2007年11月号 / 2008年1月号 / 最新号

こだまの世界

2007年12月号

Christ! You know it ain't easy, you know how hard it can be.
The way things are going, they're gonna crucify me.

---The Beatles, `The Ballad of John & Yoko'

ヨーロッパでは、生まれる児を堕胎することはあるにはあるが、滅多にない。 日本ではきわめて普通のことで、二十回も堕した女性があるほどである。

ヨーロッパでは嬰児が生まれてから殺されるということは滅多に、というより ほとんど全くない。日本の女性は、育てていくことができないと思うと、みん な喉の上に足をのせて殺してしまう。

---ルイス・フロイス『ヨーロッパ文化と日本文化』

And so these men of Hindustan
Disputed loud and long,
Each in his own opinion
Exceeding stiff and strong,
Though each was partly in the right
And all were in the wrong.

---John Godfrey Saxe, `The Blindmen and the Elephant'

私たちはどういう角度から、どういう点に注意してミルを読むべきでしょうか。 私は(……)、ミルがヨーロッパの近代思想を勉強する日本の青年にあたえたア ドヴァイスを想起いたします。ミルはそこで、スミスやモンテスキューなど、 複数の思想家の名前をあげております。それにはある特定の思想家だけにかた よらぬ多面的な物の見方を持つようにとの示唆がこめられているのかもしれま せん。私もまた、ミルの思想を理解するためにも、ミルだけに視野を限定せず、 ミルと同時代人のなかから、むしろミルと思想傾向を異にする人物をえらび出 し、その人物との対比を通じてミルを追究する方法がよいのではないかと思い ます。私自身はその人物としてマルクスをえらび、これまでマルクスとの対比 においてミルを見てまいりました。

---杉原四郎『J.S.ミルと現代』

Universities are not intended to teach the knowledge required to fit men for some special mode of gaining their livelihood. Their object is not to make skilful lawyers, or physicians, or engineers, but capable and cultivated human beings.

---J.S. Mill


主な話題


01/Dec/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼すぎ

朝、ゴミ出ししたあと、二度寝。お昼前に起きる。シャワーを浴びて、 お昼はパスタ。『現代用語の基礎知識2008』の見本が届く。

「学部の壁をぶっこわせ」。小さな研究所を作ることでも、 一定の学際的空間を作ることはできる。 しかし、総合大学における学際性を言うなら、 学部の壁を壊す必要がある。現在の「総合大学」は、 学部同士の緩い連合体というか連邦国家のようなものだから、 本当の学際的な空間にするには、どうにかして学部制度を改変する必要がある。 のかもしれない。メモ。

真夜中

昼下がりに自宅を出て、神保町に移動。 喫茶店に籠もって合評会の本を急いで読む。 考えさせられることが多く、たいへんおもしろい。

夕方、某研究会に出席。少しコメント。たいへん勉強になる。

飲み会には出ないつもりだったが、遠方から某氏が来ていたこともあり、 付き合うことに。ビールを飲みながらいろいろ話を伺う。

一次会終了後、帰宅。昨日、某新聞社に送ったファイルが全然違うもの だったことがわかり、急いで正しい方のファイルを送る。先日も同じ誤ちを 犯したところだったので、深く反省すべし。 ファイル名を工夫するなど、重々気をつけること。

