ご意見のある方は、 kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jpまたはメイルを 送るまで。
下宿を引き払った某氏とともに朝まで爆睡。まずいまずい。
4442文字。あれっ。昨日の夕方頃と全然変わんないじゃんっ。うぎゃ。
わああ、ネムイネムイ病が再発っ。 いかんいかん寝てはいかん……zzz。
4775文字。うぎゃ。
某教授室にコンピュータをいじりに行ったところ、 前の予餞会にも現われた日本放送狂会関係の人々がいらしていた。 加藤先生と話していると突然無断で撮影し始めたので暴れようかと思ったが、 あいにく小心者なのでいかんともしがたかった。 あの人達は火星人に違いない。
4818文字。うぎゃ。 8000字以内で書くためにはもうすこし削らないといけない部分 があるかもしれない。
5684文字。うぎゃ。
なんだか死刑廃止論者のリーマンさんの議論を紹介するのが だんだんばからしくなってきた。
夜中にごはんを食べに行ったところ、 食べている最中に財布を忘れたことに気づいた。「ぎゃあ」
もちろん小心者なので食い逃げする勇気などなく、 食べ終えてから店の人に断って研究室に戻り、 財布を持って引き返して払って来た。
そのまま研究室に戻るのも癪なのでついでに古本屋に行って本を数冊購入。
散歩の途中でふらりと研究室に立ち寄った某寅さんと一緒にラーメン屋さんに。
あいにくぼくは先刻夕ごはんを食べたばかりだったので、
「あ。ウーロン茶と餃子ください」
というなんだか得体の知れない注文をしてしまった。
某寅さんに、外食ばかりしてると長生きできないよと言われる。
せっかく台所があるとこに引越したんだし、自炊すべきか。
これまでロンブンをHTMLで書いていたが、意味もなくワードで開いて整形する。
下宿を引き払った某氏は昨日の夕方に研究室を出て行ったきり、
とうとう朝まで戻って来なかったが、大丈夫なんだろか。
(それはそれとして)ロンブンロンブン。
5002文字。うわ。減った。
5088文字。ぬう。
ロンブンロンブン。忙し。
加藤先生の「 金属バット殺人事件への解釈--倫理学的な問題としての少年犯罪」をHTML化。 ご一読下さい。
四条河原町でオフミなるものを催す。
先輩諸氏から今後の人生方針に関して教えを授かる。
先輩諸氏と話をしていて思ったのは、 ぼくはやはりどこかおかしいのではないかということ。
といっても、 そもそもどこもおかしくないなどと言うつもりは全くない。 いや、ぼくが欠陥だらけ(偽善者、優柔不断、不潔、水虫、ハゲ、他多数) であることは日本の総理大臣が誰だか知らない人だって 知っているぐらい周知の事実である。 けど、そういう意味では、おそらく誰だってある程度欠陥を持っているはずだ。 どこもおかしくない人なんていない。
しかし、--自分を特別視して話すのはいささか気が引けるが--、 ぼくは普通の人がどっかおかしいのとはもっと違った、 何か根本的なところで、 全く他の人とは異なるのではないだろうか。 ぼくは何か重大な勘違いをしているのではなかろうか。
ぼくの感じているこわさは、以下のような種類のこわさである。
たとえば、成人の日の集いで、 他のみんなは地球人だけど実はぼくだけ火星人だということを 発表されたときに感じるこわさ。
それとか、脚気(かっけ)のテストである膝蓋腱反射を受けたときに、 自分もみなと同様に足がピクンと動いたとしても、 自分では反射とばかり思いこんでいた足の動きが、 実は意識的に動かしたものに過ぎないことがわかったときのこわさ。
(こういう種類のこわさについてさらに詳しく知りたい方は、 いがらしみきおの『ぼのぼの』第4巻43、59、60頁を参照のこと)
この「そうだと思いこんでいるが実は違う」というのが、 それはそれはこわいものであることが少しはわかってもらえただろうか。 もっと言えば、この「実は」が一番おそろしいのである。
このこわさは、世界の存在も他人の存在もさらには自分の存在までをも 疑ったデカルト先生もきっと経験したに違いないこわさなのである(たぶん)。
