。参加者の中から、将来の医療現場を支える人たちが出てくれることを心より期待します。いつの日か一緒に働けたらいいですね。
当日の様子をご紹介します。
1 | まず外科医が、術衣の着かたを指導します。 漫才をやっているわけではありません。 |
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2 | 次に手袋です。 手術に使う手袋のサイズは細かく分かれていて、 自分のサイズを見つけるのは意外と大変です。 |
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3 | では皆で記念撮影です。 なかなか皆さん、本物のようですよ。 |
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4 | 針と糸とを使って、糸を結ぶ訓練です。 外科医の熟練の技に驚きの声を上げていました。 |
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5 | 外科医にとって糸結びは最も大事なところです。 毎日何百回と練習して、基本の技を習得するのです。 |
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6 | 本物の超音波メスを使って、鶏肉を切ってみました。 すごい切れ味でしたね。 |
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7 | 心肺蘇生の練習器を使っての蘇生体験です。 ちょっと暑かったかな? |
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8 | 内視鏡手術のトレーニングマシンです。 初めて扱う本物の器械の操作に悪戦苦闘です。 |
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9 | 放射線治療を行う際に用いる金型の作成風景です。 参加者の顔を使ってやりました(^^♪。 こんな体験、普通できないよ。 |
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10 | 各班の班長さんです。実は、本物の手術室の看護師さんたちです。 | |
11 | 最後に中山部長から、皆さんに参加賞の授与が行われました。 |
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神奈川新聞(2009年9月27日)の記事はこちら