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舌咽神経痛
肩こり
○生理痛
○中間痛
排卵期の痛み
通常それほど強くない痛み。
下腹部に瞬間的な刺す痛みあるいは痙攣性の痛みが感じる、
不快感が2,3時間から1,2日続くことが多い。
毎月、一側腸骨窩の同一部位に痛みを感じたり、左右交代に現れたり、下腹部全体に痛みを感じるなど個人差がある。
しばしば出血(中間期出血)を伴う。
痛みがいつも同じ側にあれば、一側にだけ卵巣が残っている場合を除いて、排卵が痛みの直接的な原因になっていない。卵管留水腫や子宮外子宮内膜症の可能性がある。
左右の腸骨窩に交互に現れる痛みでは、排卵に伴う卵巣出血による可能性がある。卵巣周囲炎があって、成熟したグラーフ卵創の膨張が妨げられて生じる痛みもある。
下腹部あるいは腹部の下半身に左右対称の痛みがある場合には、いくつかの可能性がある。
直腸子宮窩 Douglas窩、すなわち子宮後面と直腸の間の腹膜陥没に発生した子宮外子宮内膜症である。
痙攣性の痛みがある場合には、排卵期をはさんで子宮収縮が更新した時期があるから、子宮収縮による可能性がある。
排卵に先立って卵胞ホルモンの血中濃度がピークに達し、骨盤にうっ血を生じて痛みが生じる。
ごく稀であるが、排卵日の頃、約20-30分間続いて、次第に消退する痛みを腸骨窩に感じることがある。
この痛みは排卵に引き続く腹腔内出血によって生じる。
大量に出血すると、鼓腸を伴い、時には横隔膜に刺激が及んだためとみられる肩の痛みがあって、失神することがある。
腹部に圧痛があるが、筋性防御、すなわち腹壁の病的緊張はない。
出血した卵巣がある側の子宮付属器やDouglas窩が過敏になっていて、触れると容易に痛みが生じる。
発熱はない、出血が激しいと白血球の増加がある。急性虫垂炎と誤られて手術に回されてしまうことがある。
排卵に伴う出血が微量にとどまれば、毎月左右の腸骨窩にそれほど強くない痛みが交互に現れる。血管外に出た血液、あるいは出血に伴って産生される発痛物質、発痛増強物質が腹膜を刺激して痛みを生じる考えられる。
○陣痛
○月経前症候群 Premenstrual Syndrome:PMS
参考
1
月経の2週間ないし1週間位前からおこり、月経開始とともに消失する、周期性のある一連の身体的、および精神的症状を示す症候群。
身体的症状
精神的症状
下腹部膨満感
下腹痛
頭痛
乳房痛、乳房が張る
腰痛
関節痛
むくみ、体重増加、脚が重い
にきび
めまい
食欲亢進
便秘あるいは下痢
悪心,動悸
過剰な睡眠欲
不眠
怒りやすい、反感、闘争的
憂鬱
緊張
判断力低下、不決断
無気力
孤独感
疲れやすい
不眠
パニック
妄想症
集中力低下、気力が続かない
涙もろい
悪夢を見る
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