多田逸郎[四方田が通っていた中学校の音楽教師]は日本で有数のリコーダー演 奏者であり、授業の始めにかならず生徒たちを起立させ、「真に偉大な音楽と は」と尋ねるのだった。するとわたしたちは命じられた通りに「バッハ!ヘン デル!テレマン!」と、声を揃えてこたえなければいけなかった。(中略)。彼 はあるときには一言「エレキ、くたばれ」といい、それを生徒たちに復唱させ た。わたしたちは声を大きくして応じた。「エレキ、くたばれ!エレキ、くた ばれ!」
---四方田犬彦『ハイスクール1968』
なんとか起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食、アイロン。
大学に行く前に、本屋に寄って少し買物。 それから某ヴェローチェで朝刊を読んで、お昼前に大学へ。 いかん、もう少し早起きしないと定時出勤できない。
某妻からメールがあり、某クロネコが来て、古着の入ったダンボール4箱を 持っていってくれたそうだ。結構高くついたらしい。 次回からはもう少し賢明な方法を考えよう。
午前中は雑用。お昼は某氏と春日の居酒屋でランチ。
お昼すぎから夕方まで、某シジウィックの作業。 なかなか終わらず、一旦作業を休止して、 自転車で大手町へ。某会合に出席。
夜、大学に戻ってきて、再び某シジウィックの作業。 無事にすべて終わる。協力していただいた方々に感謝。
帰宅して夕食、シャワー。暑い。 今日、梅雨明け宣言が出されたそうだ。
そういえば、今日は大学でオープンキャンパスをやっていた。
某院生に夏休みの宿題を出す。日本語と英語の両方が上達するようにと、原の 英文標準問題精講(第5版)を渡して、全訳してくるように言う。真面目にやる と足腰が鍛えられると思う。もっと良い薬(方法)もあるかもしれないが…。
英語を全訳するというのは京大(文学部)方式で、個人的にはこの練習が日本語 力を鍛えるのにも大変役に立った。英語が得意でないとそもそも無理だが、英 文を全訳をすれば、文章の流れを推察しながら、論理的に組み立てる練習にな る。日本語を漫然となぞるだけではこのような練習はできないし、接続詞を入 れるという練習だけだと、接続詞の部分だけしか練習できず、日本語がしっか り書けるようにならない。
本当にいいのは、天声人語ぐらいの短い文章を書いて、文章のうまい人に添削 してもらったり、誰かに読んで聞かせて直してもらったりすることなのだろうが、 なかなかそれもできない。
というわけで、結局のところ、すでにちゃんと和訳のある英文を自分で訳して、 それで英語と日本語の両方を鍛える、というのがいいんじゃないかと思う。し かし、今はもっと直接的に日本語を鍛えるよい方法があるのかもしれない。以 上、散漫にメモ。
早朝、大雨。朝、少し遅目に起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食、アイロン。 タクシーで大学へ。スーツ姿(上半身は半袖シャツ)で出かける。
お昼前から集合し、お昼すぎから某入門コース。 昼下がりに40分ほど講義。なんとか無事に終わる。
夕方に簡単なウェルカム・パーティをしたあと、 某氏らと本三のあたりで少し飲む。夜に地下鉄で帰宅。
明日も早いので、さっさと寝よう。
今朝は早起き。「早く起きないといけない」という使命感があると、 わりと早く起きられる。毎日使命感を持って生きたいところだ。
ゴミ出し、シャワー、朝食、アイロン。時間通りに出勤し、 朝から某入門コースの司会。油断していると、いろいろ不手際が。 気を引きしめていこう。
午前中の講義は無事に終了。お昼は某氏に買ってきてもらった弁当。 午後の講義の途中に、ちょっと経済学部の図書館に行き、二冊ほど本を借りる。 経済学部の図書館は親切だし、他学部の貸出期間も一ヶ月と寛容だ。
その後はまたセミナー室に戻って、よく働く。 (自分が学生のいる講義室に行って話すのではなく) 大勢の受講生を右へ左へと移動させるのは大変で、神経が磨り減る。 けど、こういうことを日常茶飯事にやっている人もたくさんいるんだろう。 修業、修業、修業。