「わしの感覚からすると、このキーボードもこのモニタもあんたもわしも ちゃんと存在してる気するけど、 ほんまは何も存在してへんのとちゃうか?」
「まさか、そんなあほな」とつっこまれる方もいるかも知れないが、 推理小説では、「まさか、あの人が犯人やなんて、そんなあほな」 と思った正に当の人物が真犯人だったりするのであるからして 世の中なにがあるかわからない。 それに事実は小説より奇なりというではないか。 むしろ現実は推理小説よりもよっぽど不可解だと考えた方がよい。
最近はこういう種類のこわさが薄れてきていて、 「ぼくも、確かに一見すると火星人に見えるけど、 実はみんなと同じ地球人なんです」 という風に考えていたが、やはりぼくは甘かったのだろうか。 ぼくは何か根本的におかしいのだろうか。
爆睡。早朝に某氏が来て飛び起きたが、また寝てしまい、 ついさっき某氏lが来てまた飛び起きるはめに。 いかんいかんいかん。
ロンブンロンブンロンブン。
「あかんがな。できまへん。わてにはできまへん。
できまへんのや。できんもんはできまへん。
わいアホやさかい。
わて、ロンブンなんかよう書けへんわ。
勘弁してえな。勘弁してえな」
「もう辛抱でけへん。このくそポリ公が」
「金返してや」
「兄貴、シャブ打ちはりまっか?」
「かなんなあ、もう。やめてや、ここでシャブ打つんは」
「あいつ、シャブ打っとるのとチャウか」
「あいつ、シャブ打ってくさるのとチャウか」
「あいつ、シャブ打ってやがるのとチャウか」
「あいつ、シャブ打ってけつかるのとチャウか」
「兄貴はチャカやなくてドスを使わはるんですか?」
「くそ暑いのう。どや、ええやろ、このトカレフ」
「兄貴ー、早うシャブ打ってえな」
(参考文献: 大阪世一、『試験に出る関西弁会話集中講座』、サンマーク出版、1993年)
ロック読書会終わり。今日あることをすっかり忘れてた。 すまんすまんすまん。
銀行に行って家賃を振り込む。
ATMからガチャンガチャンガサゴソガシャコンと
振込み用通帳が出てきて文明の力を思い知らされる。
世の中進歩してるなあ。
(実はATMの裏で人がやってるだけのかもしれないが)
あかん。書けん。書けん。書けん。おお、まいろおどっ。 あいきゃんとかけんっ。あいきゃんとかけんっ。 おお。おお。おお……。
もう最悪。こんな******の議論に付き合ってられるかっ。 アホボケカスッ。し、死ね。死ね。死ね死ね死ね死ね死んでしまえっ。 ききっ、消えてなくなれっ。 一生で一度のお願いやっ。頼むから死んでくれっ。
……。は。なんてことを。前言撤回。前言撤回。 おお、まいろおど。ぷりーず。ぷりーずゆるしてください。
「朝食にトーストばかり食べてるのは不健康極まりない。
コーンフレークの方がまだましだ」
という助言をある筋からいただいたので、
今日はローソンでコーンフレークと牛乳を買ってきた。
朝までにぜんぶ食べてしまわなければいいが。
仮眠。これから死ぬ気でやる(つもり)。
やるぞやるぞやるぞやるぞ。
5972文字。う〜む。今夜中に終わるのだろうか。
某君はもう十分すぎるほどに書いているようだが。
余った字数を分けてもらうか。
(ちなみに、一万字ぐらいまでは許されるらしい)
(これはなんの音でしょうか)
ガサガサ。ガサゴソガサガサ。ザザザー。トクトクトク。
トクトクトクトク。はむっ。バリボリバリボリ。はむっ。
ボリボリバリボリ。ズズ。ズズズッ。
6267字。
あかん。ギター弾いてる場合やない。
コーンフレーク食ってる場合やない。
気合い入れんとあかん。はあっ。とおっ。えいやっ。
あ。寝てしまった。 あかんがな。 あかんがな。 わてやっぱどーしよもないあほや。 これはもう不治のあほや。 ど、どあほや。 病高校に入る言うけど、 わいのはもう大学院まで進学しとるわ。 あかん。 もう助からん。 どないしょ。 どないしょ。
う。そろそろ読書会や思て準備してたら昼過ぎからやった。 しっかりせんとあかんがなもう。
現在、
京都大学本部の百万遍の交差点に面したところに、
「京」「軽」
「大」「音」
と書かれた四枚の巨大な立て看板と、