金のかかる教育を何年も受け
本と希望は車一台分にもなった
シェークスピアの専門家ってのはちょっとしたもんさ
けど、世の中は思ってたほど学者を必要としてないんだ

---Jamie Cullum, Twentysomething

日本のポスドク問題にも当てはまる歌詞だな…。

真夜中2

新聞。

先月は黒字だったので、日本赤十字社に少し寄付(日赤に寄付するのは初めて。 ネットでクレジットカード決済できるようになっていたので)。

高田馬場に行くためのタクシー代がバカにならない(往復で4000円弱)。 なるべく電車かバスで行くこと。


02/Dec/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

日曜日にしては比較的早起き。

朝食後、コーヒーを飲みながら『現代用語の基礎知識2008』を読んだり、 朝刊を読んだりしていると、あっという間にお昼前になる。

夜中

お昼すぎに某妻と自転車で外出し、白山の某ハンバーガー屋で昼食。 フィッシュアンドチップスが食べられる店。

いったん帰宅したあと、巣鴨のマンガ喫茶に行く途中、 散歩がてら六義園に寄る。 が、入口に行くとずいぶん混んでいたので(みんな考えることは同じだ)、 六義園の周りを歩いてから巣鴨に行き、 日が暮れるまでマンガ喫茶で過ごす。

帰宅後、ひさしぶりにカレーを作る。 帰る途中に酒屋で買った薩摩宝山も少し飲む。

真夜中

夜中、眠いので少し仮眠。それから少し以前のガーディアンを読む (なかなか追いつかない)。

メモ。「生命倫理学」はもう30代。ある種の社会運動として始まり、 若いころは反権力だったが、今では社会(「権力」)に受け入れられ、 エスタブリッシュメントとなった(日本でも、今やT大医学部にまで進出している!)。 当然、反権力・反体制派の人々には「自己批判せよっ」と批判される。 (Jonsenの`Why has bioethics become so boring?'も参照せよ) 上の説明はカリカチュアだが、 現今の「生命倫理学」に対する批判や不満はある程度当たっていて、 少なくとも日本の生命倫理学は新しくなる必要がある。 今や、New LabourならぬNew Bioethicsが必要なのだ。とかいって。


03/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

なんとか起きる。シャワー、朝食のあと、コーヒーを飲みながら朝刊を読む。

それから大学へ。雨が少し降り出す。定時出勤(少し早目)。

お昼前

出勤前に作ったTo Doのメモを見ながら、一つずつ雑用を処理中。

真夜中

お昼は某氏と。翻訳について相談など。

お昼すぎ、某相談。いろいろ。

昼下がり、本三の某スタバで同僚の某氏と某相談。白髪を発見され、 「こだまさんも年を取りましたね…」と言われる。 ふん、○○さんだって髪を染めてるくせに… :-)

夕方、某氏から先日のiPS細胞の拙稿にコメントをいただいたので、 コメントを反映させて手直しする作業。勉強になる。

夜、プールで30分ほど。クロールとへたっぴ背泳。 少し遅目に帰宅して夕食。

夕食後、思いがけぬ方から送っていただいた『まこという名の不思議顔の猫』 を某妻と一緒に読み、楽しむ。某妻がいたく気に入ったようで、 しばらく猫を飼いたそうにしていた。いずれにせよ、ありがとうございました。

夜中、勉強するつもりで机に向かったが、メールのやりとりをしたり 夕刊を読んだりしているとあっという間に寝る時間に。今日はTo Doを作って けっこう捗ったが、残りは明日に回そう。こうやってノルマ地獄になるわけだ…。


04/Dec/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

よく寝て起きる。シャワー、朝食。快晴。

さて、昨日はよい一日だったが、今日はどうなるかな。

真夜中

今日のこと。


05/Dec/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

定時起床。今日は冷える。

ゴミ出し、シャワー、朝食。

朝、新聞を読んでから大学へ。定時出勤(on time)。

午前中は某研究会。お昼は再びiPS細胞について某院生と勉強。

昼下がり、急いで非常勤の準備を済ませて飯田橋へ移動。 生活習慣病と老人保健法。ちょっと準備不足。

夕方、研究室に戻ってきてさらにiPS細胞について勉強。 なんかひさしぶりによく勉強した気が…。

夜、インフルエンザの予防接種を受ける。 ジムに行こうと思っていたが、今日は安静にすること。

真夜中

夜に帰宅して、某妻と夕食。そのあと、 『映像の世紀』1920年代の米国の巻を見る。

食器を洗ったあと、二階の勉強部屋で夕刊を読んだり、 金曜日の講義の準備をしたり。もう寝よう。

某院生と一緒に、 「iPS細胞研究の倫理的問題について」という小文を書いてみた。 いろいろな方からコメントをいただいたことに感謝。 また、コメント歓迎します。

それにしても、11月20日ごろにiPS細胞の話がニュースになったので、 2週間以上かかっていることになる(最初の1週間ほどは何も考えていなかった)。 それに対して、アーサー・カプランはその日のうちに新聞記事を書いている。 本気でやるのなら、このぐらいを目指さないと意味がない。


