なぜ人びとは、乞食には施しをするが、 哲学者にはしないのかと訊ねられると、 「それは彼らが、いつかは足が不自由になったり、 目が見えなくなったりするかも知れぬとは予想しても、 哲学者になるだろうとは決して思わないからだよ」 と彼[シノペのディオゲネス]は答えた。
---ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』
定時起床。ゴミ出し、朝食、朝刊、シャワー。それから大学へ行き、授業の準 備など。サバティカルから帰国した某氏からプレゼント。感謝。
お昼は百万遍でカレー。3限、文献講読。やっとムーア。なかなか進まない。
昼下がりにいったん帰宅してからバスで衣笠へ。5限、功利主義。ゴドウィン。 移植ネタでディスカッションしたら、それはすでにやったことがあるというコ メントが…
夕方、某妻と一緒に戻ってくる。娘を保育園に迎えに行き、帰宅。娘は元気。 お話がうまくなってきた。
夜、夕食。新聞。富士山が世界遺産とか、猪瀬知事が失言とか云々。
夜中、食器を洗って風呂に入る。娘の寝かしつけ。わたしも某妻も疲れていた ので寝落ちする。今日こそ早めに寝よう。
定時起床。髭剃りを忘れて髭剃れず。朝食。しばらく娘の世話。
某妻と一緒に新宿に出る。百貨店で少し買い物。それから本三に来て、駅前の 某喫茶店で少しだけ校正。一向に進まない。
おにぎりを買って大学へ。しばらく研究室で雑用。その後、某コモンルームで 食事。それからまた研究室で雑用。
昼下がり、某ミーティング。一時間ほど。
夕方、某氏と相談。その後、別の某氏と相談。某初校についていろいろと有益 なコメントを受ける。感謝。
それから購買部に行き、新しいiPad(64GB)を購入。白は売り切れで入荷待ちだっ たため、黒にした。しばらく研究室で設定。
夜、某氏とタクシーで千石に行き、讃岐うどん屋で夕食。ビール。
夜中、自宅でiPadの設定その他。今日こそは校正をする予定だったが、あまり 進まず。明日がんばろう。
昨晩は某娘の泣き声によって3時間ごとに起こされる。そのたびに悪夢を見ており、 落ち着かない夜だった。
朝、遅めに起きてシャワー、朝食。少し勉強してから、お昼をいただき、 そのあと少し昼寝。
昼下がりに某娘に二度目の沐浴をする。 風呂に入っているあいだは気持ちよさそう。 頭髪を洗いながら「どこかかゆいところはありませんか」と尋ねてみたり。
夕方、バスと電車を乗り継いで本郷へ。大雨。 研究室で少し雑用。ubuntuのアップグレード(11.4)も少し。
夜、本三の某ラーメン屋で酸辣麺。それから帰宅。 家のコンピュータもubuntuのアップグレードの準備をして、 しばらくソファで死んだように寝る。
ちょっと勉強したかったが、もう無理そうだ。また明日がんばろう。
はてなブログで記録を付けはじめて丸4年か。 最近はあんまり棲み分けがうまく行ってないな。
5月。朝、ゴミを出してから二度寝。宅急便に起こされる。
シリアル、朝刊、シャワー。
お昼すぎに家を出て、大学へ。お昼は某コンビニでパンとサラダを買う。
昼下がりから夕方まで真面目に勉強。夜、ジムのプールで40分ほど泳ぐ。 クロールも平泳ぎもうまく泳げず。もうちょっと研究しなければ。
そのあと、本三の某薬局でホウ酸ダンゴを購入。 自分で食べるためではなく、研究室に小さなアレがいたため。 ついでにカレーを食べる。
夜中、研究室に戻ってもうしばらく勉強。
真夜中、巣鴨に行き、某漫画喫茶で2時間ほどchill outする。 日付が変わってから帰宅。もう寝よう。
定時起床。シャワー、朝食。
定時出勤(少し遅刻)。午前中から某先生らと某相談。
