写真はブログの方に 載せました。
香港の某友人の結婚式に参加するために、お昼ごろに成田へ出発。 いきなり地下鉄に乗り遅れ、某妻が半狂乱に。夫が悪いと責められたので、 寝坊と遅刻の間の因果関係の立証は困難だと強弁する。 とりあえず上野から京成の特急に。旅にアクシデントはつきもの。
昼下がりに無事に成田に到着し、チェックイン。 名目上はGWのはずだが、非常に空いていた。 寿司とたこ焼きを食べてからセキュリティを通過。まもなく出発。
機内ではI Am LegendとかSpice Girls再結成インタビューなどを観る。食事は 某妻が予約しておいてくれたインディアンベジ。食べすぎのせいか、ジーパン がきついのか、お腹の調子が悪くなる。
夜、香港着。入国手続きもチェックイン・ラゲージのピックアップもスムーズ に行き(カタカナばかりだ)、エアポートエクスプレスとシャトルバスを使って ホテルへ。海が見える素敵な部屋。すべてアレンジしてくれた某妻に感謝。
夜中、某友人カップルがホテルの側まで来てくれていたので、近くで晩ご飯を 食べる。日付が変わったころに別れる。香港の時差はマイナス1時間。眠い。
香港は初めて来たが、いろいろな国のチャイナタウンを訪れていたせいか、あ るいはバスや電車などに英国の雰囲気があるせいか、ずいぶんファミリアな感 じがする。
なんとか起きる。カーテンを開けると、すばらしい眺め。
ホテルでシャツとスーツのアイロンがけを頼む。ホテルで働いている人はあま り英語を話せない模様。こちらも下手なので会話が成立せずに苦しむ。大丈夫 かな。
朝、シャワーを浴びてから出発。New World Centreで朝食(お粥その他)。それ からフェリーを使って香港島へ。摩天楼な感じ。歩いてPacific Place(太古廣 場)に行き、サンドイッチをテイクアウトして香港公園の噴水のところに座っ て昼食。
それからPacific Placeを小一時間ほど探索。こういう高級モールに来ると、 自尊心が低下するなあとか考える。セルフサービスの喫茶店で一服したあと、 地下鉄でホテルに戻ってくる。オクトパスという、東京のパスネットのような ICカードを購入。いろいろ使えるそうだ。
昼下がりにホテルで仮眠を取ったあと、夕方からまた外出。まず、ネイザンロー ドやカントンロードのあたりを散歩。それからまたフェリーに乗って香港島へ (今度はLower Deckに乗ってみた)。
香港島のビルは外に出る必要がないよう、連絡道路があるので、それを通って ピークトラムまで歩く。それからトラムに揺られてビクトリア・ピークへ。霧 が少しかかっていたが、美しい夜景を見ることができた。夕食はおしゃれな中 華料理屋で。
夕食後、地下鉄に乗ってホテルのそばに戻ってくる。しばらく散歩し、朝食の パンを買ってからホテルに帰宅。今日はよく歩いた。
早起き。朝食。
朝、青衣にある某友人の母親宅に行き、中国流の結婚の儀式を見る。形態は違 うものの、新郎がいろいろ辱められるのは、どの国も一緒のようだ。
青衣のショッピングモールで買い物とランチ(飲茶)をしたあと、いったんホテ ルに戻って休憩。それから今度は市役所に行き、某友人が結婚の登録をするの を見る。これが宗教色抜きの結婚式に当たるようだ。写真撮影にも参加。
披露宴まで時間があったので、セントラルから歩き、長いエスカレータに乗っ てソーホー地区へ。クリスピークリームで一服してから、獣道を通ってセント ラルまで降りてくる。地下鉄を使って再びホテルに戻り、一休み。ホテルが便 利なところにあると、一服できてよい。
これから披露宴に参加する予定。
夕方、地下鉄でCauseway Bay(銅鑼湾)に行き、駅のそばのホテルで行われた披 露宴に出る。こちらの披露宴は、日本の披露宴と二次会を合わせたようなもの で、夜に行われるのが通常のようだ。老人は早めに来て、マージャンをしてい るらしい。