06/Dec/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

なんとか起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食。

少し床拭きをしたあと、二階の勉強部屋でゆっくり朝刊を読む。 もう大学に行かねば。

そういえば、去年ぐらいからいくつかの事典に小さな項目を書いている (何を書いたかすっかり忘れたが)。 『現代用語』にも書いている。 ほとぼりが冷めたころに、ウェブ上でも見られるようにしておくか。

お昼前

朝、大学に行く前に某米屋に行き、「ひとめぼれ」を5キロ購入。 いつも7分搗きなのだが、今回は何も言わずにいたら10分搗きになる。 「7分搗きで」とお願いするのを忘れた自分のせいだと思ったのだが、 なぜかおわびにと絹豆腐をもらってしまう。感謝。

定時出勤(少し遅刻)。明日の講義の準備をしよう。

去年の今ごろからガスファンヒーターを使い出しているんだな。 今年の冬はなるべく電気代、ガス代を節約するようにしよう。

昼下がり

お昼は某ランチョンセミナー。子の福祉について。

お昼すぎ、ひさしぶりに少しシエスタ。

それから明日の授業の準備。

真夜中

夕方、某教授の授業の手伝い。

夜、ジムに行こうかと思ったが、インフルエンザの予防接種の影響か、 なんだか調子が悪い気がしたので、早目に帰宅し、夕食前に一睡する。

夕食後、明日の講義の準備。終わらない(いつも通りだ)。


07/Dec/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。シャツにアイロンをかけ、 布団を干してから、二階の勉強部屋で朝刊。

外の工事がうるさいが(裏の家が建替中)、ちょっと籠もって授業の準備をしよう。

真夜中

今日のこと。


08/Dec/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

朝、ゴミ出しして二度寝したが、比較的早起きして、シャワー、朝食。

朝刊を読んでから急いで大学へ。Y田講堂で開かれていた某研究会 (規模的には学会といった方が正確だろう)を冷やかしに行く。

某名誉教授が座長をしていたセッションがお昼すぎに終わったので、 研究室に寄ってから帰宅。それから某妻と歩いて窪町のあたりのイタメシ屋に行き、 昼食。ワインを飲んで少し酔っぱらう。

帰宅後、某区立図書館で予約していた本を受け取り、さらに巣鴨に行き、 マンガ喫茶で一服。 しかし、筋肉痛その他で座っているのがつらくなってきたので、早々に帰宅。

夜2

夕刊を読んでから少し横になる。疲れていたらしく、泥のように寝る。 これから夕食。

真夜中

夕食。湯豆腐など。

夕食後、某妻がDVD屋で借りてきた『12モンキーズ』 を観る。よくできたSF映画。タイムトラベルとミステリー。

なんか体温が気になるので、夕食前に測ってみると36.6度。映画を観たあとに 測ってみると37.2度。葛根湯を飲んで早目に寝ることにしよう。


09/Dec/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

朝遅くに起きる。体調は大丈夫そうだが、朝食前に葛根湯を飲む。体温は36.3度。 両腕から胸にかけて筋肉痛。

朝食にシリアルを食べながら、ゆっくり朝刊を読む。

夜中

お昼、シャワーを浴びてからいろいろお使いに行く。 お昼すぎに少し遅目の昼食。それからガーディアンウィークリーを読む。

昼下がり、少し仮眠。夕方、神保町の某学士会館で某研究会に参加。 某名誉教授のお姉さん(薬剤師)のお話を楽しく伺う。

夜、帰宅して夕食。それからモンティパイソンを少し見る。

夜中、少し新聞。明日の勉強会の準備をしなければ。

真夜中

ちょっと勉強する。


10/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

なんとか起きる。 シャワー、朝食。 昨日からコーヒー豆が新しくなった(某妻お気に入りのCafe du Mondeの チコリ入りのもの)のだが、濃すぎたり、薄すぎたりと、 今ひとつ量がうまく決まらない。明日こそはおいしいコーヒーを作ろう。