お昼、おにぎり。少しだけ寝袋。
昼下がりから夕方まで、某先生らと某相談。ようやく一区切り。
夜、タクシーで千石に移動。某氏宅にお呼ばれし、 某氏らと日付が変わる直前まで飲む。ごちそうさまでした。
新聞を読んだら寝よう。
香港旅行中のため、記載なし。
朝起きる。ゆっくりしているとすぐに昼になってしまう。少し雨。
昼食。
(某妻の)努力の甲斐もむなしく、先々月に引き続き、先月も赤字だった…。 今月こそは財政健全化を目指そう。
w-zero3の待受画面に予定を表示する設定にしてあるのだが、 何も予定が入っていないと、 「近い将来の予定はありません」と表示される。 なんだかおかしい。
まだw-zero3にはまっている。
メモ。対症療法と根治療法。犯罪によって市民の安全が脅かされているから という理由で、個人の監視を強め、市民的自由を制限するのが対症療法。 犯罪が増える原因である貧富の差に取り組むのが根治療法。
昼下がりから某妻と散歩。 近所で宅急便などの用事を済ませてから、駒込の旧古川庭園まで歩いていく。 平日でまだバラも咲いていなかったせいか、ほとんど貸し切り状態だった。 それから染井銀座を歩き、巣鴨駅の方に出てから、買物をして帰宅。 よく歩いた。
PHSは一昨年の11月に機種変更していたようだ。 約1年半ぶりに交換したということになる。
夕食(中華風)。焼酎を少し。
夕食後、ひさしぶりにテレビを見る。 3月に録画しておいた「英語でしゃべらナイト」 の釈由美子と松本和也の卒業の回。この番組は、 「いかにして英語を学ぶか」という問いを「いかにして生きるか」という問いと 結びつけたところがおもしろかったのかな。 有名人の人生哲学がわかる英語番組。 釈さんと松本アナも英語を学ぶことを通して語学的にも人間的にも成長し、 卒業する。こういう番組って外国にもあるんだろうか。
机の上に請求書や明細書などの郵便物がたまってきたので、その整理を少し。
新聞。
遅いデビューだが、はてなで日記をやってみることにした。 w-zero3でこちらの日記を更新するのは難しいため。 外出中などは、はてなの方が更新されることになる(かもしれない)。
また雨が強く降り始めた。
そういえば、某出版社から『現代用語の基礎知識2007』のCD-ROM版が届いていた。 それと一緒に『2008』の原稿依頼も来ていたので、また夏にやらねば。
朝起きる。今日は一応、有給を取ってある。
が、一応大学に来てみた。外はすっかり暑くなった。
お昼は大宮の中華料理屋で会食。 昼間から紹興酒とビール。
大宮のホームで帰りの電車を待っているときに、 鳥にフンをかけられる。少し泣く。 帰ってジャケットを洗濯。
半時間ほど寝る。さて、また大学に行こう。
夜、プール。45分間泳ぎ続ける。速い人が多かったので疲れた。 もっと体力を付けないといけない。
某海鮮丼屋で食事をしてから帰宅。
古いガーディアンを読んで、ボディショップがロレアルに買収されていた ことを今頃知った。
ラーメンを食べに行きたい欲求をぐっとこらえて、 古いガーディアンを読む。 スコットランドでは4月からレストランやパブなどの公共施設で 全面禁煙になったんだな。これも知らなかった。
Transamericaという映画はおもしろそうだ。
今日のニュース。あれ、ニュースを録画しそこねた。
う、また寝すぎた…。
先日からテキストの脳死のところで煮詰まっており、 何も進んでいない。まずい。
ブッシュに対する北朝鮮外務省報道官による非難声明の件だが、 日本の新聞では、「人間のクズ」「道徳的未熟児」となっているが、 CNNでは`hooligan'となっている。 原語のニュアンスはどんな感じなんだろう?
