第111回
2015年7月17日

10月施行の厚生労働省「医療事故調査制度」について

日暮里 上宮病院 院長
佐貫榮一先生

”医療を少しでも安全なシステムに改善していく努力が必要”

これには医療安全全国共同行動は「医療事故は必ず起こる」と心得て発生した医療事故から学ぶ姿勢と潜在的リスクを把握して「同じ事故を繰り返さない」努力を継続することと存じます。

此れには医療システムの問題点を明らかにしての対策は医療事故が起きにくい院内の整備・制度化であります。

将来の対象は死亡事故に限らず全ての医療事故が対象となるのでしょうか?
この時に普遍性・保存性・客観性が問われますが容易なことではありません。
此の為には画像診断が益々重要となると存じます。
この面で何かお役にたてられましたら嬉しいです。

今後とも1000字提言などにて「ほうれんそう」は、報告習慣・連絡、情報の共有化を進め、皆様のご意見は医療安全調査機構の機能強化・新制度施行による異常死を認めた場合の警察への届け出義務を定めた医師法21条の運用など当1000字提言などでご教示頂きたく存じます。