平成２１年９月２１日から９月２２日にかけて毎年恒例の肺がん画像診断セミナーを今年も品川で開催致しました。
本セミナーは、帝京大学 腫瘍内科教授である江口 研二先生を代表として、世話人を当センター山田 耕三が担当させて頂いております「寺子屋形式のセミナー」です。本セミナーの対象は主に全国の若手の医師であり、内容は肺癌の画像診断の底上げおよび普及を目的にしています。その経緯は、数年前に江口先生の四国がんセンター赴任中に、毎年愛媛・道後で開催していたセミナーを継続しており、今年で第１２回目になります。第８回目から品川に会場を移し、毎年若手医師を中心に１００名前後の方に参加を頂いています。
その特徴は、実際にシャーカステンを前にした計7回に及ぶ徹底的な「寺子屋形式」読影演習に加えて、胸部ＣＴ画像読影の基礎、肺癌の質的診断及び、びまん性肺疾患についての講演３題も行われました。
参加対象者は呼吸器内科医、呼吸器外科医を問わず、放射線科医、一般内科医、腫瘍内科医、一般外科医、実地医療に携わっている先生など肺がんの画像診断に興味のある方であればどなたでも参加可能な内容となっています。
今年も１１０名もの方々に参加頂き、盛況のうちに会を終了することができました。読影演習・講演を担当して頂いた先生方、遠方より参加して頂いた多くの参加者の方々に厚くお礼申し上げます。
また、来年は平成２２年９月１９日から９月２０日に今年と同様に品川で開催予定です。興味ある方は是非私達と一緒に２日間徹底的に肺がんの勉強をしませんか？