自宅でしばらく勉強したあと、某所で夕食。 そのあと、ついマンガ喫茶に行ってしまう。堕落。
う〜ん。明日からもうちょっとがんばろう。
昨晩は夕方に知財・利益相反についての講習を受け、 それからジムで少し運動し、夜は某氏と飲み喰いしながら雑談。 そのあと研究室に戻ってきて医療資源の配分について勉強。 さきほど帰宅。
ひさしぶりに筒井康隆を読む。『薬菜飯店』とか。
う、半日寝てしまった。
イラク人捕虜の米国(とおそらくは英国)の虐待問題についてだが、 ブッシュのコメントが興味ぶかい。
「イラク人捕虜の処遇のされ方は、アメリカ人の性質を反映していない。 アメリカではこんなことはしない ("Their treatment does not reflect the nature of the American people. That's not the way we do things in America.")」 (CNN.com)。
なんとかして「ほんとのアメリカ人ならこんなことはしない」と言いたいようだが、 そのような主張がうまくいくのかどうか疑わしい。また、 「イラクに行った兵隊(の一部)はほんとのアメリカ人ではない」 と示唆することは、兵隊を疎外することになるだろう。
おそらく、「厳しい父親」を演じる大統領からすれば、 「若者たちが外国に行って調子に乗り、いささかやりすぎたようだ。 彼らは厳罰に処し、私たちも今後は二度と同じことが起きないように努めるので、 今回は許してほしい」などと言うべきだったのではないだろうか。
朝起きる。某大学から電話。 科研費が内定したので書類手続をしてくれとのこと。 今日は横浜に行くか。
[Agora at Yokohama National University]
某大学に来る。お昼は弁当を買って野外のオープンスペースで食事。 科研費の書類を記入して提出する。
科研費の書類は、提出するはずが印鑑を忘れており、結局後日郵送することになる。 つかん。
昼下がりに桜木町の某映画館に行き、 『キャッチミー・イフユーキャン』 のチケットを取る。 もうそろそろ終わる映画なのに満席になっているのでなぜかと思ったら、 今日は映画の日で1000円だったのだ。
夕方まで待って映画を見る。 おもしろい。 ニューヨークで店を経営していた父親が脱税で捕まり、 母親は愛想を尽かして離婚。 それにショックを受けた16才の少年フランク(ディカプリオ)は、 詐欺師となり、パンナムのパイロット、医者、弁護士と称して金をかせぎまくる。 結局FBIのトム・ハンクスの手によって捕まるが…。 という話。最後にもう一度どんでんがえしがあり、 よくできている。父親の「何があっても息子を守る」という態度、 フランクの婚約者の「あなたはルター派でもないの」という言葉など、 アイデンティティの問題についても考えさせられる。 B+
タイ屋台料理を食べてから帰宅。
昨日の授業のアンケートをまとめたり。 ノートを取るのがつらいという学生が何人かいるので、 パワーポイントを6分割ぐらいでコピーして渡すか、 あるいはネットに出すべきかと考える。どうしようか。 ノートなんか適当に取ってくれたらいいんだけど…。
さて、シジウィック。
先に風呂に入る。もう倒れる。死ぬ。
お昼前に起きたが、調子が悪い。微熱があるようだ。困った。
ちょっと勉強。
すこし寝たらましになる。さて、勉強会に行かねば。
夕方、生命倫理学勉強会で発表。今後も動物解放論を勉強することにしよう。
夜、ひさしぶりに某氏とお会いして食事。夜遅くまで歓談する。 栄養のありそうな食事も食べる。
それから大学へ。さて、まず明日の勉強会の準備をせねば。
今日の勉強時間…4hr
さて、今日ロンドンは燃えるのか。
寝坊して朝食を見逃してしまう。
勉強勉強。
「え〜、今日のテーマは、こだまの日記に現われる『死ね』 という表現についてです。
「まず、この言葉がどこから伝播してきたかというのは、 こだま日記学における大きな問題の一つで、 最初の用例は98年3月上旬の、 『もう最悪。こんな******の議論に付き合ってられるかっ。アホボケカスッ。 し、死ね。死ね。死ね死ね死ね死ね死んでしまえっ。ききっ、消えてなくな れっ。一生で一度のお願いやっ。頼むから死んでくれっ』 というものだと思われます。