そういえば、今年は換気がきちんとなされているのか、 まだ結露していない。

左腕上腕部がまだ筋肉痛。

某期末手当の日。感謝。

お昼前

今日は新聞休刊日のため、 二階の勉強部屋でガーディアンを少し読んでから大学へ。 定時出勤(だいぶ遅刻)。

寒くなったので、今日からダウンジャケットを着ることに。 なんか首のあたりが凝っている。

お昼すぎ

午前中は雑用。届いた本を少し読んだり。

公務員に冬のボーナス支給、国も地方もアップ」だそうだ(日経新聞)。 ところで、なぜ給料が上がった場合は「公務員値上げ」 とは言わないんだろう? 結局のところ、人件費が上がるわけだから、サービスに対価を払う側から見れば、 ガソリンや食品と一緒で、値上げになる。 だったら「値上げ」と書けばよさそうなものだが。

「それはね、こだまくん、君にはまだわからないだろうが、 人間には尊厳が備わっているからだよ」

夕方

あれ、いつのまにか日が暮れている。

お昼すぎから某勉強会の準備。某院生の指導も少し。

真夜中

夜、某政治哲学研究会。二時間みっちり勉強。

そのあと、本三の某大衆居酒屋で飲む。ビール、日本酒、梅酒。酔っぱらう。 真夜中に帰宅。某妻も相当酔っぱらった模様。

今日は早目に寝よう。


11/Dec/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか起きる。シャワー、朝食、朝刊。

眠い。お腹の調子も少し悪い。

某妻が引越してきてから、今日でちょうど一年経ったようだ。

真夜中

今日のこと。

真夜中2

睡眠は大切だ。というわけで、今日はもう営業終了。


12/Dec/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼すぎ

朝、いつも通りゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊のルーチンを済ませて、 地下鉄で大学へ。定時出勤(少し遅刻)。

午前中は某研究会。この研究会はこれで年内は終了。

眠い。

真夜中

今日のこと。


13/Dec/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

朝、定時に起きてゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。雨。

どうにも眠いので、大学に行く前に少し二度寝する。ちょっと調子が悪い。 今日は体力を温存するように心掛けよう。

真夜中

今日のこと。


14/Dec/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

今日のこと。

朝、起きてシャワー、朝食のあと、お昼前までひたすら非常勤の準備。

お昼、大学に行き、資料をコピー。それから後楽園へ。

就活中の某後輩と会い、歩いて某出版社へ。 小一時間ほど某氏のお話を聞く。感謝。

バスに乗って某高田馬場に移動。非常勤。

無事に終わったと思ってホッとしていると、某氏に声をかけられる。 講義を聞いていたそうだ。恥ずかしくて舌を噛んで死にたくなる。

が、思い留まって、一緒に某ホテルの喫茶店へ。しばらくいろいろ相談。

それからタクシーで本郷に戻り、某相談。いろいろ。

夜、某後輩も含め、本三の居酒屋で歓談。ビールと焼酎と日本酒。

真夜中に帰宅。夕食には帰ると約束していたため、 某妻にずいぶん迷惑をかけてしまった。すみません。


15/Dec/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼すぎ

朝、ゴミ出しのために一度起きたあと、二度寝。よく寝る。

お昼前に起きて、シャワー、シリアル、昨日の新聞と今日の新聞。

真夜中

今日のこと。

昼下がり、巣鴨で某後輩と某氏と会い、某喫茶店でいろいろ相談。 勉強になる。

そのあと、自宅で一服したあと、某妻と某後輩と三人で歩いて春日へ。 某イタメシ屋で、忘年会。ひたすらワインを飲んで酔っぱらう。歓談。 参加していただいた方々に感謝。