今日のコースは夕方に無事終了。そのあと、 同僚の某氏らと本三の交差点のあたりの居酒屋で少しだけ飲む。 ビール、生レモンサワー。明日は長丁場なので早目に帰宅。
帰宅してから新聞を読む。
夜中、つい投資信託を少し購入。 某妻に「夫がギャンブルにはまっている」と非難される。 大丈夫なはず(とギャンブラーはみな言う)。
某集中講義三日目。 いつも通りの時間に起き、ゴミ出し、シャワー、朝食。 スーツに着替えてタクシーで大学へ。 午前中は某内職をしたり、弁当の買い出しに行ったり。
昼下がり、某デモンストレーションで一件ミスをしてしまう。 あとで某同僚に激しく非難される。反省。
昼下がりから某特別講演会の準備に入る。夕方、某講演会本番。 ヘタレな司会をしてしまったが、全体的にはつつがなく終わる。
夜、某懇親会。某妻も参加。受講生の方々と楽しく歓談。ワイン。 そのあと、本三の某居酒屋で二次会。歓談。サワー。
タクシーで帰宅。あと一日あるので、新聞を読んだらすぐに寝よう。
某集中コース四日目(最終日)。朝、大学へ。 お弁当の買い出しに行った以外は、 今日はあまり仕事をせず。 昼下がりに無事に終了する。
部屋を片付けてから、みなで簡単な打ち上げをする。 某ハンバーガー屋のハンバーガーとビール。
打ち上げのあと、某事務室で日が暮れるまで涼む。 中にいたときは気付かなかったが、外は通り雨だったようだ。
夜、帰宅してシャワーを浴びたあと、某妻と一緒に歩いて巣鴨に行き、 マンガ喫茶でchill outする。『ドラゴンヘッド』を最終巻まで読む。 キーワードは恐怖感と生きる意味。おもしろかった。
真夜中に帰宅。新聞を読んだら寝よう。
朝、いつもより30分ほど遅く起きるが、定時出勤。 午前中、雑用、会議などをこなす。
午後は、待ち合わせていた某妻と本三で遅めの昼食。 そのあと、六本木ミッドタウンに行き、 『SiCKO』を鑑賞。 試写会の切符をくれた某氏に感謝。
映画は少し長かったが、 米国の医療保険制度の問題点がよくわかり、勉強になった。 こういう話題で二時間飽きさせないドキュメンタリーを作るマイケル・ムーアの 才能もすごい。医療問題に関心のある人は必見。B+
夕方、六本木ミッドタウンをしばらく散策したあと、 日が暮れてから大学に戻ってくる。 雑用を少ししてから帰宅。
自宅で少し遅目の夕食。グリーンカレー。ワインも少し飲み、 某妻といろいろ楽しく議論する。食器を洗ってから朝刊、夕刊。
ストレス(?)と寝不足で手荒れがなかなか治らない。今日こそは早目に寝よう。
少し寝坊。シャワー、朝食。大学に来る前に某スタバに行き、 朝刊と某論文の校正。午前中に朝刊を読んだ方が、精神的には良い。 それから大学へ。だいぶ遅刻。
某校正稿(二校)を発送。 なんだか読みにくい文章を書いているので、 もっと読みやすくなるように工夫すること。 簡潔かつ明快に。修業、修業、修業。
午前中は雑用。お昼は某サブウェイで。お昼すぎに少し居眠りしたあと、 午後は某院生の某原稿を読む。これで同じ原稿を3度ほど読んだことになるが、 まだ売り物にならないと突き返す。 芸の道、じゃなかった、研究者の道は長くて険しい(the long and winding road...)。
夕方、一週間ぶりにプールで泳ぐ。1.5キロ。それから帰宅。
夜、夕食後、某妻と散歩に出かける。某妻が六義園の周りを走っているあいだ、 コンビニで『SPA!』を買う(他に買いたいものがなかった。 なんかもっとこう、中年大学研究者向けの雑誌はないのか)。
夜中、帰宅して『SPA!』に目を通したあと、 いろいろ雑用をしているとあっという間に真夜中に。一日は短い。 もう寝よう。
昨晩、少し早目に寝たせいか、あるいは水泳で体がほぐれていたせいか、 よく寝て起きる。ゴミ出し、シャワー、朝食。 大学に行く前に某ヴェローチェで新聞。少し遅れて出勤。
今日は立秋だそうだ。