その正方形に組まれた立て看の間からこれまた巨大なモアイが
ぬっと歩道に突き出ている。
ただし、歩道に突き出ているといっても、
かなり高い位置にあるので人にぶつかるおそれはない。
(落下してくる危険はありそうだが)
京大軽音の宣伝になぜモアイを使用するのか、とか、 あのモアイはなぜうつむいているのか、 という問いがすぐに浮かんで来るが、 まあ、とにもかくにもナンセンスなので笑える。
しかもご丁寧に、
「モアイは世界遺産だっ。撤去阻止」
と書かれた立て看板まであって、これも笑いを誘う。
しかし、どうせだったらもっとナンセンスに、
「モアイは日本の国宝だっ」
とか、
「モアイを撤去するなら、その前に折田先生像を撤去せよっ」
とかいうことを書いてほしかった気もする。
働いてないので偉そうなことを言えた身分ではないが。
(ごめんなさい)
ベンタム読書会終わり。
たっかむらっ。たっかむらっ。
(↑今週号の少年マガジン参照のこと)
あかんっ。 でけへんっ。 わいにはでけへんっ。 どーしてもでけへんのやっ。 わいほんまにどなしたらええんやろ。 もーわややがな。気ぃ狂いそうやがな。 こ、ここっ、このくそロンブンのせえで、 わいの気ぃほんまに狂いそうやがな。 …はっ。 さては、こ、このくそロンブン、 わいの気ぃ狂わせてわいをここっ、殺す気か。 や、やったろうやないけ。 ゆうとくけどなあ、わいはただではやられへんど。 「やられたらやりかえせ」やからな。 目ぇくり抜かれたら目ぇくり抜きかえしたるからな。 か、覚悟しとけよ。 な、な、何がおもろいねん。 わわ、笑うなっ。
(なぜか)倫理学入門書読書会の準備。
夕ごはん食べたついでに古本屋。
(大丈夫です。頭は打ってません)
うひゃ。寝てた寝てた寝てた。まずいまずいまずい。
明日というか、今日の夕方には倫理学入門書読書会があるし、 その予習もしないといけないしで、ほんと、 今夜こそは(といつも言ってるが)絶対にロンブンを 書き上げないといけないいけないいけない。
倫理学入門書読書会の準備。 あかんがな、こないなことしてたら。
わ、また夜が明けてしもたがな。あかん。終わりや。
加藤先生の「 体罰の方法」という論説を掲載。 フェミの人が読むと怒る気もするが、とにかく御一読あれ。
倫理学入門書読書会の予習。 「(道徳的)実在論」 などという非常に難しいものを読んでいるせいか、 途中苦しくなって少し居眠りをする。 最近はいつでも寝れるようになってきた。
ちなみに、道徳的実在論ってなにかっていうと、 「道徳的事実moral fact」が存在するっていう学説です。
え、それじゃあ何のことかさっぱりわからん? いや、ぼくもよくわかってないんですけどね、 じゃあお互いの勉強のためにもうちょっと説明しましょう。
たとえばぼくが「今日の天気はくもりでおまっ」って言うとするでしょ。 するとあなたが「何でおまえはそんなことがわかんねん」とか、 「おまえの言ってることはほんまにほんまなんか」と意地悪く訊いてくるとします。
そしたら、ぼくは「だってほら、外みたら、曇ってますやろ」とか、 「だってほれ、新聞見たら、ここに、くもりって書いてますやろ」とか 言って、ぼくの言ったことがほんまなことを事実 と一致していることによって示そうとするんじゃないでしょうかきっと。
つまり、ぼくがこのように答えたとすれば、
「ぼくの言ったこと(判断)がほんまかうそか(真か偽か)は、
事実(現実)に照らし合わせることによって確かめられる」
とぼくは考えていることになるわけです。
(こういうのをたしか真理の対応説と言うはず)
じゃあ今度は、ぼくが「うそついたらあきまへん」って言うとするでしょ。 するとまたあなたが「おまえの言ってることはほんまかどうか、 どないしてわかんねん」と意地悪く訊いてくるわけです。
そしたら、またぼくは、「だってほら、みんなそう思てるし」とか 「えらい人の本にもそう書いてあったし」とか 「自然法によれば、そうなってるし」とか 「お父ちゃんがいつもそう言うとったし」とか、 なにかそのようなことを言って、 ぼくの言ったことがほんまなことをなんらかの事実と一致している ことによって示そうとするかもしれません。