「この用例の特徴は、 (1)『死ね』をちょうど二度繰り返す『死ね死ね』 という印象的なフレーズがまだ明確には現われていないことと、 (2)『頼むから死んでくれ』という表現が使われていることです。
「後者の表現について先に述べると、 これはバンドの友人がよく使っていた表現に影響を受けているという 研究があります。
「前者の表現、『死ね死ね』というのがどこから伝わってきたかというのは、 (1)某師匠説と(2)筒井康隆説がありますが、 (1)については、比較日記学的な問題のほかに、 今後の検索技術の発展を待つ必要があるため、 今回は(2)の影響を強調したいと思います。
「わたしがとくに指摘したいのは、 こだまの日記にも引用されている筒井康隆の『腹立半分日記』の用例で、 『書きたいことを書いておきながら、文句を言われると「わし病気や。言わんと いてくれ」児玉誉士夫ではないか。まったくこの世代の人間は……。役人崩れ の糞じじい、死ね死ねと、約三十分わめき散らす』 (98年10月下旬)。 このような用例からこだまが大きな影響を受けた --あるいははっきり言ってしまうと、パクった--のは明白です。
「ただ、次のような自分について自虐的に『死ね』を用いる例が見られますが、 『あ〜。しばらく勉強してないんで頭が腐りそうだ。くだらん映画観たりして 時間を浪費して。自己嫌悪。自己嫌悪。ああ。なんてありがちなんだ。死ね死 ね。頼むから勉強しろってば。禁欲禁欲。ストア派万歳。エピクロス退散』 (99年7月下旬)、 この表現法がどのような過程を経て生じたのかについては、 今後の研究が必要とされます」
「最後に、『死ね死ね』という表現の衰退についてですが、 99年の後半にひんぱんに使用されたあと、 こだま自身が99年12月下旬に次のように書いています。
兄に、日記に「死ね死ね」と書くのは人格を疑われるので良くない、 と指摘される。そういうことを書いていると、 こないだのフシ○区の小学生を殺害したのはおれではないのかと 警察に疑われかねない、とまで言われる。 いや、もちろん冗談半分にであるが。
しかし、「死ね死ね」については同様なことを某氏にも指摘された記憶がある。 大いに反省。これからはもう少し自己規制を強めて、 より政治的に正しい (PC=politically correctな) 学業日誌になるよう心がけよう。
「この後も、『四根四根』などの派生的表現がときどき現われますが、 徐々に衰退に向います。この原因としては、通説では、 一つには流行語の不可避的な衰退というのと、 また一つにはこだまの性格の温厚化というのが指摘されています。
「以上で考察を終えますが、何が質問はありますか。あ、ない、 そうですか。それでは今日はこの辺で。 次回のテーマはこだまの日記における対話の役割についてです。 ではまた」
午前中は昨日の新聞を読み、ラジオでプロテストの様子を聞きながら、 法哲学の予習。今日は比較法学の話のようだ。 とくに最近の論点は英国法とEU法の関係にあるようだ。
法哲学の授業に出てきた。 最近の比較法学は、A国とB国の法制度を比べるというよりは、 それぞれの法体系が互いに与えあう影響に焦点があるらしい。 倫理学でもこういう研究はなりたつだろうか。
6000人もの警官を投入したおかげで、 今日のプロテストはこれまでのところ平和裡(?)に行なわれている様子。
風邪気味。ちょっとしんどい。
「この反資本主義、 反グローバライゼーションというのはいったいどういう運動なんですか? 資本主義もグローバライゼーションもいいものとばかり思ってましたけど」
「きみはほんとに何も見えてないな。 資本主義のプロパガンダに完全に犯されている」
「いや、だから教えてくださいって言ってるんですよ」
「ようするに、グローバライゼーションというのは、強者である先進国が、 弱者である後進国を搾取し、環境を搾取し、動物を搾取するということだ」
「え、なんでそんなことになるんですか」
「資本主義の論理とは、大企業の論理だ。 先進国の民主主義は、市民の意志ではなく大企業の意志によって支配されている。 この大企業が、自国の市民を搾取するのにあきたらず、 第三世界の国々の貧しい市民をも搾取している。 大企業による第三世界の植民地化、 それがきみの言うグローバライゼーションの実体だ」