今日は某ユニットの引越し作業の続きがあるので、 午前中はその様子を少し見る(手伝うことはあまりなかった)。 お昼は弁当を食べて同僚たちと。
背中と、二の腕が少し筋肉痛。 お昼を食べたら眠くなってきた。
昼下がりに少し居眠りしたあと、夕方まで勉強。
夕方、少し某スタバで一服。それから、みなで水道橋に行き、 同僚や院生たちと簡単な納涼会をする。ビール、ワイン。
後楽園で二次会をしてから、帰宅。疲れたのでさっさと寝よう。
普通に起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食。 某ヴェローチェで朝刊を読んでから大学へ。少し遅刻。
よいニュースが一件。
お昼、某ミーティング一件。そのあと、某同僚と赤門前の定食屋で昼食。 午後もミーティング一件。夕方まで雑用と某原稿書き。眠かったが居眠りできず。
夕方、某氏来訪。ビアガーデンで夜までビール。飲みすぎた。歓談。
夜中、巣鴨のマンガ喫茶へ。つい長居してしまう。『寄生獣』を全巻読む(何度目?)。 結局、5時間以上マンガを読んでしまった。自堕落ぶりに自己嫌悪。 もう寝よう。
今日のこと。
そういえば、某大医学部の学士試験に見事合格した某卒論生が、 わざわざ手みやげを持って上京してきてくれたようだ。 午前中に研究室に来て、手みやげだけ置いて帰ったとのこと。 もうしわけないことをした。
お昼前に起きる。シリアル、シャワー。
暑いので昨晩は一階の居間に布団を敷いて寝た。 現在、二階は窓を開けているが室温35度。
投資信託を少し買い足してしまう。
昼下がりに家を出て、春日の某喫茶店で新聞。 そのあと、ジムに行き、筋トレ。疲れる。
夕方に帰宅し、素麺を作って某妻と一緒に食べたあと、 銀座に出て『ハリーポッター5』を観る。 それなり。最後は結構盛り上がった。 あと、学校では実践の役に立たない理論を教えるものだ、というくだりとか。B-。
映画を見たあと、銀座ライオンで夕食。ビール。 銀座は道幅が広いせいか、広々としていて歩くのによい。
白山のビデオ屋に加入し、2本ほどレンタルをしてから帰宅。 途中、消防車がたくさん停まっているところがあった。 近くで火事があったようだ。
昨晩は某妻と『28日後』を見て震えたあと、 夜中遅くに寝て、今日はお昼前に起きる。 寝ているときもクーラーをつけていたせいか、頭が痛い。
お昼は焼きそば。
昼下がり、朝刊を読んだあと、一人でマンガ喫茶に行ってしまう。
夕方、買物をしてから帰宅。 目の痛みが治らないので、某妻の助言で葛根湯を飲んでおく。 そういえば、去年の今ごろも風邪で苦しんでいた。 体力が落ちる時期なんだろう。
夕食後、また一人でマンガ喫茶に行ってしまう。 『Gantz』を最新巻まで読む。おもしろい。 しかし、何をしてるんだか。明日から仕事しよう。
昨晩は『世界最速のインディアン』をDVDで観てから寝る。 アンソニー・ホプキンス主演のフィールグッド・ムービー。最後はどきどきした。 B+
そのせいもあって、朝遅くに起きる。シャワー、シリアル。 お昼前に大学へ。
お昼すぎまで仕事をしたあと、某氏と昼食。そのあと、某総合図書館に行ってみると、 学生が大勢いる。その中で某院生の論文の添削作業。
夕方、研究室に戻ってしばし雑用をしたあと、 春日のマンガ喫茶に行き(病気)、夜までマンガを読む。
夜、夕食をとったあと、某妻と一緒にしばらく散歩。 帰宅してから某写真をスキャナで取り込む作業。ハングアップしたりして大変。
今日も朝遅めに起きる。シャワー、シリアル。それから大学へ。
お昼は某氏とイタリアン。
午後は、某院生の指導、新聞、文献のコピーなど。あっという間に夕方になる。
夕方、某氏らと学内の某スタバで少し涼んでから、 ジムに行き、筋トレ。それから荷物を取りに研究室に戻り、帰宅。
夕食後、二階の勉強部屋で読書。明日返さないといけない本を読む。
ゴミ出しのために朝起きたあと、二度寝。お昼前に起き、昨晩から読んでいた 竹内洋の『立身出世主義』を読み終える。それから旅行の仕度をして、某妻と 一緒に出発。