そこで、この二つ目の例で挙げられたような、道徳判断(〜するのは正しい、 〜したらあかん)を根拠付けるようななんらかの(道徳的)事実が存在する、 という立場を道徳的実在論と呼ぶわけです。
某氏が資料集の原稿を持ってこられたので、 レイアウトを手伝う。
お腹減った。
雨。今日はけっこう寒い。新居に行って風呂に入って来た。
倫理学入門書読書会終わり。「功利性と善」その2。 前回から某ロールジアンが参加してくれているせいか、 議論が活発化(紛糾?)している。
け、け、けろけろっ。けろ。けろけろ。けろ。けろけろ。 けろけろけろけろ。けろ。けろけろ。け、けろけろけろ。 けろけろ。けろけろけろ。けろっ。けろけろけろ?けろけろ。 けろけろけろけろけろけろけろ。けろ。けろ。けろっ? けろけろっ。けろっ。けろっ。けろけろっ。
ぐあ。ね、寝てたっ。睡眠してたっ。ぐあ。絶体絶命。
ぐあ。ロック読書会してたっ。ぐあ。ますます絶体絶命。
ヤアヤアヤア。 イエイエイエ。
(頭は打ってませんがかなり壊れてきています)
とりあえず某三人分のロンブンを速達で出した。(弱気)
とりあえず形にはなったが、今日出すのはあきらめた。無念。
某氏が「これがオススメです」と言って研究室に持って来たマンガ、
山田花子、『花咲ける孤独』、青林堂、1993年
を読む。おもしろいけどなんだか危ない内容だなあと思って読み進み、
最後に著者紹介の欄でこの作家が精神病院から退院してすぐに死んだという
ことを知って、大変背筋が寒くなった。
某師匠に原稿の批評をしてもらう。 いろいろとけちを付けてくれるのでうれしい。 感謝感謝。
某5級にも批評していただく。感謝感謝。 原稿は今日の朝に高野の郵便局に行って速達で出すつもり。
その後、某5級と某師匠と飲み喰いに行くが、 御世辞にもおいしいとは言えない店に入ってしまい みなで閉口する。
しかし、いつになく議論が盛んで、 教育論について(=「教育論って何だ?」というテーマで) 口角泡を飛ばしながら熱く論じ合った。
(もちろんぼくはうんうんうなづきながら静かに聴いていたが)
現在、某氏と某氏は世間話をしながら将棋中。
今日できたての論文を 掲載しておきます。よかったら読んでご批評下さい。
夜明け前に就寝。 これから郵便局に行って原稿を出してくる。 ああ。幸せ幸福福利厚生。ああ。 なんちゅうすばらしい世界なんやろ(てわいは思たんや)。 わらわんだふるわ〜る。
朝までコンピュータと格闘していた某師匠と一緒に某喫茶店で モーニングを食べて(ごちそうさま!)別れた後、 某郵便局に行ってロンブンを速達で出す。幸せ。
それから新居に戻って洗濯をしながらギブソンの短編「記憶屋ジョニィ」を読み、 (住人が一人減りやっと一部屋空いたので)ふとんを敷いて、 新居に越してから家の中で初めてウトウトし始めたところ、 ピンポーンと玄関のベルが鳴る音が。
窓を開けて外を見ると、ミスターポストマンが郵便物を抱えて立っている。
「こだまさん宛に書留が来てますので印鑑をお願いします」
ウェイタミニウェイタミニとブツブツ言いながら玄関から出て、 サインでも良いですかええ良いですよとか会話し、 書留やハガキを受け取る。 住所変更があったのでハガキもわざわざ持ってきてくれたのだ。 どもありがっとミスターポストマン。
それで、再びふとんに入ってハガキを見たり封筒を開封したりしていると、 封筒の一つが現金書留であることに気づく。 送り主は某大学の某先生。
開けて見ると中から小判がざっくざくと出てきてこだまは村一番の長者になったとさ、 とまではいかないものの、 高エンゲル係数なぼくにとっては結構なお金が入っている。
しかし現金の他には何も入っておらず、
お金をもらう理由がわからない。
一体これはなんのお金だろうか。
(暗殺の依頼にしては安すぎる)
けれど、天から授かったものをいただかないわけにもいかないので、 ま、おそらくあれだろうな、きっとあれだようんあれに違いない、 などとうんうん独りごちて、ありがたくいただくことに決めた。
