履歴および業績一覧
履歴
児玉 聡 (こだま さとし)
京都大学博士(文学)
連絡先
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京都大学大学院文学研究科
倫理学専修
email: kodama[at]ethics.bun.kyoto-u.ac.jp
1974年2月25日生まれ (50歳)
- 1993年4月 京都大学文学部 入学
- 1997年3月 同上 哲学科倫理学専攻 卒業
- 1997年4月 京都大学大学院 文学研究科 修士課程
(思想文化学専攻倫理学専修) 入学
- 1999年3月 同上 修了
- 1999年4月 京都大学大学院 文学研究科 博士後期課程
(思想文化学専攻倫理学専修) 進学
- 1999年4月 日本学術振興会 特別研究員 (DC1)
- 2000年9月から2001年9月まで英国に渡航し、
ロンドン大学ユニヴァーシティ・コレッジにて研究。
- 2002年3月 京都大学大学院 文学研究科 博士後期課程 研究指導認定退学
- 2002年4月 日本学術振興会 特別研究員 (PD)
- 2003年1月 日本学術振興会 特別研究員 (SPD)
- 2003年10月 東京大学大学院医学系研究科
健康科学・看護学専攻 健康科学講座 医療倫理学 助手
- 2006年1月23日 学位授与 博士(文学)
- 2007年4月 東京大学大学院医学系研究科
公共健康医学専攻 医療倫理学分野 講師
- 2012年10月 京都大学大学院文学研究科
倫理学専修 准教授
- 2022年4月 京都大学大学院文学研究科 倫理学専修 教授
- 現在に至る
賞罰
- 平成23年度和辻賞受賞(日本倫理学会、2011年10月1日、『功利と直観』に対して)
- 平成23年度東京大学医学部Best Teachers Award受賞(2012年4月25日)
- 第四回政策分析ネットワーク賞(奨励賞、『功利主義入門』に対して)
(2014年9月6日)
客員研究員等
- Oxford Uehiro Centre for Practical Ethics, Visiting Fellow, 1 Apr 2019 - 31 Mar 2020.
- Brocher Foundation, Visiting Researcher, Sep. 3-29, 2017.
- Monash University Faculty of Arts Distinguished Visiting Scholar, Dec. 2-15, 2013.
非常勤講師
- 立命館大学 (倫理学、2002年4月-2003年3月)
- 高野山大学 (生命倫理学、2002年度前期)
- 立命館大学 (生命倫理学、2002年度後期)
- 京都女子大学 (英語、2002年度後期)
- 東京厚生年金看護専門学校 (公衆衛生学、2006年度後期、2007年度後期)
- 早稲田大学社会科学部 (バイオエシックス、2007年度後期)
- 京都大学文学部 (倫理学、2009年文学部集中講義)
- 千葉大学文学部 (倫理思想史、2011年度前期)
- 早稲田大学社会科学部 (バイオエシックス、2011年度後期)
- 早稲田大学社会科学部 (英書講読、2011年度後期)
- 東京大学大学院医学系研究科 (医療倫理学等、2013年〜)
- 立命館大学 (倫理学、2013年度前期、2014年度前期)
- 愛媛県立医療技術大学 (医療倫理学、2016年集中講義、2017年集中講義)
- 龍谷大学 (倫理学、2017年度前後期)
- 同志社大学 (倫理学、2017年度前後期)
- 同志社大学 (倫理学、2018年度前後期)
- 同志社大学 (倫理学、2020年度前後期)
所属学会
関西倫理学会(1999年9月1日-)、
日本公益(功利)主義学会(1999年8月1日-)、
日本イギリス哲学会(2000年4月1日-)、
日本生命倫理学会(2002年3月1日-)、
日本倫理学会(2002年9月1日-)、
日本応用哲学会(2013年4月18日-)
日本哲学会(2022年7月23日-)
社会活動
- 警視庁「万引きをしない・させない社会環境づくりと規範意識の醸成に関する調査研究委員会」(代表:坂井昭宏)委員(2009年)
- 特定非営利活動法人全国万引犯罪防止機構「万引に関する全国青少年意識調査」報告書作成(坂井昭宏、瀧川哲夫、奥田太郎と協力)(2011年-2014年)
- 少年非行問題に関する研究会代表(京都府警少年課と連携、2013年-2017年)
- 犯罪抑止対策調査研究会・性犯罪対策研究部会委員(京都府警、2014年-2015年)
- ストーカー事案再発防止研究会(京都府警、2016年-2017年)
- 警視庁子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会(警視庁、2016年-2017年)
- 京都大学附属病院医薬品等臨床研究審査委員会委員 (2013年- 2017年3月)
- 文部科学省科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会「疫学研究に関する倫理指針の見直しに関する専門委員会」委員(2013年-2014年)
- 北里研究所グローバル臨床研究中央倫理審査委員会委員(2013年11月-2017年3月)
- 理化学研究所神戸事業所研究倫理第一委員会委員(2014年12月-2016年3月)
- 三菱京都病院臨床倫理委員会委員(2016年12月-2018年11月末)
- 京都ストーカー総合対策ネットワーク会議(京都府警2018-)
- 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会WG 座長(厚労省2023-)
- 日本緩和医療学会 倫理委員会 外部委員・評価委員 (2024年8月1日-2026年7月31日)
業績一覧
著書
- 児玉聡『予防の倫理学』ミネルヴァ書房、2023年8月(四六判・340頁)
- 児玉聡 編集代表(佐藤恵子、竹之内沙弥香、松村由美 編集)『京大式 臨床倫理のトリセツ』金芳堂、2023年4月(B5判・198頁)
- 児玉聡『オックスフォード哲学者奇行』明石出版、2022年11月(四六判・368頁)
- 児玉聡『COVID-19の倫理学』ナカニシヤ出版、2022年7月(四六判・252頁)
- 児玉聡編著『タバコ吸ってもいいですか: 喫煙規制と自由の相剋』信山社、2020年10月(250頁)。
- 児玉聡『実践・倫理学』勁草書房、2020年2月(四六判・291頁)。
- 宇佐美誠, 児玉聡, 井上彰, 松元雅和編. 正義論:ベーシックスからフロンティアまで . 法律文化社, 2019年10月(294頁) (第3章「幸福を増大することが正義なのか」、第10章「死刑」、第11章「医療と健康」を執筆).
- Satoshi Kodama and Natutaka, Exploring Bioethics through Manga: Questions on the Meaning of "Life", Kagaku-Dojin, May 2018.
- 田中美穂・児玉聡、『終の選択--終末期医療を考える』、勁草書房、2017年12月 (四六判・316ページ)。
- 児玉聡・なつたか(マンガ)、『マンガで学ぶ生命倫理』、化学同人、2013年2月 (A5版・148ページ)。
- 児玉聡、『功利主義入門--はじめての倫理学』、ちくま新書、2012年7月 (新書判・224ページ)。
- 児玉聡、『功利と直観--英米倫理思想史入門』、勁草書房、2010年11月 (四六判・340ページ)。
- Akira Akabayashi, Satoshi Kodama, B.T. Slingsby, Biomedical Ethics in Asia: A Casebook for Multicultural Learners, McGraw-Hill Education (Asia), 139 pages, 2010.06.