図書館で本を二冊返して、予約していた本を一冊借りる。駅前の某フレッシュ ネスバーガーで昼食をとってから、電車を乗り継ぎ、逗子に来る。さらにしば らくバスに揺られたあと、某隠れ家へ。
到着してから、近くの魚屋に刺身になる魚を買いに行く。夕方でだいたい売り 切れていたが、カジキマグロが残っていたので、売ってもらう。カジキマグロ はマグロではない、と教わる。
マカジキ科とメカジキ科の硬骨魚の総称。体はマグロに似るが、上顎は剣状に 延びている。背部は青黒く、腹部は淡色。熱帯・温帯の外洋に分布。美味。か じきまぐろ。
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
こちらへ着いてから、お昼に某フレッシュネスバーガーでお金を払ったときに、 小銭だけもらってお札のおつりを返してもらうのを忘れたことに気付く。舌を 噛んで死のうとしたところ、某妻が店に電話して確認してもらい、後日返して もらえることに。某妻に感謝。というか、自分でそのぐらいできるよう、見習 おう。
コンピュータを立ち上げると、なぜかネットにつながるようになった。 しかし不安定だ。
昨晩は夕食後に一睡したあと、新聞を少し読み、 たまたまビデオがあった『太陽の季節』を見てから寝た。 この50年でファッションがずいぶん変わったのはわかるが、 男性のかっこよさの基準が女性のそれに比べてずいぶん変わったようだ。 それはともかく、テンポがよくておもしろく見れた (会話は早口で聞きとれないところがあった)。 ヒロインの心理の変化の描写が今ひとつ。
明け方に地震があったようだ。
朝、起きて朝食。味噌汁とごはん。今日は少し勉強しよう。
お昼まで勉強。某講演の概要を作成したあと、 先日いただいた『医療と生命』(ナカニシヤ、2007年)を読んで勉強する。 某氏の達筆さに感銘を受ける。文章力を鍛えよう。
昼食後、一睡して、それから海で少し泳ぐ。 海で泳ぐのは何年ぶりか(10年以上ぶり?)。 よく浮くのですいすい泳げた。
そのあと、プールで少し遊び、雲行きが怪しくなったので部屋に戻ってくる。
夕方、しばらく勉強。それから近くの定食屋に行き、ちらし寿司などたらふく食べる。 焼酎。
雨が降ってきたので、急いで帰宅し、それからまた勉強。 シンガーの『人命の脱神聖化』(晃洋書房、2007年)を読む。
夜中、少し焼酎。
朝、某宅急便に起こされる。朝食のあと、少し寝てしまう。 それからお昼までリンネの勉強。
お昼は素麺とおにぎり。 それから部屋の掃除をして、プールでしばらく遊ぶ。 少し背泳ぎの練習をしてみる。 大学に戻ったら背泳ぎもやってみよう。 屋外プールなので、少し焼けた気がする。
いつのまにか株価と為替が大変なことになっている。 日経平均株価終値15,273.68(-874.81)円、1ドル112.58-60(-3.47)円。
夕方、1時間ほど昼寝。それから夕暮れ時に散歩。
夜、某妻の叔母夫婦が隠れ家にやってきて、四人で夕食。ビール、焼酎、ワイン。 楽しく食事をする。
一昨夜に続き、昨夜も地震。朝起きてから豪華な朝食。シャワーを浴びて、 ひさしぶりに髭を剃る。
曇り。昨晩は藤沢市方面で雷が落ちるのがよく見えた。
午前中、少し勉強。さらに来客が二人。 お昼を食べたあと、みなでヨットで湾内を周る。 少しハンドル(舵?)を取らせてもらう。た、楽しい…。
海の見える風呂に入ってから帰宅。
今日は午前からヨットのレースがあるというので、朝から早起き。 みなで朝食をとったあと、片付けと用意で大わらわし、 某妻と自分以外はみなレースに出かけた。 シャワーを浴びてようやく一息つく。
午前中は読書。お昼は某マリーナで。
お昼すぎのバスに乗り、電車を乗り継いで昼下がりに帰宅。 車中では読書(某妻はよく寝ていた)。 帰ってくると新聞がどっさりと置かれてあった。