そのあと、さらに一杯だけ飲んでから、終電に乗って帰宅。


16/Dec/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼前

休日にしては少し早起き。シリアル、朝刊。 昨日買った「モカ・エチオピア・アグロインダストリー」という豆で飲んでみるが、 かなり薄いコーヒーができてしまった。失敗。

シャワー。今日は散髪に行かないと。

お昼すぎ、昼食をとってから散髪屋へ。眠かった。 自分は散髪屋が苦手であり、面倒だと思っていることを再確認。 (ブログを見ると、知り合いの男性がみな「散髪に行かないと」と書いているので おもしろい。今日は散髪日和なのか)

帰宅してから夕方まで寝る。 それから某翻訳作業(そういう仕事ばかりやっている…)。

そういえば、昨日、自分より年下の某氏(女性)が、「わたしの主人は…」 という表現を使っていたので、少し驚いた。「主人の対義語は奴隷では」 と思わず言いそうになったが、思い留まった。 家父長制の名残の表現の気がするのだが、別に気にすることもないんだろうか。

「こっ、この偽善者が。 そんな風に常識人ぶって古き良き日本語の言葉狩りするよりも、 某妻に家事を任せきりの自分の態度を自己批判してみたらどうなんだ」

「す、すみません。家事やります…」

夜2

夜、コーヒーを飲みながら、某翻訳作業。一応終了。 そのあと夕食。

面倒だが、義務感からクリスマスカードを書くべし。

真夜中

クリスマスカードを3通ほど書いたあと、某妻と30分弱ジョギングに行く。 最初は北風が寒くて死ぬかと思ったが、 最後の方は体も温まってなんとかなった。

そのあと、ワーキングプアについてのNHKスペシャルを見て、 げっそりしてから風呂に入る。 来年の政治哲学研究会のテーマはこれ関連かなあ。

真夜中、しばらくガーディアンウィークリーを読む。 湯冷めしないうちに寝よう。


17/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

快晴。よく寝て起きる。やはり風呂に入った方がよく眠れるし、 肩こりもましになるようだ。

今日は終日研究会の予定。

朝2

朝食後、朝刊を読んでから大学へ。定時出勤。

真夜中

今日のこと。


18/Dec/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

夜中

今日のこと。

真夜中

勉強するつもりが、新聞を読んでいたらあっという間に寝る時間になる。 人生は短い。


19/Dec/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

なんとか起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食。 そのあと、二階の勉強部屋で朝刊。ついゆっくりしてしまう。

非常勤の準備をしないとまずい。

真夜中

今日のこと。


20/Dec/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

今日は早起きして大学へ。 朝から夕方まで、予防接種に関する某国際コンファランスに参加。 日本人や外国人の報告を聞きながら、よく寝てしまう。 何にも発言しないのはまずいので、最後に一つだけ質問する。疲れた。

夜、本三の居酒屋で懇親会。ビール。同僚たちと簡単に二次会をやってから帰宅。 新聞を読む。

明日も早いので、とっとと寝よう。


21/Dec/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

夜中

今日のこと。


22/Dec/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

今日のこと。


23/Dec/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

お昼前に起き、シリアルを食べながら、朝刊をゆっくり読む。 どうも風邪を引きそうなので、朝食前に葛根湯を飲んでおく。

それからシャワー。ちょっと仕事しよう。

夕方

お昼すぎに昼食をとったあと、某査読の仕事。勉強になった。

真夜中

夕方、某妻と散歩ついでに巣鴨駅に行き、京都行きの新幹線の切符を購入する。 そのついでに漫画喫茶にも行き、2時間ほどchill outする。

夜、帰宅途中にクリーニング屋で昨日預けたスーツなどを受け取る。 ついでに某喫茶店にも寄り、コーヒー豆を購入。 こないだのモカもおいしかったが、 次はガテマラ・フィンカ・オーロラ。

