第151回
2024年05月01日

Ai 認定施設等管理規程案について

Ai学会理事長
亀田総合病院救命救急科
伊藤憲佐 先生

 この度、理事会で討議の上、定款第28, 29 条で定められていたAi 認定施設の規定を改正することにしました。さらに、細則としてAi 認定施設等管理規程を導入いたします。
 現在、Ai 学会では施設の認定を行い、一覧をホームページに掲載しております。2008 年に私が入会した時にはすでに存在していました。

 認定施設を定めた当初の目的は以下のとおりでした。
 1. 認定された施設で適切にAi が運用されていることを提示すること。
 2. 医療機関以外からのAi 撮影の希望に応えるため実施されている施設を紹介すること。
 3. また、これらの施設から年間のAi 実施件数を集計することで国内で行われている件数を推計すること。
 しかし、件数の推計については実施に至らず、また認定後は更新などがされていませんでした。

 今回の改正のポイントは以下のとおりです。
 1. Ai 撮影参加施設を新規に設ける。
 2. 適切にAi撮影・読影、管理されている施設を認定する。
 3. Ai 撮影参加施設、Ai 認定施設は3 年ごとに更新とし、その際に実施状況の報告を行う。
 4. Ai 認定施設管理委員会を設置し、これらの管理を行う。
 理事会での承認の上、樋口清孝 理事に委員長と管理規程案の作成をお願いいたしました。

 8 月の第22 回学術大会に合わせて開催される総会で決議された後、Ai認定施設の規定を変更いたします。
 会員の皆様にはご協力のほど、よろしくお願いいたします。

・参考:オートプシー・イメージング認定施設等管理規程案
 https://plaza.umin.ac.jp/~ai-ai/about/agreement2.php