家で一息ついてから、クリーニング屋、図書館、某フレッシュネスバーガーで 用事を済ませ、某喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら一服。 さらに、某妻はスーパーに買物に、 オレは小腹が減ったので近くの蕎麦屋でざるそば。 それから自宅に戻ってきて遅い昼寝。ようやく落ち着いた。
さて、今夜は新聞を読まねば。
夕方、たまっていた新聞を途中まで読む。夜、夕食をとったあと、 残りの新聞を読む(残念ながら時間もなく集中力も続かず飛ばし読み)。
夜中、某妻と散歩がてら春日の本屋まで。帰りは地下鉄で戻ってくる。
昨晩はアニメ版の『時をかける少女』を観てから寝る。 青春映画のせいか、今ひとつのめりこめず。映像はそれなり。C+
朝、なかなか起きられず。シャワー、朝食。 そのまま大学へ(ちょっと遅刻)。 早起きしないと心に余裕がなくなる気がするので、 今日から心を入れかえて早寝早起きすることにしよう。
今日も暑いな。
午前中はたまってた雑用を片付ける。 お昼は書籍部で買物をしたあと、第二食堂で。 空いているかと思ったが、テーブルは8割方うまっていた。新聞を少し読む。
午後も雑用したり、新聞を読んだり。夕方、某氏と某打ち合わせ。 それからジムでトレーニング。20分で3.5キロほど走ったあと、 筋トレ。汗だくになる。
夜、帰宅して夕食。疲れてしばらく動けず。夕刊読む。
眠い。今日こそは早く寝よう。
コーヒー牛乳を買いに近くのスーパーに行ったり、本を読んだり。
ところで、2003年3月ごろから真面目に(というか、偏執狂的に)家計簿を付けている。 (そういえば、それ以前もExcelで付けていた気がする。 あ、2000年から2002年はExcelファイルが残っているな。 一度始めると止められない例の一つ。)
今、つれづれに過去の「成績」を見ていると、一応、 毎年収入が支出を上回っているのだが、2003年と2005年の収支がひどくて、 2003年は約21万円の黒字、2005年はなんと約12万円の黒字。 2003年10月に定職に就いたのに(それ以前は学振)、ほとんど貯金ゼロの世界だ。
この話を某妻にしたら、「それを知っていたら、たぶん結婚しなかった」 と冷たく言われてしまった。さらに、 もうすぐ「能力に応じて働き、必要に応じて妻が小遣いを出す」 という管理社会が到来するわよ、と予告までされた。ぶるぶる。
ひさしぶりに早起き。シャワー、朝食、某ヴェローチェで朝刊、定時出勤(少し遅刻)。
さて、仕事仕事。
午前中は某打ち合わせなど。お昼はひさしぶりに某海鮮丼屋で。
午後から某ミーティングと某採点作業など。休む間もない、と言いつつ、 途中20分ほど居眠りしてしまう。
夕方、手の荒れが治らないので、 某妻が以前お世話になった白山の某皮膚科に行ってみる。 すると、まるで指が二本ぐらい骨折したかのような包帯を巻いてくれる。
少し恥ずかしい思いをしながら、地下鉄で新宿へ。 某百貨店のレストラン街で、母と兄夫婦と某妻の5人で会食。 中華。ワインを少し飲む。歓談。
少し早目に帰って来たので、巣鴨のマンガ喫茶で数時間リラックスする。
明日もいろいろと仕事がある様子。今夜は早く寝よう。
なんとか早起き。大袈裟な包帯を外してから、ゴミ出し、シャワー、朝食、アイロン。 大学に来る前に某ヴェローチェで朝刊。少し遅刻して出勤。
今日は某妻の誕生日。毎年忘れないように気をつけよう。
午前中、某仕事を少し。 お昼は、予約していた白山の某イタめし屋で某妻と。うまい。
某妻にはブーケを贈る。
いったん帰宅。暑いが、また大学に行かねば。
昼下がりに大学へ。夕方まで真面目に某仕事。
夕方、プールで泳ぐ。背泳ぎの練習。鼻から水が入り、半分溺れたように泳ぐ。 さいわい頭は打たなかったが、 女性とすれ違ったときに腕が体に触れてしまったような…。 「某大講師、プールでセクハラ」とかいう見出しが新聞に載らないよう、 くれぐれも注意しよう。
帰宅して夕食。それからYouTubeでいろいろ昔のバンド(Nick Lowe, the Doors, Iggy Pop, Queenなど)を観る。