それから一眠りしようかとも思ったが、 今日はなんて良い日なんだもしかしたらわが人生最良の日なんじゃないのかなどと 考えると寝つくことができなくなり、 結局起きて研究室に来ることにした。
(しかし、良いことが続けて起こるのは何か悪いことが起こる前触れではないのか とも思ったので、来る途中で交通事故に遭わないように気をつけた)
研究室に来る途中で古本屋に立ち寄る。二軒。
MacのOSを8.1に更新する。 フォルダの開閉が早くなったのは大変良い。
バンドの練習終わり。
お昼を食べたときにそばの古本屋で、
筒井康隆、『歌と饒舌の戦記』、新潮社、1987年、100円
を買う。
郵便局で出したロンブンだが、 手直し忘れている部分があることがわかったため、 結局月曜日に(編集をしている先生がたまたま京大に来るので) 直接手渡しすることにした。つかん。
某助教授、某5級両氏と一緒に夕ごはん。
所有論や(最近話題の)体罰論などを盛んに議論する。
ごちそうさまでした。
昨日あまり寝てなかったせいか、 前後もわからなくなるほど深く眠る。
ベンタム先生のお勉強。 今日からわいもビジネス・エシックスの翻訳と、 スコフィールド氏の論文の翻訳をするつもりや。 明日ピーター・シンガー氏が京大で討論会を開くさかい、 彼の本も読まんとあかんな。 勉強しまっせ。
下宿に戻って、洗濯物を取り入れたり、片付けをしたり、風呂に入ったり。 良い天気なり。河原に独りたたずむ子の川に石を放りこむのもおかし。
某師匠と某嬢と一緒にお好み焼きを食べる。 議題は「現代の若い女性はうつ病にかかりやすいのか」。 人生経験が豊富なお二人から いろいろと参考になるお話を聞かせていただく。
つい古本屋に行って買物。病気やな、これは。
例によって例のごとく、爆睡爆睡。
--もしも羊の毛のように、 毎年切っても切っても翌年には再び増殖する肉があるとすれば、 どうだろうか?
たとえば、遺伝子組換えで、 牛の背中に大きなコブをつける。 そのコブはある時期が来ると昆虫の脱皮のように簡単にぽろりと外れる。 だから牛は痛みを感じない。 そしてそのコブ肉は、牛から取れる肉のなかでもっとも旨い肉だとしたら--
シンガー歓迎の準備中。眠い。
シンガー討論会終わり。 楽しかったが、2時間半ほどぶっ続けだったので疲れた。 何も言うことが思いつかなかったので結局発言せず。 MDを持ってきて録音するつもりだったのを完全に忘れていた。 つかん。 (某君がたまたま持って来ていた再録ウォークマンを 借りて急場をしのいだ)
某教授宅でシンガー氏を囲んで晩餐。 大きなテーブルにところ狭しと並ぶベジタリアン料理。 (シンガー氏は有名なベジタリアン)
ぼくは相変らずしゃべることもなくはむはむと料理を食べていたのだが、 一つだけ話すべきことがあるので口をはさむ機会を虎視眈々と窺っていた。
というのは、シンガー氏は、現在倫理学入門書読書会のテキストにしている 『コンパニオン・トゥ・エシックス』の編集者なので、 「この本を翻訳してもよろしいですか?」という質問をしてみたかったのだ。 (もちろん正式には出版社を通す必要があるが、まあ、内定というか、 編集者の意向というのも聞いておきたかったので)
それで、ぼくがちょっとトイレに行っているすきにその話になっていたようで、 ぼくが戻ってくるとすでにぼくが何かを言わないといけない状況になっている。
英語はよく使っていると言え、実際に英語で会話をすることは 久しくなかったので、緊張する。 また、基本的に初対面の人は日本人だろうが火星人だろうが大の苦手なので、 緊張は一層激しい。
でも、まあ、すでに言うことは考えていたので、とりあえずしゃべるべきことは しゃべって、これ翻訳してええ?それはええけどまず出版社に了解得んとあかんわ ああそうでっか、などと会話した。
しかしその後が悪い。ついでなので、 持参していた『コンパニオン』(実は研究室の本であってぼくのではない) にサインしてもらおうと思って、 あ、サインてなんだったっけな、ええと、 オート、オート…とか考えつつこう言ってしまった。
'May I have your AUTOBIOGRAPHY?'