論文
- 児玉聡「予防の倫理学合評会ーー応答」『豊田工業大学ディスカッション・ペーパー』31、2024, 42-54. (査読なし)
- 児玉聡「私的空間で喫煙する自由について」『TASC Monthly』No. 573, 2023(9),6-11頁. (査読なし)
- 児玉聡「道徳的進歩について--進歩トークの衰退と復興」『哲學』74, 2023, 22-30. (査読なし、招待論文)
- Ozeki-Hayashi, Reina, Futoshi Iwata, Satoshi Kodama, and Miho Tanaka, 'Guideline-Based Approach to End-of-Life Care Decisions in Japan: Practice, Regulation and the Place of Advance Directives', in Advance Directives Across Asia: A Comparative Socio-Legal Analysis, ed. by Daisy Cheung and Michael Dunn (Cambridge University Press, 2023), pp. 243-61 (査読あり)
- Kodama, Satoshi, 'Ethical Challenges of the COVID-19 Pandemic: A Japanese Perspective', Journal of Medical Internet Research, 25 (2023), e44820 (査読あり、招待論文)
- Kodama S, Campbell M, Tanaka M, et al. Understanding Japan's response to the COVID-19 pandemic. Journal of Medical Ethics 2022;48:173. (査読あり)
- 児玉聡「生命倫理と同調圧力」『生命倫理・生命法研究資料集VI』(2018〜2020年度 基盤研究(B)(一般)課題番号18H00606), pp. 91-107, 2021年10月. (査読なし)
- 児玉聡 (2021)「COVID-19パンデミックと公衆衛生倫理の三つの課題」『生命倫理』日本生命倫理学会, 31(1), 4-11. (査読なし、招待論文)
- 児玉聡 (2020) 「京都ALS患者「安楽死」事件 論点整理と日本にいま必要な議論」, 論座, 16 August. (査読なし)
- 児玉聡「多数派の専制生む自粛要請 公衆衛生政策の見直し必要」, 朝日ジャーナリズム, August 2020, pp. 74-81 (査読なし)
- 厚生労働科学研究費補助金. (2020). COVID-19 急性呼吸不全への人工呼吸管理とECMO管理 基本的考え方. 人工呼吸, 37, 124-29. (査読なし)
- Tanaka, Miho, Satoshi Kodama, Ilhak Lee, and Richard Huxtable. (2020) 'Forgoing life-sustaining treatment-a comparative analysis of regulations in Japan, Korea, Taiwan, and England', BMC Medical Ethics, 21(1), pp. 1-15. doi: 10.1186/s12910-020-00535-w.tanaka
- Tanaka, Miho, and Satoshi Kodama, 'Ethical Issues Around the Withdrawal of Dialysis Treatment in Japan', Asian Bioethics Review, 12(1), 2020, 51-57 (査読あり)
- 児玉聡. 医療資源の配分と倫理:透析療法の場合. 日本透析医会雑誌, 2020, 35(1);50-57. (査読なし)
- 児玉聡. 誰の幸福のために? ヒト胚のゲノム編集をめぐって. 世界思想, April 2020, 41-5. (査読なし)
- Kodama, Satoshi. "Bentham's Distinction between Law and Morality
and Its Contemporary Significance." Revue d'études Benthamiennes, 2019, pp. 1-12. 招待論文。
- 児玉聡. 「思考実験」とは何か -新科目「公共」でどう扱えばよいか-. 数研AGORA. 2019, no. 72, pp. 1-3. 査読なし。
- 児玉聡. ピーター・シンガーの援助義務論. α-Synodos. 2019.5, vol. 263.査読なし。
- 児玉聡、「公衆衛生における実践倫理--公衆衛生の倫理学とその諸課題」、『公衆衛生』(医学書院)、2019年3月、83(3):172-6、査読なし。
- 高島響子・児玉聡、「"正直"な医療事故対応を実現するために何が必要かーー米国CANDORプロセスの紹介」、『医療事故・紛争対応研究会誌』、2018年12月;12:1-7、査読あり。
- 児玉聡、「スペンサーの進化倫理学の検討」、『哲學研究』、603:39-58、2018年12月、査読なし。
- 児玉聡、「医療倫理の理論」(松村由美編『医療安全学』、メディカルレビュー社)、8-20頁、2018年7月、査読なし。
- 児玉聡、「ヒト胚へのゲノム編集--臨床利用の是非に関する論点整理」、『生命と倫理』(上智大学生命倫理研究所)、Vol. 5 (2018)、51-60頁、2018年3月31日、査読なし。
- 赤林朗・児玉聡編、『入門・倫理学』、勁草書房、2018年1月20日。
(第I部から第IV部の総論の他、第1章「倫理学の基礎」(13頁-25頁)、
第9章「反実在論・非認知主義」(177頁-193頁)を担当)
- 田中美穂, 児玉聡. スイスへの渡航自殺幇助がもたらす影響-英国を中心に-. 医療事故・紛争対応研究会誌. 2018; 11: 6-13.
- Nicol et al. Key challenges in bringing CRISPR-mediated somatic cell therapy into the clinic. (Comment) Genome Medicine, (2017) 9:85.
(26名中20番目の著者)
- 児玉聡、「生命倫理学の方法-公平性、障害、遺伝的親子関係の問題を題材に-」、山中伸弥監修・京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門編『科学知と人文知の接点--iPS細胞研究の倫理的課題を考える』、弘文堂、2017年10月6日、255-270頁。
- 児玉聡、「津波てんでんこと災害時における倫理」、若松良樹編『功利主義の逆襲』、ナカニシヤ出版、2017年8月31日、23-34頁。
- 児玉聡、「オンラインコースで届ける生命倫理学入門」(2016年応用哲学会シンポジウム「哲学は視覚イメージ化できるのか」)、CAP Vol. 8 (2016-2017), 5007-8, 2017年6月.
- 赤林朗編、『入門・医療倫理I 改訂版』、勁草書房、2017年2月20日。
(第1章「倫理学の基礎」(17頁-29頁)、
第15章「脳死と臓器移植」(289-309頁)、
第17章「医療資源の配分」(333-349頁)を担当)
- 田中美穂・児玉聡「人生の終わりを考える官民協働の取り組み--英国のDying Matters」(総説)、『医療事故・紛争対応研究会誌』10:1-7 (2016.10)。
- 児玉聡、「自由って本当に大事なの? --ミルの『自由論』」、直江清隆編『哲学トレーニング2』、岩波書店、2016年10月21日、150-8頁。
- Hiroaki ITAI, Akira INOUE, Satoshi KODAMA,
'Rethinking Nudge: Libertarian Paternalism and Classical Utilitarianism',
The Tocqueville Review/La Revue Tocqueville, Vol. 37(1), 81-98, 2016.
- 田中美穂・児玉聡、「川崎協同病院事件判決・決定に関する評釈の論点整理」、『生命倫理』、日本生命倫理学会、Vol. 26 (2016年9月)、107-114頁。
- 浅井篤・大北全俊編、『少子超高齢社会の「幸福」と「正義」: 倫理的に考える「医療の論点」』、日本看護協会出版会、2016年3月25日、(第15章「貧富の格差が進む日本で、医療および医療制度のあり方はどう変わるのだろうか?」124-134頁を執筆)。
- 前田正一・氏家良人編、『救急・集中治療における臨床倫理』、克誠堂出版、
2016年2月、(第一章「倫理学の基礎と医療倫理の四原則」1-12頁を執筆)。
- Satoshi Kodama, Yumi Matsumura, Takahiro Hattori, Keiko Sato,
'Clinical Perspectives from Japan' (Case Corner & Commentaries), Asian
Bioethics Review, Vol 7, No 4 (2015), pp. 410-412.
- 赤林朗・児玉聡編、『入門・医療倫理III』、勁草書房、2015年11月20日、
(第1章「公衆衛生倫理学とは何か」(11頁から24頁)、
第6章「公衆衛生政策の政治哲学的基礎」(115頁から119頁)、
第12章「健康格差」(井上まり子と共著、265-285頁))。
- Satoshi Kodama, `Tsunami-tendenko and morality in disasters', Journal of Medical Ethics, 2015;41:361-363 doi:10.1136/medethics-2012-100813.
- 児玉聡、「二十二世紀への提言--生命倫理の観点から」、『小日本』(坂の上の雲ミュージアム通信)、第23号、3-5頁、2015年秋号。
- 児玉聡、「倫理学の立場から、若年妊娠について考える」、『月刊地域保健』、46(9):21-25、2015年9月1日。
- 児玉聡、「法と倫理学」、井上達夫責任編集『法と哲学』、第一号、2015年6月、83-91頁。
- 児玉聡、「功利主義批判としての『善に対する正の優先』の検討」、大瀧雅之・宇野重規・加藤晋編『社会科学における善と正義』、東京大学出版会、2015年5月。
- 浦川邦夫・児玉聡、「第12章 健康の公平性と倫理」、川上憲人・橋本英樹・近藤尚己編『社会と健康』、東京大学出版会、2015年4月。
- 児玉聡、「生命倫理学(技術者倫理シリーズ)」、『技術士』、26(8): 16-19 (2014年8月1日)。
- 児玉聡、「医療の効率性と公平性(倫理面)」、『日本内科学会雑誌』、103(6): 1406-1410 (2014年6月10日)。
- 田中美穂、児玉聡、「英国の終末期医療における医療従事者の法的免責規定と日本国内の「尊厳死法」議論の問題点」、『医療事故・紛争対応研究会誌』8:32-43, 2014.6.
- 児玉聡、「「尊厳死法案」をめぐる議論の論点整理--「国民的議論」活性化の一助として」、SYNODOS、2014年6月18日。
- 児玉聡・田中美穂、「英国における終末期医療の議論と課題」、『理想』、692号、52-65頁、2014年3月5日。
- 伊吹友秀、児玉聡、「親には最善の子どもを産む義務があるか--PGDをめぐる一論争の批判的考察」、『生命倫理』、日本生命倫理学会、23(1):4-13 (2013年9月)。
- 田中美穂、児玉聡、藤田みさお、赤林朗、「イングランドの小児緩和ケアに関する法政策・統計データ・資金体制・提供される医療の現状」、『日本公衆衛生雑誌』、60(8):462-470 (2013年8月)。
- 児玉聡、「功利主義批判としての「善に対する正の優先」の検討」、『社会科学研究』、64(2):49-72 (2013年3月)。
- Satoshi Kodama, `Tsunami-tendenko and morality in disasters', Journal of Medical Ethics, (Online First, March 2013, doi:10.1136/medethics-2012-100813).
