非A摘要
健全な精神を保つためには、日付け、年代を明 確にせよ。「科学者は……と信じている」などと言ってはならない。 「一九六五年の科学者は……と信じていた」「ジョン・スミス(一九六五)は、 孤立主義者である……」そう表現しなければいけない。ジョン・スミスの政治 的見解はいわずもがな、すべての物事は変化の対象となるのであり、したがっ て、その時期を抜きにして語ることはできないのだ。 (『非A(ナルA)の傀儡』、133頁)
あらら、もう21日。
今日は誰も一緒に食べに行く人がいないので、 寂しく一人で某定食屋に行き、 マンガを読みながらカキフライ定食。 マンガを読みながら夕食なんて久しぶり。
それから某E研に戻ってみると、 某師匠と某大谷な方が来ている。 まもなくごはんを食べに行こうということになる。 お供することに。
某飲み屋で日付が変わるころまで笑い話をしながら晩餐。 某師匠のアメリカ話(「アメリカ人は日本人だった!」)、 ファッション談議、などなどなど。 ごちそうさまでした。
それからまた某E研へ。いいかげんに下宿に戻るべし。
今朝は某E研で寝ようかと思ったが、 下宿が恋しくなったので、 下宿に戻ってシャワーを浴びてから半日ほど爆睡する。
それから喫茶店に行って遅い昼食。サンデー。マガジン。
んで、某E研へ。誰もいない。
ちょっと前に読んだ『流れよわが涙、 と警官は言った』の感想。 よくわかんなかったんだけど。
昨日は、夜に某スーパーで買物をしてから下宿に戻る。 それから夕ごはん。
やきそば。だし巻(きれいに焼くのは難しい)。みそ汁。など。
それから勉強。
真夜中にごはんの残りをお茶漬けにして食べ、 朝までぐっすり睡眠。 やっぱり健康のためには規則正しい生活をすべき。
起きてから喫茶店でモーニングを食べ、某E研に。
ううむ。ジョン・ダウランドっていう音楽家とディックの『流れよわが涙、…』 って関係あるんですかね。
5コマ目の某名和先生の授業(情報公開について)に出た後、 倫理学入門読書会(「道徳と心理的発達」その1)。 コールバーグの道徳発達説を巡って侃々諤々(というほどでもないが)。
勉強会の後、某君たちはラーメンを食べると言ったので、 ぼくは袂を分かって某所で定食を食べた。 議題は、ヒューム読書会をどうやるか、など。
某E研に来ると某師匠と、 日倫での発表を目前として幽鬼のようになっている某嬢に出会う。 眠い。
某師匠の指導の下、pascalにispellを入れてみたり、 フリーウェアのゲームをやって時間の無駄使いをしてみたり。
わたしは久しぶりに倫理学研究室にあるそのソファで爆睡した。 わたしはそのソファが某E研にある3脚の椅子より好きだ。
喫茶店でモーニング。チャンピオン。少し雨。
生協でサンドウィッチを購入。 時間が遅かったせいで半額になっていた。
眠い。さっさと下宿に戻って仮眠をとりたいのだが、 いろいろと用事ができたので、 まだ某E研にいる。
ちなみに、 前の翻訳は、 難しかったのか(それ以外の理由からか)一通しかメイルが来なかった。 しくしくしく。 みんなバーベル翻訳・外語学院には入りたくないのか:-(
一応、原文と、その下に大槻さんの訳を掲げておく。
God has not been so sparing to men to make them barely two-legged creatures, and left it to Aristotle to make them rational.