夜中に某妻と少し散歩。雨が降ってきそうだったので、 途中で引き返して戻ってくる。シャワーを浴びて夕刊を読む。
そういえば、今日、花屋でブーケを作ってもらったときにカードを書いたのだが、 花屋の手違いでブーケに入ってなかった。あとで電話したら、 すぐに自宅に送ってくれるとのこと。こないだの某フレッシュネスバーガーに続き、 二件目。対応は良いので文句はないのだが、なぜか同じようなことが続く。 オレももっと気をつけなければ。
昨晩はひさしぶりに涼しかった。 今朝はなんとか起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食。 雨が降っていたので、地下鉄で白山まで来て、歩いて本三の某スタバへ。 しばらくすると雨が上がる。
甲子園で優勝した佐賀北の記事がおもしろかったので、 つい長居してしまう。だいぶ遅れて出勤。
今日は処暑、だそうだ。明日からまた暑いらしいが。
雑用。
赤本を作っている教学社から郵便。 去年の某大学の受験で、シンガーの『グローバリゼーションの倫理』 のオレが訳した部分が使用されているので、赤本に使ってよいかとのこと。 へー、ぜんぜん知らなかった。
10数年ぶりに公立高校が優勝したというので、朝日の社説がおもしろい。結び のところで格差社会と結び付けている。
高校野球の選手を取り巻く環境は、一般の社会と同じように一様ではない。極 端な格差は是正していきたいが、完全な平等は難しい。専用球場や寮を持つよ うな高校もあれば、狭いグラウンドを他の部活動と共用し、用具を買うのもま まならないところもある。
しかし、格差を嘆くよりも、その差を埋める術はまだいくつもある。そんなこ とを考えさせた大会だった。
球場に入り、いったんプレーボールがかかれば、私立も公立も伝統校も無名校 もない。どのチームにも勝者になる可能性は与えられている。 (朝日本日付社説)
格差は歴然としてあるが、努力次第でunderdogがエリートに勝つ可能性もある というわけだ。
しかし、たしかに「どのチームにも勝者になる可能性は与えられている」と言 えばウソではないが、今回「奇跡」という言葉がよく使われたように、自然的 不平等に加えて社会的不平等も大きければ、underdogがエリートに勝つ「確率」 は、かなり低いだろう。今回の公立校の優勝は、たしかにunderdogを勇気付け る心温まる話だが、だからといって社会経済的な格差は放っておいてもよい、 という話にはならないだろう。公正な機会均等が望まれる。
「あ、こいつ、いつのまにロールズ主義者になったんだ。反省しろ、この似非 功利主義者めっ」
お昼すぎ、本三の某カレー屋で昼食をとってから、 地下鉄を乗り継いで神保町へ。 そこで某妻と合流し、 小川町で開催される某シンポジウムに参加…のはずだったのだが、 開催場所に着いてから日にちを間違えていることに気付く。 しまった、またやってしまった…。
近くの某スタバに入って、なぜ間違えたのか調べてみると、 このシンポジウムについて連絡を来れた某氏からのメールに日付の書き間違えが あった。しかし、オレがダブルチェックしなかったのがいけなかった。 深く反省。どこかに行くときは、ちゃんと予定を確認すること。 まあ、今回は下見ということで。
それから千代田線に乗って根津に来て、今日の朝刊に乗っていた某甘味処に行き、 かき氷を食べる。かき氷は今年初めて。うまい。
そのあと、根津神社を通り抜けて、白山まで歩く。 すると、お腹を冷やしたようで、死にそうになり、地下鉄のトイレに駆け込む。 そのまま地下鉄で千石に戻り、シャワーを浴びて家で寝る。 ちょっと寝不足もあったようだ。 喉もイガイガする気がしたので、 葛根湯を飲んでおく。 ちょうど去年の今ごろは風邪で苦しんでいたので、 今の時期は体力が落ちるんじゃないかと心配している。
夕方に起きると、なんとか体調は回復していた。ちょっと勉強しよう。