- 児玉聡、高島響子、「患者への情報開示と謝罪:アメリカ・イギリス・国内の取り組み」、『看護管理』、23(2):102-106 (2013年2月)。
- 高島響子、児玉聡、前田正一「患者への医療事故等の情報開示・謝罪に関する各国およびWHOの取り組み」、『医療事故・紛争対応研究会誌』 6: 19-31, 2012.10.
- 児玉聡、「功利主義と公衆衛生」、『法哲学年報2011』、有斐閣、7-22頁 (2012年10月)。
- 高島響子、児玉聡、「英国における自殺幇助をめぐる論争とスイスへの渡航幇助自殺--渡航医療が国内医療の法規制に及ぼす影響の一考察--」、『生命倫理』、日本生命倫理学会、22(1):75-85 (2012年9月)。
- 児玉聡、「臨床倫理において必要な倫理知識」(特集ICU, CCUにおける臨床倫理入門)、『ICUとCCU』、36(9):637-642 (2012年9月)。
- 齋藤信也、児玉聡、白岩健、下妻晃二郎、能登真一、後藤玲子、「医療資源配分とQALYに関する倫理的側面からの考察」(特集/ISPOR日本部会共同企画:医療経済評価に関する諸問題〜理論的・倫理的側面からの検討〜)、『薬剤疫学』、17(1):47-53 (2012年6月)。
- 宇野重規・井上彰・山崎望編、『実践する政治哲学』、ナカニシヤ出版、2012年3月30日(第1章「喫煙の自由とその限界」5-34頁を執筆)。
- 高島響子、児玉聡、「Medical Tourismが受入国の医療環境に及ぼす影響の論点整理」、『生命倫理』、日本生命倫理学会、21(1):111-18 (2011年9月)。
- Akabayashi A, Kodama S. Lessons from Japan's March 2011 Earthquake Regarding Dialysis Patients. Therapeutic Apheresis and Dialysis. 2011 Jun;15(3):334. (Letter)
- 中田亜希子・藤田みさお・児玉聡他、「医薬情報担当者(MR)の継続教育における倫理教育に関する現状調査」、『医薬品情報学』、12(2):61-68 (2010年11月)。
- Satoshi Kodama and Akira Akabayashi, "Neither a “person” nor a “thing”: The Controversy concerning the Moral and Legal Status of Human Embryos in Japan", in Benjamin J Capps and Alastair V Campbell eds., Contested Cells: Global Perspectives on the Stem Cell Debate, London: Imperial College Press, 2010.12:421-439.
- 児玉聡、「ハート・デブリン論争再考」、『社会と倫理』、24:181-91 (2010年10月)。
- 児玉聡・赤林朗、「やさしい生命倫理学講座(1)--生命倫理学とは何か」、
『Biophilia (ビオフィリア)』、20:48-50 (2009年12月)。
- 児玉聡、「百万人の死は、一人の死の何倍悪いか——道徳心理に関する近年の実証研究が功利主義に持つ含意」、『倫理学年報』、理想社、58: 247-259 (2009年3月)。
- 加藤尚武・草原克豪編、『「徳」の教育論』、芙蓉書房出版、2009年2月
(第4章「自分を大切にするとはどういうことか」101-116頁を島内明文と共同で執筆)。
- 前田正一編、『医療事故初期対応』、医学書院、2008年11月
(第6章「患者への説明・謝罪--英米の動向」79-87頁を執筆)。
- 千葉百子・松浦賢長・小林廉毅編、『コンパクト公衆衛生学第4版』、
朝倉書店、2008年10月(第16章「医療の倫理」116-121頁を執筆)。
- 児玉聡、「近年の米国における死の定義をめぐる論争」、『生命倫理』、日本生命倫理学会、
18(1):39-46 (2008年9月)。
- Akira Akabayashi, Satoshi Kodama, and Brian Taylor Slingsby,
`Is Asian Bioethics Really the Solution?',
Cambridge Quarterly of Healthcare Ethics,
(2008.5) 17:270-272.
- Misao Fujita, Satoshi Kodama & Akira Akabayashi,
`Ten Years After the Organ Transplantation Act: The Current Situation
in Japan', in The Newsletter of the International Association
of Bioethics (Mar 2008), 20:5.
- 伊吹友秀、児玉聡、「エンハンスメント概念の分析とその含意」、
『生命倫理』、日本生命倫理学会、17(1):47-55 (2007年9月)。
- 「デッド・ドナー・ルールの倫理学的検討」(研究ノート)、
『生命倫理』、日本生命倫理学会、17(1):183-189 (2007年9月)。
- 赤林朗編、『入門・医療倫理II』、勁草書房、2007年4月、
(「I 規範倫理学 総論」(9頁から15頁)、
「II メタ倫理学 総論」(71頁から79頁)、
第5章「反実在論・非認知主義」(97-112頁))
- 「公衆衛生の倫理学(Public Health Ethics)とは何か--
英米圏の文献レビューによる概説」
『生命倫理研究資料集--生命の尊厳をめぐるアメリカ対
ヨーロッパの対立状況と対立克服のための方法論的研究』
(I.1 第1回科研研究会記録)、2007年3月、2-28頁。
- 児玉聡、前田正一、金川里佳、「厚労省『終末期医療に関するガイドライン
(たたき台)』に対する提言」(論壇)、『医療事故・紛争対応研究会誌』、
vol.1 (2007年3月)、6-8頁。
- 藤田みさお、児玉聡、赤林朗、「病気腎移植を実施する前に解決すべき
三つの倫理的課題」、『日本医事新報』、4320:107-111 (2007年2月10日)。
- Brian Taylor Slingsby, Satoshi Kodama, and Akira Akabayashi,
`Scientific Misconduct in Japan: The Present Paucity of Oversight
Policy', Cambridge Quarterly of Healthcare Ethics,
(2006.5), 15:294-297.
- 児玉聡、前田正一、赤林朗、
「富山県射水市民病院事件について--日本の延命治療の中止のあり方に
関する一提案」(PDF)、『日本医事新報』、4281:79-83 (2006年5月13日)。
- 伊勢田哲治・樫則章編、『生命倫理学と功利主義』、ナカニシヤ出版、
2006年5月、第8章「功利主義と臓器移植」(170頁-192頁)を担当。
- 博士論文「ベンタムの功利主義とその実践的意義の検討」(2006年1月23日学位授与)
- 赤林朗編、『入門・医療倫理I』、勁草書房、2005年10月、
(第1章「倫理学の基礎」(15頁から27頁)、
第15章「脳死と臓器移植」(267-285頁)、
第16章「医療資源の配分」(287-302頁)を担当)
- 「功利主義の福祉制度論」、『倫理学研究』(第35号)、晃洋書房、
2005年4月、3-12頁。
- 「ベンタムの功利主義におけるsecurity概念の検討」、『実践哲学研究』
(第27号)、実践哲学研究会、2004年11月、29-46頁。
- 「何のための政治参加か--十九世紀英国の政治哲学に即して」、
安彦一恵/谷本光男編、『公共性の哲学を学ぶ人のために』(世界思想社、
2004年7月)所収、287-301頁。
- 「天下の暴論or正論? ボクシングは禁止すべし」、
加藤尚武編著『倫理力を鍛える』(小学館、2003年5月)所収、152-160頁。
- 「ボクシング存廃論の再検討--ボクシングと自由主義の限界」、
『生命・環境・科学技術倫理研究 VIII』、千葉大学、2003年3月、180-189頁。
- 「功利主義による寛容の基礎づけ——ベンタムの同性愛寛容論を手がかりにして」、『倫理学年報』(第52集)、理想社、2003年3月、135-146頁。
- 「英国のシャム双生児裁判」、
『生命・環境・科学技術倫理研究』(7号)、2002年3月、253-261頁。
- 「ベンタムの自然権論批判」、『倫理学研究』(第32集)、晃洋書房、
2002年3月、76-87頁。
- 「ボクシング存廃論」、
『生命・環境・科学技術倫理研究 VI』、千葉大学、2001年3月、
345-358頁。
- 「判断能力に関する最近の研究動向
--リスク相関的な判断能力基準をめぐる
Bioethics
誌上の論争について--」、
『倫理学サーベイ論文集I』、京都大学文学研究科倫理学研究室、
2000年8月、20-43頁。
- 「有効なすべり坂論法とは何か?」、
『生命・環境・科学技術倫理研究 V』、千葉大学、2000年3月、83-92頁。
- 「ベンタムにおける徳と幸福」、
『実践哲学研究』(第22号)、実践哲学研究会、1999年11月、33-52頁。
- 「なぜ死刑制度は廃止されるべきなのか?