「神は、 人々を単に二本足の被造物に作るほど人々に対して物惜しみされたまわなかったし、 人々を理知的にすることをアリストテレスに任せたもうておかれなかった」
(ロック、『人間知性論』、大槻春彦訳、岩波文庫、1977年、269頁 (第4巻第17章「理知について」))
後半のand left...の部分は、and (God has not) leftと考える。 大槻さんの訳は正確だけど、あまりおもしろくない。 ぼくならこう訳すが、これもあまりおもしろくないと思う。
神さまはそんなに言うほどけちけちしたお方じゃなかったので、 人間を単なる二本足の生き物としてお創りになったわけじゃない。 それだけしておいて、人間を理性的にするのはアリストテレスに任せた、 なんてことはされなかった。
昨夜は爆睡。
宵に下宿に戻った後、ちょっと勉強をしてから、 仮眠。まもなく起きてから夕ごはん。
それからまた勉強。 かなり夜も更けてから入浴、睡眠。 ときどき目が覚めたが、結局夕方まで寝ていた。 うう。勉強せねば。
それから某E研に。
某師匠と某定食屋で夕ごはん。
オースティンの『法学の領域の確定』 (the Province of Jurisprudence Determined; 通常は『法理学領域論』と訳される)を読んだり。 pascalにispellを再び入れてみたり。
ああ。ロンブンよ。 そちはなぜそれほどまでにわらわを苦しめるのだ。ああ。
退屈。古本屋にでも行くか。
某古本屋に寄って本を購入。 その後、某定食屋に行ってキムチ鍋定食。 顔面発汗。
ちょっと筒井康隆の『腹立半分日記』を引用。可笑しい。
(1976年)十月十四日(木)
「オール讀物」茂木氏より電話で、 生まれた場所に立った写真でグラビア構成したいとのこと。
北堀江の、昔の家(筒井藍商店)のある場所を父に電話で訊ねたが、 番地だけで道順などはなかなか教えてくれない。 「おれが行きゃわかるが」などと言う。 糞親父め、小役人根性め、と腹で罵しりながらも、 地図を書いて送ってくれるように頼む。(138頁)十月十八日(月)
親父から地図が届いた。 詳細に書いてくれている。 それは結構なのである。 ところが余計な一行。 「写真を撮すだけならよい。何か喋るなら出鱈目はいうな」
カッと逆上。 びりびりに引裂く。 何度言い聞かせてもまだわからないらしい。 性懲りがないというか鈍感というか、 この世代の人間はまったくしつこい。 また電話して怒鳴りつけてやろうかと思ったが、 以前電話で怒鳴った時のことを思い出して、やめる。 さんざ怒鳴ったあと、今度はあっちから電話してきたのである。
「怒鳴られて血圧があがった。もう怒鳴らないでくれ」
書きたいことを書いておきながら、 文句を言われると「わし病気や。言わんといてくれ」 児玉誉士夫ではないか。 まったくこの世代の人間は……。 役人崩れの糞じじい、死ね死ねと、 約三十分わめき散らす。
気がついたら地図まで破っていた。 面倒になり、グラビアを断る。(140頁)
お、久しぶりにソリティアをしたら一発で最後まで行った。
↑何をしてるんだか。自己批判せよっ。
とか言いつつ、ついでにマインスイーパもしてしまう。27秒。
研究室のソファで寝倒す。 眠けがやってくる、ぐう! ぐう! ぐう!
上の筒井の引用のどこが面白いのかと改まって訊かれると答えに窮するのですが、 あえて言えば、 弱者の立場を利用して言いたい放題言う(とされる)父親の描写、 そんな自分の父親に対して「役人崩れの糞じじい、死ね死ね」と悪態をつく筒井の姿、 そして親子げんかを理由に仕事を断ってしまうという顛末、の3点でしょうか。
ところで、児玉誉士夫ネタがよくわからなかったんですけど、 これは何の話? (gooで調べて、児玉誉士夫が誰かぐらいはわかったんですけど…)
オースティンの『法学の領域の確定』を少々。ところで、 ベンタムの使うdeontologyは「倫理学」と訳されたり「義務論」と訳されたりするが、 彼自身、 「ある・べき(de-on)ことについての学問(logos)」 という語源を意識して使っているので、 いっそのこと「当為学」と訳したらどうか。 というか、これからそう訳すことに決めた。
夕方、バンドの友人とゲーセン。 一旦下宿に戻ってラーメンを作り、仮眠。 それから久しぶりにバンドの練習をして、 終わってからバンドのメンバーと某喫茶店で夕ごはん。 疲れた。
これまでにいただいた情報を総合すると、 児玉誉士夫(「よしお」と読むらしい。「ふじお」かと思った)という人は、 ロッキード事件に関する国会の査問で、 「記憶にございません」などと受け答えした人なんだそうだ。 なるほど。それで謎はすべて解けた。 …あの、そこの方々、年の差を感じてあまりしみじみしないように…。
某教授室から本を借り出してきた。
某師匠と某所にラーメンを食べにてくてく。 しかし行ってみると臨時休業だったので、 さらにてくてくと某ラーメン屋本店へ。 道中、「こだま君は修論〆切2ヶ月前になってもまだアドリナリンが出てない。 けしからん」と責められる。 う〜ん。ホルモンの分泌が悪いのかな?