「そんな大げさな」
「なにが大げさか。製薬会社、ナイキ、マクドナルド、スターバックス、 すべての多国籍企業が国際間の貧富の差を広げるのに貢献している。 きゅ、吸血鬼だやつらは。WTOやIMFや世界銀行はみな大企業のあやつり人形だ。 だから、貧しい国の借金を帳消しにしようとしない。 ブッシュも大企業のあやつり人形だから、 環境破壊でも健康破壊でもなんでもやって企業の利益を守ろうとする。 そういえばきみはフリードマンを支持して、 企業に道徳的責任はないなんてのたまわっていたが、 膨大な権力を一手にした大企業の力を理解していない証拠だ。 レッセフェールなんて古典経済学の神話だ。 実体は、大企業が自分たちの都合のいいように規制を作り、規制を廃止している。 このまま大企業を野放しにしておくと地球が滅びる」
「けど、どうしたらいいんですか? だからといって、資本主義を全廃せよとか、 街に出てマクドナルドの支店を破壊せよ、 なんていうのはノンセンスでしょう。 こないだの国際世論の圧力による製薬会社の訴訟引き下げなんてのは すばらしい事例だと思いますけれど。 やっぱり世論や法によって大企業の暴走をくいとめるというのが筋でしょう」
「ぜんぜん甘いな、きみは。 法は大企業のロビー活動によって作られているんだぞ。 ブッシュが大統領になったとたん、米国のタバコ訴訟は闇に葬られただろう。 これも大企業の論理が働いている証拠だ。 それにきみはベンタムにならって世論世論というが、 新聞を牛耳っているのはこれまた大企業やメディア王だ。 タイムズとサンの所有者はだれだ? 英国人でもないメディア王のマードックだ」
「しかし、BBCとか赤旗とか信頼できるメディアもあるじゃないですか」
「ほんとに尻が青いな、きみは。 世界はきみが思っている以上に悪人が多いということだけ言っておこう」
春らしい良い天気。
今日から古本市があるので、自転車に乗って岡崎の勧業会館へ。 行くと労働者たちがメーデーの行進をしていた。
12時くらいまでいろいろ見てまわる。 思わず家賃を使い込んでしまう。
しめて1万円弱。やばい、やばいっす。
某所でサンドイッチをしばいたあと、 昼下がりにちょっと古本屋めぐりをする。
某古本屋の入口に、 今日700円ちょいで買った『進化論を愉しむ本』 が400円で売られているのを見て口惜しい思いをする。
生命倫理学の勉強。 人格を尊重すべきことを学ぶ。
わ。もう5月。
昨日はやきめしに挑戦。 材料は前日に残った(大量の)ごはん。人参。キャベツ。ニラ。たまご。
ボウルに入ったみじん切の野菜を熱いフライパンに入れようとすると、 「ジョジュジュジュジュワッ」とものすごい音がして油(水?)がはねたので、 「ひやあっ」と叫んで野菜をガスコンロのまわりにまき散らしてしまう。 フライパン恐るべし。
人参、キャベツ、ニラをまず炒めて、胡椒と塩で味つけし、 それからごはんを大量に入れて胡椒と塩としょうゆで味つけした。 この時点でごはんがフライパンの底にこげつきだす。 哀れなニラは、炒めすぎで糸のように細くなっている。 (うわさでは、一度野菜は外に出しておくらしい)
もうすでに十分怪しい料理と化しているが、 さらに溶いた卵を二つ投入する。 ううむ。 順番はこれでいいのか。 それに一度に調理するには多すぎる量だった。 反省反省。
味は推して知るべし。 ちょっと料理のホームページを見て勉強しなきゃ、 全日本やきめしコンテストに出場できない。
あ、うどんのだしのしいたけはそのまま食べるんじゃなくって、 醤油やみりんなどで味つけするんですか。
寝てばっかりいたので反省し、早朝にしばらく勉強。
早速、 平安神宮のある岡崎の「勧業会館」というところでやっている古本市に 行ってきた。が、収穫はなし。 疲れるだけでそんなに大したものは売っていない気がする。 たしか去年 もつまんないとか言ってたな (と思って見てみるとそうでもない。 去年のおれは結構楽しんでる様子)。 夏の下鴨と秋の知恩寺の古本市の方が良いものが多いんじゃないかな。
うう。疲れた。
疲れたゼ。
今日は来日中のベンタム研究者、 フレッド・ローゼン先生と彼の夫人の観光案内をするのに半日を費した。