某友人が配慮して、ベジタリアン用の食べ物を準備していてくれたのだが、み なが円卓でブタの丸焼きなどを食べている中、一人だけ別の食べ物を食べてい るというのは、かなりembarrasingだった。どのぐらいembarrasingだったかと いうと、(フィッシュ)ベジタリアンをやめるか、舌をかんで死ぬかどちらかに しようかと真剣に考えるほどだった。う〜ん。それとも、こういう場ではみな に合わせる「ポライト・ベジタリアン」という新しいカテゴリーを作るかなあ *1。
となりに座っていた英語の流暢な、いかにもインテリな香港人の女性とも今一 つ話が盛り上がらず、ますますセルフ・エスティームが下がった。あとで某妻 に、それは理想が高すぎだと忠告される*2。とにかく、 香港は歩いているだけでセルフ・エスティームが下がる危険なところだ。
セルフ・エスティームと言えば、これまで会った人の話からすると、香港人は あまり香港を高く評価しないようだ。日本人と一緒で、謙遜もあると思うが。 まあ、もう少し調べてみよう。調べてみようと言えば、香港の生命倫理事情と、 SARS騒動についても調べること。
*1:某妻には、それは日和すぎであり、もっと理論武装 をして堂々とベジタリアンをしなければいけないと批判される。
*2:なお、某妻の分析によると、この場合にオレが抱い ている「理想」とは、誰からも笑いを取れるお笑い芸人のような関西人を指す らしい。
朝、少し遅めに起きる。今日はレイバーデーで国民の祝日。祝日になったのは 中国返還後からだそうだ。
30分ほど仕事してから、朝食。外は曇り。
午前中、 香港歴史博物館に行く。香港の民族構成や、香港の戦後の歴史のあたりが かなり面白かった。入場料も安いし、かなりお勧めの場所。
昼下がり、ホテルの側の店で、ワンタン麺などを食べる。うまい。
ホテルで一睡してから、夕方に某友人夫妻と会い、地下鉄でソーホー地区へ。 いろいろお勧めの店に連れて行ってもらう。
夜、タクシーでスタンリー通りに行き、ベトナム料理屋にて夕食。ごちそうに なる。感謝。
それから少し浜辺を歩いた後、ミニバスに乗ってCause Way Bayに戻ってくる。 そこでも一服(香港人はよく食べる)。それから地下鉄に乗って帰宅。今日はよ く歩き、よく食べた。某友人夫妻に感謝。
朝、無事にチェックアウト。某友人夫妻が迎えに来てくれる。聖火リレーの混 雑を避けるために、地下鉄(MTR)で香港駅に行き、そこでチェックイン。香港 ではin-town check-inという便利なシステムがある。
上環でちょっと買い物をしたあと、Airport Expressで空港に移動。某夫妻と 少し飲茶をしているとすぐにボーディングの時間になったので、空港でほとん ど買い物をせずに飛行機に搭乗する。
機内ではいつもどおり、着陸時に睡眠→起きてから食事(インド風ベジ)→映画。 映画は『ライラの冒険』と『スウィーニー・トッド』がやっていたが、途中で 不具合が生じたために、どれも最後まで観れなかった。香港-日本間は4時間足 らずなので、映画をゆっくり観る時間はあまりない。
成田では順調に手続きが済んだので、京成スカイライナーに乗って帰宅。香港 のAirport Expressに比べると、京成スカイライナーは高いししょぼい。香港 の人たちは「香港より日本の方がなんでもずっといい」と言っていたが、隣の 芝は青いというやつだよな…。いずれにせよ、京成がんばれ。
日本に帰国したときは雨が降っていたが、香港では曇りが多かったものの、ほ とんど雨に降られずに済んだ。某妻と旅行するときはいつも何か自然災害に見 舞われることが多いが、今回は無事だった。今回も某妻にいろいろお世話になっ たので、感謝。いろいろ面倒を見てくれた香港の某夫妻にも感謝。