そのあと、夕食にカレーを食べ、 某妻がDVD屋で借りてきた『パイレーツ・オブ・カリビアン1』 を観る。オレは一度見ていたが、 某妻は初めてで、かなり楽しんでいた。少し長いが、楽しめる映画。 やはりルールとかガイダンスとかルールの例外とかいうことについて考えさせられた。

う、勉強しないとまずい。しかし、もう眠い…。


24/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

昼下がり

お昼前に起きる。シリアル、朝刊、シャワー。

お昼ごろに大学へ。 某氏とラーメンを食べる。 某スタバでコーヒーを飲みながら終末期医療について少し意見交換。

夕方

しばらくまじめに勉強。つかれる。

研究室で論文を書いていたらストレスがたまってきたので(だから逃避するんだよな)、 早目に切り上げて帰宅。ガーディアンを読んだり、新書を読んだり。 もっと勉強しなければ。

真夜中

夜、某妻と夕食。ワイン。そのあと、 クリスマスらしく『ラブ・アクチュアリー』を観る。

真夜中、某妻の監督のもと、年賀状の宛名印刷をする。もう寝ないと。


25/Dec/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

朝、定時に起き、シャワー、朝食。 某妻からセーターをもらう。さんくす。

定時出勤(少し早目)。大学に来てから新聞。勉強しないと。

真夜中

今日のこと。


26/Dec/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今日のこと。


27/Dec/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

よく寝る。シャワー、ホテルの朝食。

朝、ホテルをチェックアウトしてから某妻と一緒にタクシーで某大学へ。 午前中の報告を聞く。ウォルツァー。 某後輩に実践哲学研究の賛助会費を払うのと引き換えに、 最新号(ニューロエシックス特集号)を5部譲ってもらう。

お昼、某倫理学研究室な人々と喫茶店で昼食。

午後の研究会も出るつもりだったが、 明日の某仕事の準備もあり、早目に帰京することに。

バスで京都駅に行き、喫茶店でしばらく某修論にコメントを付けてから、 おみやげを買って新幹線に乗る。新幹線でもしばらく某修論にコメントを付けたり、 某博論を読んだりしていると、珍しく寝られず。

名古屋を過ぎてから東京駅に着くまで、年賀状に一文書く作業。 小学生より下手な、ミミズのはったような字の年賀状が一部の人々に届きますが、 それは新幹線が揺れたからであって、わたしのせいではないです。

東京中央郵便局で年賀状を出そうと思ったが、間違えて日本橋口に出てしまい、 某妻に「郵便局からは一番遠い出口に出ましたね」と厭味を言われる。

中央郵便局は諦めて、地下鉄で帰宅。千石の某区立図書館で本を受け取ったあと、 一旦帰宅し、豆腐屋で豆腐を買い、近くの郵便局で年賀状を投函する。

真夜中

夜、夕食をとったあと、二階の勉強部屋でたまっていた新聞を読んだり、 地域雑誌『谷中・根津・千駄木』について勉強したり。 そんなことをしているとすっかり遅くなってしまい、 明日の準備があまり進まず。まずい。


28/Dec/2007 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、普通に起きて、ゴミ出し、朝食。

それからお昼まで、二階の勉強部屋で某論文を読む作業。

お昼すぎにスーツに着替えて、タクシーで大学へ。 弁当を食べながら、30分ほど某院生の指導。

夕方、某試問。D論の審査は初めてだったせいか、自分でも驚くほど緊張する。 あまりに緊張して、発言途中、喉がつまって声が出なくなるほどだった。 恐るべし。人生にはまだまだ乗り越えるべき壁がある。

