災害医学論文集(災害事例別) 名古屋空港 中華航空機墜落事故(1994) |
目次: Brain Nursing、救急医療ジャーナル、事例から学ぶ災害医療、ナースデータ、名古屋空港における中華航空機事故と医師会活動、日本歯科医師会雑誌、浜松救急医学会誌、藤田学園医学会誌、プレホスピタル・ケア、
■Brain Nursing
■救急医療ジャーナル
■事例から学ぶ災害医療、南江堂、東京 ■ナースデータ
■名古屋空港における中華航空機事故と医師会活動
■日本歯科医師会雑誌
■浜松救急医学会誌
■藤田学園医学会誌
■プレホスピタル・ケア
(愛知県医師会、長苗印刷、名古屋、1994)
PART I 名古屋空港事故と医療救護活動
Abstract:中華航空エアバス墜落炎上事故による40歳男のパーサーの剖検例を経験した.頭胸腔内損傷が致命的であり脳幹部が断裂,前・中頭蓋冠骨折による前頭葉下面・脳幹部・小脳下面の挫滅があり,小脳は離断していた.胸腔内損傷にては胸壁への外力による多発肋骨骨折の結果である胸壁動揺が認められ,胸部の連続性が失われていた.胸郭を圧迫する外力作用による心臓損傷であり,心筋挫滅,離断,清水圧性破裂と3型の損傷が重複した形であった.
ウェブ担当者までご意見や情報をお寄せ下さい。