--応報論を論拠とする死刑廃止論の検討」、
『生命・環境・科学技術倫理研究 III』、千葉大学、1998年3月、185-191頁。
学会・研究会での口頭発表
- 児玉聡「社会的危機の倫理」(オーガナイズドセッション「ELSI/STS研究者の社会的責任」)、科学技術社会論学会第23回年次研究⼤会、於東京大学、2024年12月1日。
- 児玉聡「倫理学から見た安楽死問題」、立命館大学法学会2024年度秋学期学術講演会、於立命館大学、2024年11月29日。
- Satoshi Kodama, 'Japan’s Aging Society: Challenges and Prospects,' Joint Symposium: "Distributive Justice in Aging Societies", APACPH 2024, at Busan (South Korea), 23/Oct/2024 (invited).
- Satoshi Kodama, 'Should We Keep or Drop the Terminal-Only Rule?,'
The Uehiro-MCRI-Oxford Conference, at Kyoto University (Japan), 24/Sep/2024 (invited).
- 児玉聡「予防の倫理学から見た飲酒対策」、アルコール・薬物依存関連学会 合同学術総会(シンポジウム9 「依存症・メディア報道・情報」)、於砂防会館 シェーンバッハ・サボー(東京)、2024年9月20日。(invited)
- 児玉聡「美容医療の倫理」、京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2024年9月7日。
- 児玉聡「新型コロナと生命倫理」、専門的知見の普遍性と不定性:法学と文化人類学を例にした
科学技術との比較研究」全体会議、於立命館大学朱雀キャンパス、2024年6月22日。
- Satoshi Kodama, 'Whoʼs to blame? The fair allocation of moral responsibility in school bullying', Kyoto Ethics Workshop, at Kyoto University (Japan), 13 June 2024.
- 児玉聡「モラルジレンマと倫理学」、日本道徳教育方法学会第30回大会「課題研究」、於大阪教育大学、2024年6月8日。
- 児玉聡, 「公衆衛生上の緊急事態における倫理」, 第10回日本医療安全学会学術総会シンポジウム13
「公衆衛生倫理における資源配分と医療の自己決定権のバランス」, 於東京大学本郷キャンパス, 2024年4月14日。
- 児玉聡, 「‘Greats without Greek’ ─哲学教育から見たPPE」, 日本イギリス哲学会第48回大会シンポジウム「PPE(Philosophy, Politics, &Economics)という学問領域の可能性―イギリス哲学の総合性の現代的翻案―」, 於東京大学駒場キャンパス, 2024年3月24日。
- Miho Tanaka and Satoshi Kodama, 'Review of public policies and incidents of end-of-life care in Japan over the past decade,' Yonsei-Kyoto Workshop, at Seoul (South Korea), 4 Nov 2023 (invited).
- Satoshi Kodama, 'Conceptual and ethical issues in pandemic response', The Uehiro-Oxford-Melbourne-Japan Conference, at Tokyo (Japan), 14 Oct. 2023 (invited).
- Satoshi Kodama, 'Whoʼs to blame? The fair allocation of moral responsibility in school bullying', Workshop "Responsibility and role models in an intercultural perspective", at Berlin (Germany), 23 Aug 2023 (invited).
- Satoshi Kodama, 'Ethical, legal, and social aspects of end-of-life care in Japan', in Ethics of End-of-life care: From Discourse, Policy to Practice (Symposium), online, 21 March 2023 (invited).
- Satoshi Kodama and Miho Tanaka, 'Ethical, legal, social, and historical aspects of ageing society and end-of-life care in Japan: An Overview', in SYMPOSIUM: Ethical, legal, social, and historical aspects of ageing society and end-of-life care in Japan and the Netherlands, held at Kyoto University, 14 March 2023.
- 児玉聡「パンデミックの倫理学」、関西公共政策研究会、於オンライン、2023年3月4日。
- 児玉聡「近年の医療倫理--コロナ禍における諸問題」、第50回日本集中治療医学会大会、於京都国際会館、2023年3月2日(招待講演)。
- 児玉聡「Covid-19のパンデミックと二つの倫理」、第34回日本生命倫理学会年次大会公募シンポジウム「生命科学と感染症との接合及びそのガバナンスに関する検討」2022年11月20日。
- 児玉聡「年齢による区別は差別か」、第34回日本生命倫理学会年次大会公募ワークショップ「医療資源配分と高齢者差別‐年齢による区別はどの程度許容されるか? 」、於関西学院大学、2022年11月19日。
- 児玉聡・有馬斉・竹下啓、「コロナ禍と死生(鼎談)」、第27回日本臨床死生学年次大会、於国際医療福祉大学東京赤坂キャンパス、2022年9月18日(招待講演)。
- 児玉聡「QALYの倫理的諸問題」、慶應義塾大学医療経済評価(HTA)人材養成プログラム発足3周年記念セミナー、於明治記念館、2022年9月25日(招待講演)。
- 児玉聡「培養肉の倫理」、「細胞を作る」研究会15.0、於東京工業大学及びオンライン、2022年10月18日。
- 児玉聡「功利主義の可能性と限界(教育講演)」、第15回日本看護倫理学会年次大会、於沼津プラザヴェルデ、2022年5月29日(招待講演)。
- 児玉聡「道徳的進歩について: 進歩トークの衰退と復興」、日本哲学会2022年度大会シンポジウム「道徳的進歩(moral progress)とは何か、それはいかにして可能なのか」、於九州大学及びオンライン、2022年5月21日(招待講演)。
- Satoshi Kodama. Prevention of School Bullying in Japan: A philosophical analysis. Workshop "Responsibility and Educational Challenges in Japan and Germany" at Hildesheim University (Hildesheim, Germany). 25-26 August 2022. (invited)
- 児玉聡、「医療の倫理と公衆衛生の倫理: Covid-19ワクチン接種に関する医療従事者の意識を例にして」、医療自己・紛争対応研究会第16回年次カンファレンス、於オンライン、2022年3月26日(招待講演)。
- 児玉聡、「緊急事態における医療資源の配分」、第49回日本集中治療医学会学術集会、於オンライン、2022年3月18日(招請講演)。
- Satoshi Kodama. Ethical challenges of the Covid-19 pandemic: a Japanese perspective. Digital Technologies in the Covid-19 Pandemic: A Transnational Dialogue between Germany and Japan (TechCO). 14-18 March 2022. (Keynote Speech, Invited, Presented Online on 14 March).
- 児玉聡、「彼方から見た宇宙倫理学」、第15回宇宙ユニットシンポジウム、於オンライン、2022年2月6日。
- 児玉聡、「緊急事態の倫理」、京都生命倫理研究会、於オンライン、2021年12月5日。
- 児玉聡、「パンデミックと倫理学」、法政策共同研究センター設立記念シンポジウム「自由の保障と公共の役割-コロナ禍が突き付けた課題」、於京都大学時計台百周年記念ホール、2021年9月16日。
- Satoshi Kodama, Miho Tanaka. Ethical Quarantine in the Globalized Age. The 2021 EACME Conference. 9-11 September 2021. Transylvania, Romania (Presented Online).
- 児玉聡、「COVID-19と医療資源の配分: 倫理学の立場から」(第48回日本集中治療医学会学術集会 パネルディスカッション23「COVID-19と医療資源の配分」)、オンライン、2021年2月14日。(invited)
- 児玉聡、「ウイルスゲノム解析を用いた疫学研究の倫理とガバナンス」(2020年度第4回「ヒトゲノム研究倫理を考える会」ウェビナー「パンデミック・ゲノム研究の倫理を考える」、オンライン、2020年12月24日。(invited)
- 児玉聡、「COVID-19と生命倫理」、第42回日本呼吸療法医学会学術集会 招請講演3、於国立京都国際会館(京都市)、2020年12月21日。(invited)
- 児玉聡、「COVID-19パンデミックと生命倫理の諸問題」(生命倫理学会シンポジウム「パンデミックの生命倫理:COVID-19をめぐって」)、日本生命倫理学会、オンライン、2020年12月6日。(invited)
- Satoshi kodama, The Ethics of Suicide Prevention, "Whose right to life? The ethics of suicide prevention in the UK and Japan", at Daiwa Anglo-Japanese Foundation (London, UK), 11 February 2020.
- Satoshi Kodama, Germ-line gene editing and the child's right to an open future, 'Experimenting on Future Children: Gene editing in human reproduction', Workshop at Brocher Foundation, Geneva (Switzerland), 16 January 2020.
- Satoshi Kodama, The Ethics of Ageing: An Overview, at the University of Bristol’s Centre for Ethics in Medicine (UK), 15 Nov 2019.
- Satoshi Kodama and Miho Tanaka, Bioethics towards the end of life, Uehiro Oxford Carnegie Conference (Oxford University, UK), 21 May 2019.
