経営者必見!ニッポンの長時間労働をなくす「5つのおもしろアイデア」

長時間労働をどうなくすかが議論されています。

東京大学大学院の受講生たちが、思わず長時間労働をしたくなくなってしまう、ユニークだけど、無理なくできそうな5つのアイデアを提案してくれました!

経営者の皆さん、必見です!

印刷用ファイルはこちら→ニッポンの長時間労働をなくす5つのアイデア.pdf

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ニッポンの長時間労働をなくそう!
東大生が考えた 自然と「残業したくなくなる」 5つのアイデア

アイデアその1 残業しないとオトク 「ノー残業手当」

アイデアその2 冷静なうちに決めてしまう 「初出勤日に決める年間有給取得計画」

アイデアその3 みんながやっているとやりたくなる 「みんなのリアルタイム退社モニター」

アイデアその4 お知らせしましょう 「残業時に鳴り響くアラーム」

アイデアその5 だらだら会議はおしまい 「時間制限のある会議設定システム」

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よりよい「連携」づくりに役立つ4つの方法リーフレット公開

地域包括ケアの推進において不可欠な部署間連携。連携には顔を合わせた話し合いの場がつきものです。初めて会う、専門もまるで違う人びと円滑にアイデアを共有したり、アイデア出しを行うのにやくだつ「4つの方法」を紹介するリーフレットです。熊本大学の河村洋子先生の作成です。

河村 小さな工夫でコミュニケーションの質を高めよう.pdf

「健康・介護施策における部署間連携のためのアクションチェックリストv1.1」

昨年度の研究事業で作成した「健康・介護施策における部署間連携のためのアクションチェックリストv1.1」を掲載します。

様々な部署や団体と連携を進めるときに、その必要性や優先順位付けを判断するために役立つチェックリストです。作成は産業医科大学宇野藤野義久准教授です。

藤野et al  アクションチェックリスト 2016.pdf

健康格差算出ソフトHD*Calcの日本語説明ファイル

米国国立がん研究所が無料で公開している健康格差のモニタリングのためのソフトウェア:Health Disparity calculator (HD*Calc)を使うための説明書を添付します(作成:長谷田真帆氏)

長谷田 HDCalc使い方.pdf

ソーシャルキャピタルの評価指標(2016年11月5日更新)

これまで主な公衆衛生関係の調査で使用されてきたソーシャルキャピタル指標を紹介します。ほかにもご存知の方がいたら掲載しますのでご連絡ください!

  1. 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野のホームページで、「ソーシャル・キャピタル質問項目お勧め版」(研究者・自治体担当者向け)が公開されています。
    (リンク:http://www.unit-gp.jp/eisei/wp/?cat=53
  2. 日本老年学的評価研究(JAGES)版ソーシャル・キャピタル測定尺度(version 3.0)
    市民参加(civic participation)・社会的凝集性(social cohesion)・互助性(reciprocity)の3つの構成要素を、11の質問で測定します。個人単位での回答を集団単位で集計することで評価します。ここから説明文書をダウンロードできます: 斎藤 et al. JAGES SC指標 ver 3.0.pdf

健康格差の評価のための社会背景調査項目

自治体等で健康格差の評価を行う際には、所得や学歴など、個人の社会背景についての情報を入手する必要があります。

これまで国内の主な公衆衛生関係の調査や政府による調査において使われている項目を紹介します。

今後、以下の情報について随時追加していきます。

  • 所得
  • 学歴
  • 職業
  • 年金種別
  • 生活保護等の給付状況

人のつながりと健康

家族・親戚・ご近所・職場・友人・学校の先生・・・ときどき「煩わしいな」と思うこともある「人間関係」。でも、これ無しには私たちヒトは生きることができません。人類は、助け合い、分かち合いながら進化してきた動物です。あなたを取り巻く人間のつながりのことを「社会的ネットワーク」と言います。社会的ネットワークが豊かな人(より多くの人と頻繁に交流する人)ほど、所得や性別、住んでいる地域に関わらず長生きすることが、大規模な追跡疫学調査によりわかっています。

なぜ人とのつながりが体によいのでしょうか?

理由その1つながりから「支援」が得られる

まず、人とつながっていることで、困ったときに支援を得ることができますネットワークを通じた具体的な助け合いを「社会サポート」と呼びます。社会サポートには、以下の様な者があり、いずれのサポートでも、適度なサポートを受けている人のほうがその後病気になりにくく、長生きしていることを証明した研究がたくさん報告されています。

1. 困ったときの手助け:手段的サポート
足を怪我して買い物に行けない、風邪ひどくなって病院に行きたい・・・こんなときは、代わりに買い物に行ってくれたり、病院に連れて行ってくれたりする人が必要ですね。反対にこのようなサポートが得られなければ、怪我がよくなるまでの間あり合わせのかん詰などで食事を済ませてしまったり、受診が遅れてかぜをこじらせてしまったりするかもしれません。

2. つらいとき、悲しいときの寄り添い:情緒サポート
親友とけんかしたり、災害に遭ってうちひしがれてしまったり・・・つらいときに、一人悩み続けるほど苦しいことはありません。寄り添ってくれたり、話を聞いてくれたり、励ましてくれる人が必要です。このように情緒・心の面でのサポートを「情緒サポート」といいます。

3. 役立つ情報のやりとり:情報サポート

からだの調子が悪かったり、健康のことで気になることがあるとき、知り合いに信頼できる、詳しい人がいてくれると助かりますね。有用な情報をくれるからです。健康維持づくりに役立つ情報をくれる人がいる人のほうが、健康な生活習慣を送りやすいでしょう。

理由その2つながりが豊かな地域や社会から得られる恩恵

顔の見えるような付き合いや活動がたくさんあるような地域には、助け合うためのルール(互酬性の規範)や人々同士の信頼関係が豊かに作られていることがあります。そのような地域に住んでいると、個々人の人間関係の豊かさとは無関係に、地域から様々な恩恵を受けることで健康な生活を送ることができます。

たとえば、そのような地域では、未成年が喫煙や飲酒をしようとするのはしっかり注意してくれる大人が多いかもしれません。また、皆で防犯活動を行うことで治安が保たれ、夜もあんぜんのにジョギングや散歩ができ、そのために運動習慣を維持できる人が増える化もしれません。決めごとがスムーズになることで、地域や社会の財源(税金など)を有効に使用することができます。地域の祭りを通じた世代間の交流が増えて、社会サポートを受けられる機会が増える化もしれません。

このような、社会の結束をはぐくむような仕組みや地域の資源のことを「ソーシャル・キャピタル」といいます。ソーシャル・キャピタルが高い地域に住んでいると、その環境から様々な恩恵が得られます。たとえば、あまり社交的でない人でも、治安の良さの恩恵を受けられることで、健康にメリットがあります。