花もまいらせす
- 雑事
- by shenquzhai
- 2007/10/17
……蕪村「北壽老仙をいたむ」より
我庵の あみた仏 ともし火も ものせす
花も まいらせす すこすこと 彳める 今宵は
ことにたうとき
……休息している閑な時間
……蕪村「北壽老仙をいたむ」より
我庵の あみた仏 ともし火も ものせす
花も まいらせす すこすこと 彳める 今宵は
ことにたうとき
「大臣が判子を押すか押さないかが議論になるのが良いことと思えない。大臣に責任を押っかぶせるような形ではなく執行の規定が自動的に進むような方法がないのかと思う。」
「死刑を受けるべき人間は執行されないといけないが、誰だって判子をついて死刑を執行したいと思わない。」なんで,これが政治的失言として問題にならないんだろう。上の者は懐手で,つらい仕事は下の者におっかぶせるという典型じゃないか。現実に執行しなきゃならない人がいることに気付いているのかね。ベルトコンベヤーでことは進んだりしませんよ。


杜甫「倦夜」詩そもそも稀星なんてそんなに良い名前ですかね。まあ,このみの問題ですからとやかくいうこともないんですが。
竹涼侵臥内 野月滿庭隅 重露成涓滴 稀星乍有無
暗飛螢自照 水宿鳥相呼 萬事干戈裏 空悲清夜徂
酒旗というと,晩唐の杜牧の「水村山郭酒旗の風」のイメージ,あるいは明末の小説『水滸伝』の挿絵の知識で,竹竿のさきにくくりつけられた燕尾の麻布が風に翩翻,と思いこんでいたけれど,北宋の張択瑞が開封を題材に描いたとされる『清明上河図』を見るとちょっと違うようだ。巻末付近にある孫☐正店とか虹橋のたもとの十干脚店とか,店の規模による違いかとも思ったが,初めの方の小さな店の酒旗も同じようなので,やっぱりこれは(描かれた)時代差か,地域差それも場面のではなくて,描いた人の地域差なのだろう。