会則,規則

レジデントプログラム規程







第1条 目的
 日本実験動物医学専門医協会はレジデントプログラム制度を設け、実験動物医学専門医を受験する獣医師にトレーニングの機会を付与し、受験者の実験動物医学の知識と技術の向上を目指す。

第2条 プログラムの認定
 1 プログラム認定の基準
 (1) プログラムは下記のいずれかの機関の認証あるいは検証を受けた動物実験実施機関で行われなければならない。
   AAALAC International
   公益社団法人 日本実験動物学会
   一般財団法人 日本医薬情報センター
   公益社団法人 日本実験動物協会
 (2) プログラムは日本実験動物医学専門医の資格を持つ獣医師の指導のもとで行われなければならない。
 (3) プログラムは下記の3つの研修対象動物種について認定される。認定には研修が可能な匹数を飼育していなければならない。
   I 小動物(マウス、ラット、モルモット、ウサギのいずれかを含む)
   II 中動物(イヌ、ブタのいずれかを含む)
   III サル類(マカクザル、マーモセットのいずれかを含む)
 (4) プログラムには下記の必須研修項目を含まなければならない。
   国内(及びEUあるいは米国)の動物実験に関わる法律、指針等
   対象となる動物種の疾病・傷害についての座学及び実地研修
   対象となる動物種の日々の健康管理
   動物実験計画書の審査あるいはプレレビュー
 (5) 複数の異なる研究機関合同でプログラムを構成することもできる。
 (6) プログラムが認定された研究機関は認定されていることを公表することができる。
 2 プログラム認定の審査
 プログラム認定の審査はレジデントプログラム委員会で行い、理事会の承認をもって認定が決定される。

第3条 プログラムの申請
 所定のレジデントプログラム申請書を12月末日までに日本実験動物医学専門医協会に提出する。

第4条 有効期間、更新、変更
 1 プログラムの有効期間は認定後5年とする。
 2 有効期間終了後さらに認定を受ける場合は、有効期間終了前に更新をしなければならない。
3 プログラムに変更が生じた時は、直ちに変更届を提出し、審査を受けなければならない。

第5条 審査料及び認定料
 無料とする。

第6条 改正
 本規程の改廃は理事会の議決による。

附則
 この規程は令和3年9月10日から施行する。

2021年10月13日記載。