会則,規則

試験問題作成委員会規程














第1条

日本実験動物医学専門医協会(以下、協会)の試験問題作成委員会(以下、問題作成委員会)
は、認定筆記試験の問題作成及び試験後の採点を行うことを目的とする。

第2条
理事会の下に問題作成委員会をおく。

2 問題作成委員会に委員長と副委員長をおく。

3 委員長は委員会を掌理し、副委員長は委員長を補佐し、委員長に事故があるときはその職
務を代行する。

第3条
問題作成委員会の委員、委員長及び副委員長は実験動物医学専門医(以下、専門医)の中か
ら理事会において決定し、会長が委嘱をする。

2 委員長は専門医の中から委員を選出する。

3 委員、委員長及び副委員長の氏名は公表する。

第4条
問題作成委員会委員の選考のため、専門医は次項の10の出題分野のうち3分野を選択して登録
する。但し、選考にあたっては、1)、2)及び5)、6)はそれぞれまとめて1つの分野と見なされ
る。

2 出題分野は次のとおりであり、各論A及び各論BをA及びBとする。

1) 形態的特徴A 2) 機能的特徴A 3)遺伝育種A 4)感染症・一般疾病A 5)形態的特徴B
6)機能的特徴B 7)感染症・一般疾病B 8)実験手技・麻酔・鎮痛・術後管理AB 9)発生工学
AB 10)環境・動物福祉・法規AB

3 登録及び登録の変更は協会総務部宛に行う。

第5条
問題作成委員会委員の任期は3年とし、毎年、1/3ずつ改選を行う。
問題作成委員会委員は分野の如何にかかわらず原則として二期連続して選考されてはならな
い。ただし、登録された専門医の数が少ない分野において二期連続することがやむを得ない
場合にはこのかぎりではない。

第6条
試験問題作成委員会委員長は、試験問題作成委員会委員の経験者の中から若干名のアドバイザーを任命することができる。アドバイザーは委員長・副委員長とともに候補問題の精査を行い、必要に応じて問題作成を行う。アドバイザーは1年任期の委員として扱い、再任を妨げない。

第7条
問題作成委員会は、毎年、専門医から試験問題を募集することが出来る。

第8条
問題作成委員会は、専門医から提出された試験問題数を更新時単位認定のために認定委員会
へ報告する。

第9条
問題作成委員会は、専門医から募集した問題と委員自らの作成した問題を合わせて最終問題
を作成する。

第10条
問題作成委員会は、作成した試験問題を試験実施委員会へ送付する。

第11条
問題作成委員会は、試験実施後、試験実施委員会から送付された答案用紙を採点する。

第12条
問題作成委員会は、試験問題と解答を試験問題検討委員会に送付し、試験問題の内容の妥当
性を検証してもらう。

第13条
問題作成委員会は、試験実施後、試験問題と解答を専門医全員に送付し、不適切な問題等の
指摘を受ける。

第14条
問題作成委員会は、試験問題検討委員会及び専門医全員からの試験問題に関する指摘を考慮
し、最終的な解答と採点の結果を理事会に報告する。

2 問題作成委員会は、理事会にて実験動物医学専門医の更新及び新実験動物医学専門医が確
認された後に、試験問題と解答を一般に公開する。

第15条
本規程による活動に関する旅費支払いは、日本実験動物医学専門医協会旅費規程に準じて行
う。

付記
本規程の改廃は理事会の決定による。

本規程は平成16年4月4日から施行する。

平成22年9月16日一部改正。
平成29年10月30日一部改正。

2017年11月26日記載。