ローゼン氏と言えば知る人ぞ知る、 新ベンタム全集を編集しているベンタム・プロジェクト の編集主幹である。
氏は現在、中央大学で講義や演習を持っていて、 今回は休日を利用して京都へ観光に来られたのだ。
そこで、--前回スコフィールド氏の時に一緒に案内役をしてくださった 某先輩は、 ゴールデン・ウィーク中は都合が悪いというので-- ぼくが中心となってローゼン夫妻を案内することになった。 しかし一人では何なので、某嬢にも付き合ってもらった。
今回も、JR京都駅の新幹線のプラットホームで客を待ち構えた。 老齢のイギリス人夫妻というから、 結構マナーやら何やらに厳しい人々のお相手をしなければならないのでは、 と考えて、かなり緊張してしまう。
が、実際に現れた人物は、ユーモアが少々きついが、 かなりくだけた方だったので、ほっと一安心。 しかもありがたいことに、英語も非常に聞きとりやすい。 夫人も大学で精神医学psychiatryや精神療法psychotherapyを教えられているそうで、 慈愛心に満ちた表情の中にも「きれる」感じが見え隠れしていた。
ホテルにチェックインした後は、 前回のスコフィールド氏の時とほぼ同様に、 金閣寺→竜安寺→御所→研究室 と回ってきた。 二人とも金閣寺よりも石庭の方が気にいったらしい。 しぶい人々である。
明日もお付き合いすることになりそうである。
そいえば、金がない。 今回の観光案内の費用はほぼ全額向こう持ちなので、 それとは無関係なのだが、とにかく金がない。 次の奨学金まで無事に暮せるかどうかが不安。 神さま、なぜ? まじめに自炊してるのに、どうして?
・ホームページの整理を今までえんえんとやっていた。毎日余録論争もまとめておいたのでひ まな人はどうぞ。(この件でとにかくびっくりしたのは、反響が大きかったこ とでした)
・今日から岡崎の方で古本市があるそうなので、(金が全然ないが)行って来る。 今のところ、×しむらさんと一緒に行く予定。
・今日木曜日はなぜか休日だと思っていたけど、そうじゃないんですね...。 ああ、学生ってのんきでいいなあ。
・おく×くんからメイルが来ていた。5月6日に提出予定のレジメのファイル が全部消えてしまったらしい。ぷ、ぷぷっ。ひひっ、ひとの不幸って...いや いや、冗談です。いやいや。笑ったら遺憾遺憾。
・古本市には×くだくんも一緒に行ってくれるらしい。またうわさでは、え× ちさん(「えっちさん」ではない)もいらっしゃるとか。ぼくは多分昼過ぎまで そこにいて、そのまま学校には戻らずに家に帰るであろう。
・そういえば、この前定食屋さんで昼ご飯を食べてい ると、テレビでいい年をしたおじさんが「エッチをする」という言い方をして いて、ご飯がいっぺんにまずくなった覚えがある。今の世の中では、ああいう のって許されちゃうんですか?
・ああ、良く寝た。例の通り、パイプいすで。
・いや、ぼくの言語感覚がおかしい(すくなくともアップデートされてはいな い)のは万人の知るところですが、一昔前ならばオヤジというかおじさんが「〜 さんがエッチをする時はどうのこうの」とは言わなかったと思うんですよね。 ぼくは高校一年くらいまでは人並にテレビを見ていたから、すくなくとも七、 八年くらい前まではそうだったんじゃないでしょうか。
・じゃあどう言えば気が済むんだ、ということになりますが、ぼくがおじさん だったら、「エッチをする」の代わりに「あれをする」、一歩譲ってはっきり 「セックスする」、少し冗談めかして「性の営みを行う」などと言うのではな いでしょうか。(たしか、夫婦生活の話を雑談風にやっていたのだと思う。の で、ちょっと「性行為をする」はかた過ぎるであろう)
・これはもはや趣味の問題ですよね。けど、ぼくが昼を食べながら聴いたその 言葉のインパクトはそれはもうかなりあったわけで、それはやはりそのような おじさんの口から「それはもうチョベリバですね」(ああ、書くのも恥ずかし い)とかなんとかいう言葉が発せられるくらい、食べてるものが宇宙食になる ような気持悪さを感じたのです。(よくわからん)
・今から古本市に行って来ます。ではまた明日。
(現在、こだまに賛成が一票。何かすごいコメントがついていたが...)