- 児玉聡、「医療資源の配分と臨床倫理」、日本臨床倫理学会、於東京都医師会館、2019年3月31日。(invited)
- 児玉聡、「生命倫理学の視点からのQOL評価の意義と課題」、QOL/PRO研究会、於関西電力病院(大阪)、2019年2月23日。(invited)
- Miho Tanaka and Satoshi Kodama, The Current State of End-of-life care policies in Japan. Roundtable on Ethical Issues in End-of-life Care. National Taiwan University (Taiwan), Feb. 15, 2019.
- 児玉聡、「学際的知の協創としての生命倫理学」、日本生命倫理学会、於京都府立医科大学、2018年12月8日。(invited)
- Satoshi Kodama, 'Genome Editing in Japan: A Bioethical Perspective', at the Second International Summit on Human Genome Editing, University of Hong Kong, 27-29 November, 2018. (invited)
- 児玉聡、「社会生物学再訪」、京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2018年9月15日。
- Satoshi Kodama, 'Forgoing Life-Sustaining Treatments - A Comparative Analysis of Regulations in Korea, Japan, Taiwan and the UK,' at the 2nd GRN-BRIDGES workshop, Yonsei University (Korea), Apr. 13, 2018. (invited)
- 児玉聡「スペンサーの進化論的倫理学の再検討」、イギリス哲学会、於武蔵野大学有明キャンパス、2018年3月28日。
- 田中美穂・児玉聡「世界の安楽死の動向と日本への影響」(公募シンポジウムVI「安楽死をめぐる世界の動向と諸課題--スイスの法制度と自殺ツーリズムを中心として--」、日本生命倫理学会、於宮崎大学、2017年12月17日。
- 「インフォームド・コンセントや真実告知に伴う倫理的問題」(シンポジウム「インフォームド・コンセントを通じての患者の意思決定支援」)、第3回患者家族メンタル支援学会、於ウインクあいち(名古屋市)、2017年10月29日。
- 「進化倫理学の検討──ミルとスペンサー」、京都哲学会、於京都大学、2017年11月3日。
- 「臨床利用の是非に関する論点整理」(上智大学生命倫理研究所主催公開シンポジウム「ヒト受精卵のゲノム編集」)、於上智大学四谷キャンパス、2017年10月21日。
- 児玉聡、「オンラインコースで届ける生命倫理学入門」(2016年応用哲学会シンポジウム「哲学は視覚イメージ化できるのか」)、応用哲学会(於慶應義塾大学三田キャンパス)、2016年5月8日.
- 「ヒト胚へのゲノム編集技術:臨床利用の是非」(生命倫理学会公募ワークショップ)、於大阪大学、2016年12月4日 (オーガナイザー、報告者)。
- Satoshi Kodama, A Short Report of the End-of-life workshop at IIAS in April 2016, at Bristol-Kyoto Workshop on Ageing, Health & Ethics (Bristol University), 20 September 2016.
- 児玉聡、「医療経済評価結果の医療資源配分への応用に関する倫理的課題」(シンポジウム「抗癌剤の医療経済評価-医療現場や社会への応用」)、医療薬学フォーラム2016 (第24回クリニカルファーマシーシンポジウム)、於びわ湖ホール(大津)、2016年6月26日。
- 児玉聡、「「尊厳死」法案をめぐる議論についての倫理学的な考察」、第25回生命・医療倫理研究会、於東京大学、2016年2月11日。
- 「「尊厳死」法案の問題は何か-終末期医療をめぐる開かれた議論を目指して」(生命倫理学会シンポジウム)、於千葉大学、2015年11月29日 (オーガナイザー)。
- Satoshi Kodama, The Utilitarian Morality and the Normative Question, at
the 3rd Taiwan Metaphysics Colloquium held in National Taiwan University (Taipei), November 14, 2015.
- Satoshi Kodama, Withdrawing life-sustaining treatment and the act-omission distinction, at CAPE Workshop (Practical Ethics Seminar) at Kyoto University, Aug, 28, 2015.
- Satoshi Kodama, Miho Tanaka, Active and Passive Euthanasia in Japan: A Brief History, at Medical Ethics in the UK and Japan: An Exploratory Workshop at Bristol University, July 23, 2015.
- 「英国NICEにおける年齢の扱いとシチズンカウンシルの役割」(公募シンポジウムVII「医療経済評価における倫理的課題-手続き的正義と市民参加」)、日本生命倫理学会、於浜松医科大学、2014年10月26日発表。
- 「哲学的倫理学の視座から」(大会企画シンポジウムI「生命倫理と医療倫理」)、日本生命倫理学会、於浜松医科大学、2014年10月25日発表。
- 「(功利主義者が)徳倫理を真面目に考える」(徳倫理学ワークショップ2:翻訳と展望)、日本倫理学会、於一橋大学、2014年10月3日。
- Kodama, S. Should We Suffer At All? Sweden-Kyoto University Symposium 2014 (Uppsala University, Sweden). 2014年9月12日.
- Kodama, S. Should We Suffer At All? International Society for Utilitarian Studies 2014 (Yokohama National University, Japan). 2014年8月22日.
- Kodama, S. Should We Suffer At All? National Taiwan University and Kyoto University Symposium 2013 (National Taiwan University, Taiwan). 2013年12月19日.
- Kodama, S. Tsunami Tendenko and Morality in Disasters. At the Department of Philosophy, Monash University, Australia, 2013年12月13日.
- 「英国における終末期医療の議論と問題点」(シンポジウム:「治療の差し控え中止・緩和ケアと安楽死-死の質のよさを求めて」、日本生命倫理学会生命倫理学会、於東京大学、2013年11月30日発表。
- 「全く苦しみのない生は幸福な人生と言えるか」、北大法理論研究会、於北海道大学、2013年7月6日発表。
- Kodama, S. Should One Suffer At All? Uehiro Carnegie Oxford Conference 2013 (Oxford University, UK). 2013年6月20日.
- 「費用対効果分析と救命原則」(ワークショップ: QALY(Quality-Adjusted Life Year)と医療資源配分-その倫理学的基盤-)、日本生命倫理学会、於立命館大学、2012年10月29日発表。
- Kodama, S. A Utilitarian Approach to Public Health Ethics. The 11th World Congress of Bioethics (Rotterdam, Holland). 2012年6月28日.
- Kodama, S. Tsunami Tendenko and Morality in the disaster situation. Uehiro Carnegie Oxford Conference 2012 (Roppongi, Tokyo). 2012年5月17日.
- 「功利主義者としてのラッセルと20 世紀の倫理学の発展」、日本イギリス哲学会シンポジウム「現代のイギリス哲学--ラッセル『哲学の諸問題』出版100年を記念して」、於国際基督教大学、2012年3月28日発表。
- 「功利主義と公衆衛生」、京都生命倫理研究会、於京都大学文学部、2011年12月25日発表。
- 「功利主義と公衆衛生」、日本法哲学会統一テーマシンポジウム「功利主義ルネサンス」、於一橋大学、2011年11月13日発表。
- 「公衆衛生の倫理: たばこ規制と自由について」、東京大学文学部多分野交流演習、於東京大学、2011年10月13日。
- `Up against whom? Kant vs. Utilitarianism', 11th International Society for Utilitarian Studies, at Lucca (Italy), 23/Jun/2011.