夜、某面談一件と、某相談一件。

すべて終了したあと、タクシーで急いで帰宅。 某氏来訪。夕食をとりつつ、いろいろ話す。 コーヒーを入れてみたり。

夜中、雨が激しくなる。

真夜中2

夜更しして新聞を読む。


29/Dec/2007 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜明け前に一度目覚めたので、ついでにゴミ出ししてから二度寝。 朝、少し遅目に起きる。ようやく雨は上がったようだ。

シャワーを浴びてからおかゆ。

そろそろ一年の反省をする時期だ。日記を読み返そう。

お昼前に家を出る。地下鉄に乗る前に財布を忘れたことに気付き、 走って取りに帰る。某妻と一緒に新宿三丁目へ。

某母親、某兄夫婦と一緒にカニ。一年分のカニを食べる。ごちそうさまでした。

そのあと、二人で某家具屋と某百貨店へ。 温度・湿度計と、新聞の切り抜きする用のマジックカッターというペーパーナイフ、 黒のカバンを購入。 某妻にもネックレスを買う(クリスマスプレゼントを買わなかったため)。

それから山手線で帰宅。歩いて帰る途中に某妻が東京新聞を購入。 帰宅してからしばらく新聞の読み比べをする。 夜、1時間弱仮眠。今日はお昼から眠かったが、おかげでようやく目が覚めた。

真夜中

夜、夕食。ビール飲む。

そのあと、『パイレーツ・オブ・カリビアン2』を観る。 映像やアクションは評価できるが、長いし、全体を通じたテーマが見えてこない (善人、悪人とは何かという話?)。 また、今ひとつ登場人物の性格がわからず、感情移入しにくい。 しかし、とにかく続きを明日観ることにしよう。

真夜中2

少し読書。

「日本の高等教育は博士の粗製濫造を行っている気がして仕方がないのだが、 まあみな近いうちにパノプティコンに入ってもらって社会的に有為な人材になっ てもらおう。`a mill for grinding rogues honest and idle men industrious'ならぬ、「できの悪い博士・ODを社会復帰させ、高学歴ワーキン グプアを社会的に有為な人材にする」。ははははは…」

「通報しますた」

(追記。「博士の粗製濫造」については2007年5月17日の記述も参照せよ)


30/Dec/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日のこと。


31/Dec/2007 (Monday/lundi/Montag)

お昼すぎ

大晦日。朝、少し遅めに起きる。シャワー、朝食。

家の門に松飾りを付ける。こんなことをやるのは初めてだ。

午前中は某院生の投稿論文の草稿と、某修論にコメントをつける作業。

少し遅目に昼食をとったあと、少し昼寝して、 それから某妻と一緒に家の掃除をする。

夕方、某妻と自転車で湯島神社に行き、某妻のいとこ二人と、 某妻のために学業札を買う。 それから不忍池の方からぐるっと回って帰宅。 某妻を疲弊させてしまう。帰りに東京新聞を買う。 帰宅してから一服。

某妻によると、松飾りは28日までに付けないといけないそうだ。

真夜中

夜、某氏来訪。三人で蕎麦屋に行き、蕎麦。

夜中、自宅で飲み喰いする。ワインと焼酎。気分が悪くなるまで食べる。

日付が変わるころに家を出て、歩いて白山神社に行く。 日付けが変わったころに到着。甘酒をもらう。おみくじを引くと、今年も吉。 「家庭: 邪まな愛は家を破り身を滅す。心身共に慎め」だそうだ。気をつけよう。

一年を振り返る

今年の抱負の評価

その他、「寝るなら出るな、出るなら寝るな」ぜんぜん守れず。 「今後10年は翻訳をしないこと」やはり守れず。


今年の主なニュース


今年最も貴重な経験だったのは、


今年の(わずかな)業績は、
こちらを見よ。

今年は人のために働いたので、あんまり個人的な業績はなかった (と言い訳をしてみる)。


おもしろかった本・論文は:

いろいろ歴史(近現代日本思想史)の本を読んで勉強になった。 来年もこの調子で自分探しを続けるつもり。


音楽、映画その他については:


重要なメモ。


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Sun Jun 1 13:57:28 JST 2008