涼しいのでひさしぶりに二階の勉強部屋で夕刊を読んだり、メールを書いたり。 少し心が落ち着いた。深呼吸、深呼吸。
夕食後、某妻のジョギングに(自転車に乗って)付き合う。 そのあと、二階の勉強部屋でひさしぶりに読書。
ちょっと体力が落ちている気がするので、そろそろ寝るべし。
なんとか早起き。ゴミ出し、シャワー、朝食。 家を出る前に、 スキャナで30分ほど読み取り作業をしたが、面倒になり断念。時間の無駄。
図書館で本を返してから、本三の某スタバで朝刊。 今日も遅れて出勤。いかん、たるんでる。
午前中は雑用。お昼は某氏と定食屋で。 昼下がりから夕方まで、某総合図書館で居眠りと読書。
夕方に買物をして帰宅。某院生をゲストにして、某妻と三人で夕食。 歓談。ワイン。
夜から大雨。
朝、ゴミ出しをして二度寝。朝遅くに起きる。 シリアルを食べ、某妻と一緒に地下鉄で神保町へ。
お茶の水の某沖縄料理屋でソーキそばを食べ、 喫茶店でしばらく時間をつぶしたあと、 某シンポジウムに出席。 某名誉教授や某漫画家のお話などを聴く。 宇宙や想像力の話。
シンポジウムが終わったあと、控え室に行き、 某名誉教授に挨拶する。 「君なあ、もうちょっとハメを外さんとアカンで」と叱咤を受ける。がんばろ。 それにしても緊張した。
某靴屋でジョギングシューズを買い、喫茶店で一服してから千石へ。 夕食まで、一人で巣鴨の某マンガ喫茶でchill outする。
夜、某妻と夕食後、しばらくYouTubeやら何やらで音楽を聴いたり。 勉強せんとやばい。
オデュッセイアよろしく、マンガ喫茶に戻りたい欲求を抑えつけ、 二階の勉強部屋で少し勉強。あっという間に一日が終わってしまう。
ところで、思想史っていうのは、本当に純粋な喜びがある。
一体、思想史の醍醐味はなんだろう。 某偉いベンタム研究者の先生は、 ある思想家が別の思想家と血縁関係にあったり、 手紙を送っていたりしたことを発見するのが思想史の醍醐味とか書いていた気がするが、オレの場合はそういうのではない (そういう楽しみもあるには違いないと思うが、ツボが違うとしか言えない)。 オレの場合は、そういう「史跡発掘的(?)な楽しみ」ではない。
思想史の現代的意義とかあえて考えずに、 思想史の醍醐味を考えるに……、他人が知らないことを知る喜び、 というのもあるかとは思うが、それも最大の喜びではない。
また、豆知識や雑学的な興味でもない。 正直、誰がどうしたとか、誰と誰がどういう論争をしたというような話は、 芸能界に興味がないのと同じぐらい興味がない。 というか、「豆知識」という知識を憎んでいるとすら言える (自分に豆知識を記憶する能力がないので)。
思想史の醍醐味「概念と概念のつながり」 「異なる物の見方を理解すること」……なんかそのあたりだろうか。
たとえば今読んでいるsympathyという語が18世紀ごろのイギリスでどう受け入 れられ、どう衰退していったかというような話(EL. Forget, Sympathetic Imagery in Theory and Physiology.)。これはかなりおもしろい論文だと思う わけだが、なぜおもしろいか。
などなど、sympathyという概念の全体像(bigger picture)を与えてくれて、 これぞ思想史(history of ideas)という感じがする (もちろん、批判的に読むには、こうした主張の裏を取る必要があるのだが)。 つまり、一つの代表的な概念を詳しく見てみることで、当時の人々 の思想的生活が垣間見える、というところがおもしろいのかな。 また、「ああ、一つにはこういう背景があって、 ベンタムはsympathy理論を批判しているのかもしれない」とか考えてみたり。 勉強するにつれ、話がつながっていく感覚、これもまたおもしろい。
さらに、それだけでなく、やはり自己理解・現代理解にもつながってるところも おもしろいんだよな。それが思想史の現代的意義と言える部分か。
とにかく、思想史の勉強はときどき(マンガ喫茶に行きたい欲求を忘れさせる ほどの)強烈な喜びがある、ということをメモしておきたかったので、記して おく。