- 「功利主義の理論と実際」、第15回京都大学白眉セミナー、於京都大学次世代研究者育成センター、2011年1月18日発表。
- 「たばこ規制の倫理と論理」、京都生命倫理研究会、於京都大学、2010年12月27日発表。
- 「ロールズ正義論と直観主義道徳--功利主義者からの批判」、日本法哲学会(ワークショップ「ロールズの正義論を検討する」)、於・西南学院大学、2010年11月20日。
- 「医療倫理学教育の現状と課題」、科学基礎論学会(ワークショップ「科学基礎論教育II:STM対象」)、於日本大学文理学部、2010年11月7日。
- 「野田聖子衆議院議員の卵子提供を用いた妊娠について」、京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2010年9月19日発表。
- "What is Public Health Ethics?", グローバルCOEリエゾンラボ研究会, 於熊本大学, 2010年09年07日発表
- 「直観主義から義務論へ」、イギリス哲学会関東部会、於慶應大学、2010年7月17日発表。
- 「ハート・デブリン論争再考(加茂直樹氏「法と道徳のノート」についてのノート)」、京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2010年3月20日発表。
- "Neither a “person” nor a “thing”: The Controversy concerning the Moral and Legal Status of Human Embryos in Japan", Intercultural perspectives in bioethics/LMU-TODAI Conference, 於ドイツミュンヘンLMU大学、2009年7月17日発表。
- 「百万人の死は、一人の死の何倍悪いか--道徳心理に関する近年の実証研究が功利主義に持つ含意」、京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2009年3月21日発表。
- 「英米の近年の脳死議論の論点整理」、
京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2007年12月26日発表。
- 「死の定義に関する近年の英米学術誌の研究動向」、
日本生命倫理学会、於大正大学、2007年11月11日発表。
- 「代替医療と資源配分の倫理」、代替医療と倫理研究会、
於生存科学研究所、2007年4月18日発表。
- 「治療をやめることの倫理性を考える」、
シンポジウム「治療する義務はどこまであるか」、
於熊本大学、2007年1月27日発表。
- 「治療の差控えと中止の区別に関する倫理学的検討」、
京都生命倫理研究会、於京都女子大学、2006年12月27日発表。
- 「治療の差控えと中止の区別に関する倫理学的検討」、
バイオエシックスを考える会、於早稲田大学、2006年12月17日発表。
- 「公衆衛生の倫理学と健康」(シンポジウム「健康」)、
現象学・社会科学学会、於早稲田大学、2006年12月3日発表。
- 「公衆衛生の倫理学(Public Health Ethics)とは何か—英米圏の文献レビューによる概説」、「生命の尊厳」研究会、於芝浦工業大学、2006年7月30日発表。
- 「デッド・ドナー・ルール(Dead Donor Rule)の倫理学的検討」、
日本生命倫理学会、於岡山大学、2006年11月12日発表。
- 「臓器提供制度のあり方に関する過去5年間の英米学術誌の動向」、
日本生命倫理学会、於東京女子医科大学、2005年11月20日発表。
- 「倫理学研究者が生命倫理学に関わる意義と学会主導の人材育成の必要性について」、日本倫理学会共通課題「倫理学の現実(リアリティ)」、
於岡山大学、2005年10月9日発表。
- 「公衆衛生の倫理学とは何か」、
京都生命倫理研究会、於京都大学、2005年9月24日発表。
- 「強制的臓器提供制度」、日本功利(公益)主義学会、
於東京大学、2005年7月2日発表。
- 「功利主義の福祉制度論」、
関西倫理学会シンポジウム「制度としての福祉」、
於大阪工業大学摂南大学創立60周年記念館、2004年11月7日発表。
- 「慢性的な臓器不足についてのささやかな提案」、
日本生命倫理学会、於上智大学、2003年11月15日発表。
- 「デモクラシーにおける二つの市民概念--ジェームズ・ミルとジョン・ステュアート・ミルのデモクラシー論」、
21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究会、
於京都女子学園、2003年6月14日発表。
- 「ベンタムの代議制民主主義における世論と情報公開の役割」、
イギリス哲学会、於法政大学、2003年3月29日発表。
- 「ダイアン・プリティ裁判--積極的安楽死を求めて欧州人権裁判所に訴え出た英国のMND患者」、日本生命倫理学会、於広島国際会議場、2002年11月2日発表。
- 「功利主義による寛容の基礎づけ——ベンタムの同性愛寛容論を手がかりにして」、日本倫理学会、於一橋大学、2002年10月12日発表。
- 「功利主義における共感と反感の快苦の位置づけについて--ベンタムの同性愛擁護論を手がかりにして」、日本公益(功利)主義学会、於大阪歯科大学、
2002年7月6日発表。
- 「ベンタムの自然権論批判」、関西倫理学会、於大阪市立大学、1999年11月13日発表。
講演・研修会等
- 「延命治療の中止の倫理」於滋賀県立総合病院(守山市)、2024年12月5日。
- 「臨床倫理の基本原則」「医療資源の配分」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於オンライン、2024年10月26日。
- 「「倫理観」とは何か」、IHLヘルスケアリーダーシップ研究会、於オンライン、2024年10月19日。
- 「現代社会の医療倫理」(教育講演)、第33回日本形成外科学会基礎学術集会、於ヒルトン東京お台場、2024年10月17日。
- 「臨床倫理の基礎」、京都中部総合診療センター、2024年10月15日。
- 「現代社会と倫理学」、京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)、於京都大学、2024年7月20日。
- 「生命科学と倫理」、京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(ELP)、於京都大学、2024年2月16日。
- 「「倫理観」とは何か」、IHLヘルスケアリーダーシップ研究会、於オンライン、2024年1月20日。
- 「生命倫理の講義(クローニング)」、熊本高校の生徒による京都大学の訪問、於京都大学、2023年12月13日。
- 「医療資源の配分」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於オンライン、2023年9月23日。
- 'Mooc, Manga, and Bioethics', for the 2nd DPMEH Faculty Assembly (St. Luke's Medical Center College of Medicine in Philippines), online, 11 January 2023 (invited).
- 「倫理学の思考:批判的に考えるとは」、京都大学哲学セミナー、於オンライン、2023年3月7日。
- 「京都大学での臨床倫理の取り組みと課題」、東北大学病院医療安全研修、於東北大学、2023年1月25日。
- 「倫理観」、IHL2022セミナー、ヘルスケアリーダーシップ研
究会、オンライン、2022年12月17日。
- 「災害の倫理」、京都大学春秋講義、於京都大学、2022年12月14日。
- 「パンデミックの倫理学:それから」、京都大学オンライン公開シンポジウム「立ち止まって、考える」、於楽友会館及びオンライン、2022年12月10日。
- 「医療資源の配分」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於オンライン、2022年12月4日。
- 「医療倫理と公衆衛生倫理の諸原則」、日本障害者歯科学会 医療倫理セミナー、於オンライン、2022年8月2日。
- 「医療資源配分の倫理」、東邦大学生命倫理シンポジウム、於オンライン、2022年7月2日。
- 「医療資源の配分」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於オンライン、2022年2月24日。
- 「臨床倫理の四原則、臨床倫理の症例検討法」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於オンライン、2021年12月4日。
- 「災害の倫理 (1)安全と自由、(2)緊急事態と資源配分」、西田幾多郎哲学講座、於西田幾太郎記念哲学館(石川県)、2021年9月18、19日発表。
- 「生死の問題と倫理学」、IHL2021第5回セミナー、ヘルスケアリーダーシップ研
究会、オンライン、2021年8月21日発表。
- 「パンデミックの倫理学 一年後…」、京都大学オンライン公開講義「立ち止まって、考える シーズン3」、2021年8月15日発表。
- 「パンデミックの倫理学」、京都大学オンライン公開講義「立ち止まって、考える」、2020年7月5日、7月12日、7月19日、7月26日、8月2日発表。
- 「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」について、静岡在宅ターミナルケア研修、静岡県訪問看護ステーション協議会、於アクトシティ浜松 研修交流センター、2018年12月22日発表。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於慶應義塾大学三田キャンパス、2018年10月7日発表。
- 「臨床倫理の四原則、臨床倫理の症例検討法」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於東京医科歯科大学、2018年7月23日。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於緑地駅ビル(豊中市)、2018年7月17日発表。
- 「終末期医療について考えるーー人生の終わりにおける選択」、伏見区人権啓発講座、京都市伏見区役所、2018年5月24日発表。
- 「泌尿器科における医療倫理の諸問題」、第104回日本泌尿器科学会総会、於グランドプリンスホテル京都、2018年4月21日発表。
- 「医療倫理の基礎知識」於愛媛県立医療技術大学、2017年12月22日発表。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於慶應義塾大学三田キャンパス、2017年10月14日発表。
- 「医療倫理の四原則と事例検討法」、於川崎医科大学附属病院(岡山県倉敷市)、2017年8月30日発表。
- 「終末期医療における倫理的問題」、日本医師会生命倫理懇談会、於日本医師会会館(東京)、2017年8月9日発表。
- 「メディカルスタッフが理解しておくべき集中治療における倫理原則の基礎」(教育講演)、日本集中治療医学会関西支部、於神戸国際会議場、2017年7月8日発表。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於緑地駅ビル(豊中市)、2017年7月8日発表。
- 「臨床倫理の四原則、臨床倫理の症例検討法」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、於東京医科大学病院、2017年5月27日。
- 「研究倫理の歴史と原則」、於第2回JISART研究倫理に関する講習会、2017年2月26日。
- 「DNR指示と臨床倫理」、於京都府看護協会、2016年11月24日。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於NTT関東病院(東京都)、2016年10月2日発表。
- 「被害者の声」「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於緑地駅ビル(豊中市)、2016年6月19日発表。
- 「臨床倫理の四原則、臨床倫理の症例検討法」、集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学病院、2016年6月4日。
- 児玉聡、「禁煙政策ー公衆衛生と個人の自由」、ISPOR日本部会2016年春期特別講演会、於星陵会館ホール(東京都千代田区)、2016年3月30日
- 「臨床倫理の基礎」、於碧南市民病院、2015年3月27日。
- 「倫理コンサルテーションについて」、於第二岡本総合病院(宇治市)、2015年3月9日。
- 「医療倫理の四原則」「臨床倫理の症例検討法--四分割表」、教育講座:集中治療と臨床倫理、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学病院、2015年2月28日。
- 「DNR指示と臨床倫理」、於京都府看護協会、2014年11月17日。
- 「臨床倫理の症例検討法--四分割表」、終末期医療における臨床倫理講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学病院、2014年9月21日。
- 「医療倫理の四原則」、終末期医療における臨床倫理問題に関する教育講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科大学病院、2014年8月9日。
- 「臨床倫理の考え方とチーム医療」、於村山医療センター、2014年9月22日。
- コメンテーター、「日本集中治療医学会・日本救急医学会合同 終末期診療ガイドライン作成(日本救急医学会との合同企画)」、第41回日本集中治療医学会学術集会、於国立京都国際会館、2014年2月28日。
- 「DNR指示に関する倫理的・法的問題」、医療事故・紛争対応研究会 第8回年次カンファレンス、於パシフィコ横浜、2014年2月22日。
- S. Kodama, Introduction to public health ethics, at Monash University
Centre for Human Bioethics Intensive Bioethics Course, Melbourne,
Australia, Dec 4, 2013.