ホワット?とシンガー氏は一瞬のけぞった後、 ああ、君が言ってるのはautograph(サイン)だね、 と言われた。
あ。ああ。あああ。ししししまった、 autobiographyってのは「自伝(自叙伝)」 のことやんけーっ、と気付くが早いか、 テーブルを囲んでいた人々の中から 「クスクスクスリクスクスクス」と忍び笑いが。
シンガー氏にも
'That would take too long.'(それは時間がかかりすぎるよ)
とか言われて、もうその時のぼくの心境といったら、筆舌に尽くしがたい。
あえて言うなら、その場ででんぐり返しを連続2回した後、
『漂流教室』の大友くんよろしくテーブルの下にダイナマイトをしかけて
その場にいた全員をふっとばし、
ぼくが今言ったことの証拠を湮滅してしまいたいという欲望にかられていた。
いや、まあ、ほんとは、日記に書くことがまたできた、 とか思ってたんだけどね。
ついでに、下がサインの内容。 シンガーがサインしている途中に、研究室のみんなが、 「それは国有財産であってこだまの本ではない」と言ったので、 こんな中途半端な内容になった。
To Satoshi & all other students!
with best wishes from
Peter Singer
9.III.98
勉強勉強。
ロック読書会終わり。 東大の科哲の学生が訪ねてくる。某氏の知り合いらしい。
うう。勉強せねば。
下宿に戻る途中で偶然某君に出会う。家の場所を教える。
風呂に入って、また戻って来た。さて、勉強勉強。(こればっか)
翻訳。気が散ってなかなか進まず。
スコフィールド翻訳。ああ、いろいろ本を読んで勉強しなくちゃ。
ついに論理学勉強会が始動する模様。 はたしてこだまはロンリを身につけることができるのか!?
一昨日の恥ずかしい思いについてなぐさめてくれた方、感謝。 日記に書いたらずいぶん気が楽になりました。
ロンリ学をやると……口からよだれが出ませんか?
うう。お日さまが来た。とぅるるる〜。お日さまが来た。とぅるるる〜。 それはすべて右。 (ロンリ学をやると……鼻から洟が垂れませんか?)
眠い。スコフィールドの翻訳。眠い。
今日は聴講生の試験らしい。 文学部の入学手続きの日でもあるらしく、 某体育会系クラブの主将である某君が 文学部のまわりでビラ配りに励んでいるようである。
ロンリ学読書会終わり。初回から苦戦。
さっき昼ごはんを食べに文学部の外に出ると、 白いヘルメットをかぶってサングラスを掛けたお兄さんがいたるところに いらっしゃる。中央食堂の前では、ハンドスピーカーを使って 日本語とおぼしき言語を大声でがなりたてられていらっしゃる。
まあ、新入生がたくさん来たのでこれが彼らなりの精一杯の歓迎の仕方なのだろう、 と思って北門の方に足を向けると、 やはりそっちにも腕を組んだ白ヘルなお兄さんが突っ立っていらっしゃる。 お勤め御苦労さまで、と心の中で感謝して通り過ぎようとすると、 新入生の保護者らしきおばさんが白ヘルなお兄さんにずずずと近よってきて、 「あの、道をお尋ねしたいんですが」てな調子でしゃべりかけた。
ひええ、こ、このおばさん何を考えとんねんっ、 よりによって白ヘルなお兄さんに道を尋ねるとはっ。 おばさんおばさん違います違います この人は警官ではありませんよく見てください ヘルメットに「注書く派」としっかり書いてあるではありませんかっ。
と、ぼくはおばさんのあまりの度胸の良さにおどろいてしまったが、 白ヘルのお兄さん、良い人だったらしく、 いや、もちろん彼らはみんな良い人なんですが、 そんな中でもとりわけ良い人だったらしく、 丁寧に道を教えてあげていらっしゃいました。
いやあ、世の中すばらしいですなあ。
雨がけっこう降っていて、風も強い。
倫理学入門書読書会の準備をしたり、 夕ごはんを食べに行ったり。眠い。
爆睡爆睡。まずいまずい。
午前中はベンタムの勉強をして、それから法学部と経済学部の図書館に行き、
P. J. Kelly, Utilitarianism and Distributive Justice, Clarendon
Press (Oxford), 1990.
John Austin, The Province of Jurisprudence Determined,
Cambridge University Press, 1995.