そういえば、最近は論文を書く快楽(および苦痛)というのを忘れているなあ。 逃避してばかりいないで、文章を書かないといかん。
朝、遅くに起きる。お昼前に某氏来訪。野菜をいただく。
お昼すぎに家を出て、巣鴨の駅前で蕎麦を食べたあと、 夕方まで某マンガ喫茶に籠る。行きすぎだ。
夕方、喫茶店とスーパーに寄ってから、帰宅。 それから夕食のカレーを作る。 料理をしていると、いろいろモノを考える。
夜、某妻と夕食。カレーとビール。
夕食後、少し寝る。料理中に少し内省モードに入ったせいか、 某妻に調子が悪いのかと心配される。何か真面目に考えていたのだが、 寝たらすべて忘れてしまい、その時の気分だけがまだ続いている感じ。
とにかく、少し勉強しなければ。週末、遊びすぎた。
少し勉強。しかし、なんだか鬱々として楽しまず状態なので (山月記は「怏々(おうおう)として楽しまず」だった)、 新しいジョギングシューズを下ろして30分弱ほど白山と千石の付近を走る。 帰ってシャワーを浴びたらすっきりした。もう少しだけ勉強しよう。
それにしても、外を走ったのは何(十)年ぶりだろうか。 やっぱりトレッドミルとは違って(道路のでこぼこが多いため、またスピードのコントロールができないため)走りにくいが、景色が変わる分、楽しい。 これからもときどき走ろう。
リンネの勉強。植物の研究というのは、薬草という意味では医学的な研究でもあり、 農耕や栽培を通じた経済活動の礎という意味もあり、 自然の秩序を学ぶという意味では自然神学的な活動でもある、 ということがよくわかった。
しかし、もともとそういうことを勉強したかったのではなく、 ベンタムとリンネの関係を学ぼうとしていたのだった。まわり道しているな…。
少し寝坊。シャワー、朝食、某ヴェローチェで朝刊。定時出勤(少し遅刻)。
大学に来てから、今日の夕方の勉強会の準備。明日の準備もしなければ。
お昼すぎまで夕方の勉強会の準備。昼食は某サブウェイで。
そのあと、某総合図書館に行き、少し居眠り。 それから本を一冊借りて研究室へ。夕方までベンタムの勉強。
夕方から某政治哲学研究会。ウォルツァーとマーモット。勉強になる。
夜、研究会のメンバーと飲み喰い。ビールと焼酎。 真夜中に帰宅。
明日の準備がまずい…。早起きできるかな。
今朝は早起きして勉強会の準備。朝、シャワーを浴び朝食をとって急いで大学へ。 午前中から某ベンタム研究会(と称しつつ、午前中は某氏がルソーの発表。 こないだまでは「某イ○リス哲学会本郷部会」と僭称していたのだが、 また別の名前を考える必要がありそうだ)。
お昼は食べずに発表の準備。午後に前回に引き続きリンネとベンタムで発表。 勉強不足を露呈した恥ずかしい発表をしてしまう。反省。
夕方、某学士会館分館のビアガーデンで一杯飲む。 が、蒸し暑くて大変だったので、涼しい居酒屋に移動。 某妻も合流し、3時間ほど飲み喰いする。ワイン、焼酎。 飲み会のあいだ、外は豪雨。帰るころには止んでいた。
寝不足にワインと焼酎が効いたのか、だいぶ酔っぱらって帰宅。 すぐに寝て、真夜中に目が覚める。
今日のこと。
今日のこと。
朝、ゴミ出しをしたあと、お昼前まで寝てしまう。 シャワーを浴び、シリアルを食べてから、お昼すぎに大学に来る。 来週からはまっとうな生活に戻ろう。
昼下がりまで、たまっていた雑用を片付ける。 その後、某海鮮丼屋で遅目の昼食をとり、某スタバで1時間ほど新聞。
夕方、自転車で大手町に行き、某会議に出席。
夜、某妻と丸の内で待ち合わせをして、 本屋で買物をしたり、丸の内近辺を散歩したりする。 そのあと、水道橋まで歩いて戻り、 阪大の某氏と合流して某ホテルのバーで歓談 (ビール、カクテル--また飲んでしまった!)。
真夜中に解散して、歩いて千石の自宅まで戻ってくる。 丸の内から千石まで、5キロ以上歩き、 最後の方は二人ともフラフラに。
なんだか8月は心が落ち着かなかった。 9月は仕切り直して研究に励もう。