- S. Kodama, Ethics of organ transplantation, at Monash University
Centre for Human Bioethics Intensive Bioethics Course, Melbourne,
Australia, Dec 3, 2013.
- 「臨床倫理の症例検討法--四分割表」、終末期医療における臨床倫理講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科大学病院、2013年9月29日。
- 「臨床倫理の考え方とチーム医療」、於日産玉川病院、2013年9月6日。
- 「医療資源配分の倫理」第7回CSP-HOR年会(「アウトカムに関する個人と社会の選択-効率性と公平性-」)、於東京大学、2013年7月13日。
- 「医療倫理の四原則」、終末期医療における臨床倫理問題に関する教育講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科大学病院、2013年8月17日発表。
- 「終末期医療と倫理」、於東広島医療センター、2013年3月11日発表。
- 「臨床倫理の症例検討法--四分割表」、終末期医療における臨床倫理講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)、2012年10月14日発表。
- 「法と倫理」「医療倫理の四原則」、終末期医療における臨床倫理問題に関する教育講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)、2012年4月7日発表。
- 「臓器移植についてーー臓器移植法改正とその後」、於第二岡本総合病院(宇治市)、2012年3月17日発表。
- 「訪問歯科診療の倫理的問題:コメント」、在宅歯科診療における倫理・プロフェッショナリズム教育研修会、日本歯科医学教育学 倫理プロフェッショナル委員会主催、東京歯科大学水道橋校舎、2012年2月26日発表。
- 「法と道徳:同性愛を題材として」、2011年度冬学期学術俯瞰講義「正義を問い直す」、於東京大学駒場キャンパス、2011年12月19日発表。
- 「アメリカにおけるソーリーワークス運動--日本への示唆」、医療事故・紛争対応研究会 第6回年次カンファレンス、於パシフィコ横浜、2011年12月10日発表。
- 「臨床倫理の症例検討法--四分割表」、第四回終末期医療における臨床倫理講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)、2011年11月19日発表。
- 「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於滋慶医療科学大学大学院、2011年11月9日発表。
- 「モラル・ジレンマと功利主義」、2011年度冬学期学術俯瞰講義「正義を問い直す」、於東京大学駒場キャンパス、2011年10月24日発表。
- 「法と倫理」「医療倫理の四原則」、第一回終末期医療における臨床倫理講座、一般社団法人日本集中治療医学会、東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)、2011年6月18日発表。
- 「終末期医療の法と倫理」、公開講座(ソフィア・コミュニティ・カレッジ)「死ぬ意味と生きる意味」、於上智大学(東京都千代田区)、2011年6月15日発表。
- 「患者・家族への情報開示」、医療事故・紛争対応研究会、於NTT関東病院、2011年6月12日発表。
- 「公衆衛生と政治哲学」、医療経済研究会、於公益財団法人医療科学研究所(東京都港区)、2011年5月30日発表。
- 「日本の臓器移植制度の倫理的・法的課題」、於第二岡本総合病院(宇治市)、2010年10月30日発表。
- 「謝罪・情報開示に関する諸外国の考え方」、医療事故・紛争対応研究会、於NTT関東病院、2010年8月8日発表。
- 「公衆衛生倫理学とは何か」、於東海大学伊勢原キャンパス、2010年7月6日発表。
- 「守秘義務が解除される「正当な理由」に関する議論」、医療事故・紛争対応研究会 関東・甲信越セミナー、於パシフィコ横浜、2010年5月29日発表。
- 「ドナーカードや生前遺言の尊重」、於東京都保健医療公社荏原病院、2009年3月30日。
翻訳
- ピーター・シンガー(児玉聡、林和雄 翻訳)『なぜヴィーガンか』晶文社、2023年7月。
- マイケル・ダン、トニー・ホープ(児玉聡, 赤林朗 翻訳). 『医療倫理超入門』岩波書店, 2020年10月.
- ピーター・シンガー著『飢えと豊かさと道徳』児玉聡監訳、勁草書房、2018年6月。
- スコット・ジェイムズ著『進化倫理学入門』児玉聡訳、名古屋大学出版会、2018年1月。
- グレッグ・ボグナー、イワオ・ヒロセ著『誰の健康が優先されるのか--医療資源の倫理学』児玉聡監訳、岩波書店、2017年9月。
- サイモン・ブラックバーン、大庭健・監訳、『倫理的反実在論: ブラックバーン倫理学論文集』、勁草書房、2017年2月。「錯誤と価値のあらわれ方」の章を担当。
- 加藤尚武・児玉聡編・監訳、『徳倫理学基本論文集』、勁草書房、2015年11月10日。(第一章フィリッパ・フット「ニーチェ--価値の再評価」1-21頁を翻訳)
- ピーター・シンガー著、児玉聡・石川涼子訳、『あなたが救える命』、勁草書房、2014年6月19日。
- 齋藤信也・児玉聡・安倍里美・白岩健・下妻晃二郎訳、「英国国立保健医療研究所(NICE)における社会的価値判断——NICEガイダンス作成のための諸原則(第二版)——」、『保健医療科学』2013;62(6): 667-678. 2013年12月。
- ジム・ヴォイチェサック他著、前田正一監訳、児玉聡・高島響子訳、『ソーリー・ワークス!: 医療紛争をなくすための共感の表明・情報開示・謝罪プログラム』、医学書院、2011年12月15日。
- メリッサ・テラス著、「出席、ただし投票せず--パノプティコンの中のデジタル・ヒューマニティーズ」、DH2010基調講演、2010年9月。
- D・ミカ・ヘスター編、前田正一・児玉聡監訳、
『病院倫理委員会と倫理コンサルテーション』、勁草書房、2009年4月。
- ノーマン・ダニエルズ/ブルース・ケネディ/イチロー・カワチ著、児玉聡監訳、
『健康格差と正義』、勁草書房、2008年7月。
- トニー・ホープ著、児玉聡・赤林朗訳、
『一冊でわかる医療倫理』、岩波書店、2007年3月。
- トマス・ポッゲ、「現実的な世界の正義」、
『思想』(993号「国際社会における正義」)、岩波書店、2007年1月、97-123頁。
- Albert R. Jonsen/Mark Siegler/William J. Winslade著、
『臨床倫理学 第5版--臨床医学における倫理的決定のための実践的な
アプローチ』、赤林朗・蔵田伸雄・児玉聡監訳、新興医学出版社、2006年3月。
- ジョアン・エントウィスル、『ファッションと身体』、
鈴木信雄監訳、日本経済評論社、2005年7月、
第4章(161-199頁)を担当。
- トム・L・ビーチャム/ノーマン・E・ボウイ編、
『企業倫理学1: 倫理的原理と企業の社会的責任』、
加藤尚武監訳、晃洋書房、2005年7月、
第一章概略およびIの途中(2-13頁)、および第二章I(83-91頁)を担当。
- ピーター・シンガー、『グローバリゼーションの倫理学』、
山内友三郎/樫則章監訳、昭和堂、2005年7月、第5章(190-247頁)を担当。
- デボラ・ジョンソン、『コンピュータ倫理学』、水谷雅彦・江口聡監訳、
オウム社、2002年12月、第八章を担当。
- ルートヴィヒ・ジープ、「現代の生命倫理学との関わりにおける
倫理学的諸原理の考察」、『実践哲学研究』(第25号)、実践哲学研究会、
2002年11月、83-105頁。
- ジェームズ・ムーア、「コンピュータ倫理学とは何か」、
『情報倫理学研究資料集II』、「情報倫理の構築」プロジェクト、2000年3月、
1-12頁。
- ジャスティン・オークリ、
「徳倫理の諸相と情報社会におけるその意義」(岸田功平・徳田尚之と共訳)、
『情報倫理学研究資料集 II』、「情報倫理の構築」プロジェクト、2000年3月、
13-36頁。
- フィリップ・スコフィールド、
「法実証主義と初期功利主義思想における契約説の否定」、
『実践哲学研究』(第21号)、実践哲学研究会、1998年11月、49-80頁。
- ヘンリー・シジウィック著、
加藤尚武・長岡成夫監訳、
『倫理学の諸方法(仮題)』
(H. Sidgwick, The Methods of Ethics, 7. ed., 1981)、
理想社、近刊、第一巻第六部を担当。
論文紹介
書評
- 玉手慎太郎『公衆衛生倫理学--国家は健康にどこまで介入すべきか』(筑摩選書、2022年)(『ちくま』筑摩書房、No. 622、2023年、14-15頁)
- 品川哲彦『倫理学入門-アリストテレスから生殖技術、AIまで』(中央公論新社、2020年)(『倫理学研究』関西倫理学会編、第51号、2021年、121-26頁)
- ハーバート・スペンサー著、森村進訳『ハーバート・スペンサー・コレクション』『イギリス哲学研究』、日本イギリス哲学会、42号、2019年、91-93頁。