某E研に戻ってからちょっとコピー。 コピーを大量に失敗してしまい、 大いに時間を浪費する。くそ。
研究室のソファで数時間爆睡。
うう。勉強しなければ。
いや、一応センター試験は日本史で受けたんですけどね…<児玉誉士夫
あ。今月30日から古本まつりか。 しかし金がない。ひやかしに行くか。
喫茶店でモーニング。ジャンプ。 それから某E研で倫理学入門読書会の担当分の訳を作成。 翻訳はあまり考える必要がないので気分転換には良い。
本当はモーニングを食べたら下宿に戻ろうと思っていたのだが、 『実践哲学研究』関係の仕事があるかもしれないので、 夕方まではここにいることにした。
(ちょっと)ゲーセンへ。これも気分転換に良い :-)
さ、勉強勉強。
某E研の椅子の上で寝ていると、 某Y先輩が来られる。
哲閲、付属図書館に連れて行かれて本を借りさせられた後、 喫茶店で一時間ほど無駄話をする。 まあ、おごってもらったからいいけど。
これから授業。忙しい。
わ。3コマ目休講。
昨日は夜に下宿に戻り、夕ごはんを食べてから真夜中まで睡眠。
真夜中に、二階の同居人のギターの音と足を踏み鳴らす音で目覚める。 とうに12時を過ぎてるのに、 ジャカジャカジャジャジャドスドスドスンと無茶苦茶である。 あまり文句を言いたくはなかったのだが、 ドスンドスンという音があまりにひどく、 しかも同居人はそのことをほとんど自覚していないようなので、 たまりかねて文句を言う。 丁寧に言ったので、問題は起こらなかった(と思う)。
それから入浴して、リンゴを食べたあと、しばらく勉強。
それからまた睡眠。 朝に起きて科哲の予習を済ませてから学校へ。 ひどく寝不足ぎみ。 2コマ目の科哲の授業もつらかった。
ちょっと調子が悪いので4コマ目は出ないで下宿に戻ることにする。 ごめんなさい。
……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)……(ぐうぐう)。
(「……」は約4時間時間が経過したことを意味します)
というわけで、約16時間寝た。実に、一日の2/3である。
さすがにもう寝れなくなって起きてきた。
起きてから喫茶店に行き、 ミックスサンドのセット。サンデー。マガジン。
さ、たっぷり休んだし、勉強勉強。
11月3日の加藤先生の講演は、午後1時半かららしい。 ただし、先にキリスト驚愕じゃない、 キリスト教学の芦名助教授の講演が先にあるかもしれないらしい。
ジョン・オースティンの勉強。
ハートの勉強。 「法実証主義と法・道徳分離論」。 オースティンは法と道徳を、
今日も半日近く寝てしまった。
昨日は夜に下宿に戻ってから夕ごはんを食べ、 洗濯、勉強。
夜中に入浴し、睡眠。 爆睡して、お昼過ぎまで寝てしまう。
某教授に論文題目提出の検印を押してもらう。 とりあえず題目は「ベンタムにおける功利性の原理」に決定。
倫理学入門読書会(「道徳と心理的発達」その2)。 功利主義を採る人が、義務論を採る人に比べて認知能力の点で劣っているとする コールバーグの見解の批判など。
それから某教授室にあったスキャナ付ホワイトボードを、 某E研に持ち運ぶのを手伝う(というか、 後輩たちが働くのを見てただけだが)。
運び終わってから、 某嬢と某君と某定食屋で夕ごはん。 (3回生に進級するさいにあった倫理学の)ガイダンスのときの思い出話など。
ハートの勉強。 「実証主義と法・道徳分離論」の続き。
あるファイルに、こんな古い走り書きがあった。 最後の一文が、当時の時事問題的関心を如実に示していて面白い。
「悪い法は法ではない」 (すなわち、悪い法は、 本当の意味での「法」たる基準を満たしていない) という自然法思想の思考形式は、 法の領域に限らず、至るところで見られる。
- 「そんな悪い子はうちの子じゃありません」
- 「こんなポンコツ、車とは呼べないね」
- 「彼は真のハッカーではない」
夜中に下宿に戻る。 筒井康隆の『腹立半分日記』を読みながら、 ごはんを一合炊き、ぎょうざ、納豆などと一緒に腹に収める。 それからハートのEssays on Benthamを少し読んで睡眠。
朝に起きる。少し寝坊。急いで喫茶店へ行き、モーニング。 それから某知恩寺で本日から開催されている古本市へ。 あまり時間もないので、安売りをしているところだけを見てまわる。
それから某E研へ。
某師匠と一緒に西部のセブンへ行き、半額セールの洋書を漁る。
あ、さっきセブンに行く前に修論の題目を記入した書類を事務に提出しておいた。
ルネで半額になったサンドウィッチなどを買って昼食。
今日の古本まつりで、 久しぶりにリンリー教授に会った。 今ひとつ勉強に身が入らないので、 時間つぶしに教授と話した内容を書いていると、 すっかり遅くなってしまった。
勉強。 疲れたのでもう下宿に戻って寝る。 ぼくも健康志向で行こう。
某ラーメン屋で超遅い晩ごはんを食べてから真夜中に下宿に戻る。 ふとんに入ってしばらくハートのEssays on Benthamを読み、 それからお昼過ぎまで睡眠。よく寝た。
起きてまず、銀行でお金を降ろし、軽音の部会に行って部費などを払ってくる。 NFは11月22日(日)の午後2時35分から西部でやることになったようだ。
それから古本市へ。今回もあまり熱心にみたわけではない。
そのあと某喫茶店でピラフのセット。 某E研へ。
今日は何だか気分が沈んでいる。
某E研のsen (Mebius) をプリンタ兼コピー機のkazumi (RICOH MF6550) につないで、 プリントアウトできるように設定。 2時間近く苦労してようやく完了。
ベンタムの勉強。ハートの「ベンタムの功利原理」を読んでみたり、 『行為の動因の一覧表』を読んでみたり。 いろいろ読んでいると何を書いたらいいのかわからなくなってきた。 読んでるだけじゃ問題設定ができない。 とりあえず何か書くか。