を借りる。
これからロンリ学の勉強。
今までスコフィールドの翻訳に燃えてた。もうちょっとやるつもり。
昨日は、昼下がりに予定していたロンリ学読書会は多忙のために中止し、 申し訳ないが下宿に戻って風呂に入り、 夕方から倫理学入門書読書会(「功利性と善」その3)をやって、 その後みんなでスパゲティをずるずると食べ、 んで研究室に戻ってきて今までえんえんと翻訳してた。 ちょっと疲れた。
ううむ。ロンリ学の勉強もせねば。 なんだかやたらと忙しいぞ。 日記に冗談を書くひまもない。
最近椅子に座りっぱなしなので、 すこし腰が痛くなってきた。 まずいまずいまずい。腕立伏せとスクワットとストレッチ励行。
爆睡。爆睡。
スコフィールド氏の翻訳。
ああ、ロンリ学ロンリ学。
先にロック読書会の準備。勉強勉強。
わっ。居眠りしすぎたっ。
ロック読書会、ロンリ学勉強会終わり。 ようやく精神的負担から解放される。 (しかし、明日もロンリ学…)
今年度からはNHKラジオの「やさしいビジネス英語」を受講することにした。 「ラジオ英会話」は浪人生のころから6年間お世話になったが、 これで卒業ということにする。感謝。
久しぶりにSFを読了。 が、つまんなかった。
現在、イギリスな人々が研究室で勉強中。ぼくはスコフィールドの翻訳。
下宿に戻って片付け。 休むこともなく再び研究室へ。 一体ぼくにとってどこがほんとうの下宿なんだろうか。 (ここか)
スコフィールドの翻訳。今日は大量に訳した。 自分で言うのもなんだがかなりの量である。
早朝に少し寝て、再びスコフィールドの翻訳。 ようやく一段落ついたので(というか昨日の分が終わった)、 ごはんを食べてからロンリ学の予習。やばいやばい。
があん。お昼を食べに外出したときにマフラーを落とした。 一冬使って天寿を全うしたということか。
ロンリ学読書会。終わり。バンドの練習は中止になった。 マフラー発見せり。
某ロールジアン推薦の『隣人13号』(井上三太、スコラSC、全三巻)を読了。 大変おもしろい。ホラー映画の怖さが十二分にマンガで表現されている。 (ホラー映画流の大団円で)きちんと終わっているあたり、構成のうまさと、 作者のまともさを窺わせる。娯楽しました。B+。
初めて下宿で寝た。しかも半日近く寝てしまった。 昨日の晩にお風呂に入って髪を乾かさずにそのまま寝入ったので、 起きたら髪がもにゃもにゃだった。 明け方はずっと夢を見ていた。
顔を洗って外に出ると雨。空がどんよりくもっていて、世界が薄暗い。 傘を差して自転車をこぎ始めると、寒くて手が凍える。 寝すぎて頭がぼおっとしてたせいか、憂鬱な景色を見ていると、 気分まで憂鬱になってくる。
「ああ、どないしょ、あの、大原行きのバス停はあっちかな、 それともこっちかな?」と訊いてきたぶしつけなおばさんに、 すいませんわかりません、と答える。
しかし、京大に近づくにつれて空は明るくなり、雨も上がってきた。 傘を閉じて、自転車をこぐ。薬局の前に「新しい避妊法、マイルーラ」 という看板が出てたのを見て、少し笑ってしまう。
というわけで、京大文学部新館倫理学研究室に無事に到着。 十分休息をとったので、勉強しなくては。
外でごはんを食べる。なんだか眠くなってきた。ぐう。 ある程度以上寝すぎると、かえって眠たくなるんだろうか。ぐう。
というわけで寝てた。いかんいかん。
あっ、そういえばっ、 明日は某師匠が発表される情報通信学会なるものが開催されるんだったっ。
学会は午後から始まるそうだからっ、ロンリ学勉強会の時間をずらすかっ、
延期してもらわねばならないと思ってっ、某君の実家に電話したらっ、
お父さんが電話に出たんだけどっ、ぼくは某君本人だと思ってっ、
「あっ、某君ですかっ、こだまですけどっ。
あのっ、明日のロンリ学のことなんですけどっ」
って言ったらっ、お父さんがっ
「あーっ、いやーっ、そのーっ、某君は出かけててーっ、あーっ、そのーっ、
よく声が似てるんだけどーっ、そのーっ」
ってっ、そっくりな話し方でしゃべるのっ。だからっ、ぼくはすいませんって
あやまってっ、電話を切ったのっ。
(あっ、いつのまにか『ぼのぼの』のシマリスになってるっ)
番人の番人に対する戦い…。