- 唐沢かおり著『なぜ心を読みすぎるのか-みきわめと対人関係の心理学』(東京大学出版会、2017年)(『社会と倫理』第33号、2018年、196-198頁)
- Nakano-Okuno, Mariko, Makoto Suzuki, and Satoshi Kodama. 2018. “Book Reviews: The Happiness Philosophers: The Lives and Works of the Great Utilitarians.” Utilitas, 30(2):248-2., doi:10.1017/S0953820817000255
- B. Eggleston and D. Miller (eds.), The Cambridge Companion to Utilitarianism (Cambridge University Press, 2014),
『イギリス哲学研究』、日本イギリス哲学会、38号、2015年、79-80頁。
- G.E.ムア著・泉谷周三郎、寺中平治、星野勉訳『倫理学原理』(三和書籍、2010年)、『イギリス哲学研究』、日本イギリス哲学会、34号、2011年、79-80頁。
- 音無道宏編著『功利主義と社会改革の諸思想』(中央大学出版会、2007年)、『イギリス哲学研究』、日本イギリス哲学会、31号、2008年、61-2頁。
- James L. Bernat「『臨床家のための生命倫理学--倫理問題解決のための実践的アプローチ』」(協同医書出版社、2007年)、『医学のあゆみ』、222(11)、2007年、882頁。
- 永井義雄『ベンサム』(研究社、2003年)、 『イギリス哲学研究』、日本イギリス哲学会、27号、2004年、79-80頁。
その他
- 児玉聡「倫理学の基本」(研修用動画)、アントレプレナーファクトリー、2024年6月。
- 朝日新聞(2021年9月29日)電子版「接種者を優遇するのは差別? 「不利益」解消へ、問われる政府の本気度」
- 日本経済新聞(2021年6月29日)電子版「コロナワクチン接種証明、高い利便性 社会の分断懸念も」
- 日本産業新聞(2021年6月28日)電子版「コロナワクチン接種証明、高い利便性 社会の分断懸念も(直談 専門家に問う)」
- 児玉聡(インタビュー). 「たばこの販売を禁止すべきか? 喫煙問題の倫理学」『Voice』、2021年7月号、216-223.
- 児玉聡(監修). (2021, May). 外出制限やワクチン接種は強制してよいのか. Newton, 122-24.
- 児玉聡(監修). (2021, April). 人工呼吸器の優先順位はどうするべきか. Newton, 120-124.
- 児玉聡(インタビュー). 「特集 難しい時代にこそ求めたい、倫理という視点」『Best Engine』Vol. 11, pp. 4-11, 2021年4月.
- 児玉聡(インタビュー). 「社会に開かれた生命倫理学をめざして。越境する知が医療現場を、そして日本を変える日」『K.U.RESEARCH』Vol. 15, 2021年4月9日.
- 毎日新聞 (2020年12月4日)夕刊 「コロナ赤信号「第3波」の時短要請 「自粛警察」再燃の恐怖 飲食店主「また中傷されるのか」」p.1
- NHK(2020年11月18日) 「又吉直樹のヘウレーカ!」(同調圧力の問題について、専門家として参加) https://www.nhk.jp/p/heureka/ts/17QXZG4M75/episode/te/9YQW2RZNGK/
- 聖教新聞 (2020年10月20日)朝刊 「パンデミックの倫理学」 p.10
- 京都新聞 (2020年9月29日)朝刊 「公衆衛生と科学技術の関係」 p.23
- 日経新聞電子版(2020年9月8日)電子版 「コロナが問う 社会のために協力する義務 児玉聡氏」
- 朝日新聞(2020年6月24日)夕刊 「(新型コロナ)医療のルール、事前に議論を ベッド不足、誰を優先するか 児玉聡・京都大准教授に聞く」 p.2
- 京都新聞(2020年4月13日)電子版「感染防止で個人の行動制限「命助ける”善行”ととらえて」
- MOOC (edX), Ethics in Life Sciences and Healthcare: Part 1 & 2. (2016-7)
- 児玉聡・佐藤恵子・鈴木美香、「生命倫理学のあるべき姿」、K.U. Researchドキュメンタリー、2014年9月25日。
- 児玉聡、「書物復権によせて」、書物復権2014、2014年4月18日。
- 児玉聡、「新型出生前診断:何が問題か」、『文藝春秋オピニオン2014年の論点100』、文藝春秋、2014年1月1日、268-269頁。
- 児玉聡、「どうして「ルールは守って当たり前」? --現代の生き方を批判的に考える」、SYNODOS、2013年9月30日。
- 児玉聡、「医学・医療の進歩と生命倫理」、『世界統計白書2013年版』、木本書店、2013年9月20日、497-499頁。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2013』、自由国民社、2013年1月、811-815頁。
- 児玉聡、「医学の進歩と生命倫理」、『世界統計白書2012年版』、木本書店、2012年8月22日、503-504頁。
- 前田正一・高橋長裕、「座談会: 院内調査と情報開示,共感の表明,謝罪--有害事象発生時の適切な対応とは」、『週刊医学界新聞』、医学書院、第2965号、2012年2月13日。
- 「正義を問い直す」 (東京大学学術俯瞰講義2011冬学期、「2. モラル・ジレンマと功利主義」「9. 法と道徳:同性愛を題材として」を担当)。
- 「功利主義を専門とする倫理学者、児玉聡さんの思い」、Philosophy Zoo、2012年1月30日。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2012』、自由国民社、2012年1月、823-827頁。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2011』、自由国民社、2011年1月、899-903頁。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2010』、自由国民社、2010年1月、846-850頁。
- 児玉聡・前田正一、「倫理コンサルテーション」、『シルバー新報』(2009年2月13日号)、8頁。
- 児玉聡、「iPS細胞研究の倫理的問題について--「生命倫理アセスメント」の必要性」、『日本生命倫理学会ニューズレター』39:2, (2009年1月15日)。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2009』、自由国民社、2009年1月、846-850頁。
- 「治療の差控えと中止について、今何が問題になっているのか」、
『Bioethics Study Network』7(1):88-91 (2008年3月)。
- 児玉聡・赤林朗、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2008』、自由国民社、2008年1月、1009-1013頁。
- 加藤尚武監修『応用倫理学事典』(丸善)、2007年12月、
「生命・医療倫理」の編集委員として参画。
- 児玉聡・樫則章、「ディスカッション要録(シンポジウム)」、
『倫理学研究』(第37号)、
2007年4月、36-49頁。
- 「生命倫理学における功利主義と直観主義の争い」、
『創文』(第494号)、創文社、2007年1月、28-31頁(PDF版)。
- 赤林朗・児玉聡、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2007』、自由国民社、2007年1月、951-955頁。
- 赤林朗・児玉聡、「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2006』、自由国民社、2006年1月、951-955頁。
- 『生命・医療倫理学入門 DVDビデオ』(総監修 赤林朗)、丸善株式会社、2005年、
講義(倫理学の基礎(1)、医療資源の配分、脳死・臓器移植)を担当
- 「生命倫理と学部族の争い」、『DALSニューズレター』(9号)、2005年5月、3頁
- 「生命倫理」、『現代用語の基礎知識2005』、自由国民社、2005年1月、814-817頁(赤林朗と共著)。
- 「院内に倫理的助言者を」、
読売新聞(北海道版)、2004年5月20日(前田正一と共著)
- 「哲学関連ホームページ」、
『アエラムック 新版哲学がわかる』、朝日新聞社、2003年12月、86-90頁
- 「倫理学的視点から見た性教育の問題点」、
『FINE(情報倫理の構築)ニューズレター』(13号)、2002年7月
- 「ダイアン・プリティ裁判: 積極的安楽死を求める英国のMND患者」、
『生命倫理学会ニューズレター』(22号)、2002年3月、4頁
- 「哲学関連ホームページ」、
『アエラムック現代哲学がわかる』、朝日新聞社、2002年2月、93-6頁
KODAMA Satoshi
Last modified: Thu Dec 12 14:43:09 JST 2024