新Ai 学会誌計画:仮称Autopsy imaging Journal
新Ai 学会誌の発刊計画を進めています。
電子ジャーナルで年1回発刊で一冊あたり三編の論文を掲載予定です。
募集する論文は原著論文、症例報告、総説、調査報告で、理事二名による匿名の査読が行われます。
使用言語は英語、日本語の二つを想定しています。
新Ai 学会誌は、国立研究開発法人である科学技術振興機構 (JST) が運営するJ-STAGE (科学技術情報発信・流通総合システム) への登録を予定しています。
発刊に必要な編集委員会規程、投稿規程、査読規程は策定済で、理事会での審議、可決が終わっています。
編集委員会規程の制定には定款の改定が必要で、夏の鳥取大会総会での議決が必要です。
投稿規程については、一般公開前ですが以下のリンクから参照できます。
https://plaza.umin.ac.jp/~ai-ai/about/posting.php
J-STAGE への申請、登録に約2-3 ヶ月の期間がかかるため、総会で議決された場合、本年秋頃に論文の公募が可能となります。
新Ai 学科誌発刊の理由は、Ai 学会が日本学術会議協力学術研究団体の指定を受け、日本学術会議の学術名鑑へ掲載されること目標としています。
日本学術会議協力学術研究団体に指定されると、社会的認知度の向上、日本学術会議との連携強化、研究助成金の獲得機会の増加、刊行に対する支援という利点が得られます。
日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けるには、要件として 100名以上の会員数があり、機関誌を年1回以上発行していることが求められます。
会員数は問題ないのですが、現在HP で公開されている現行のAi 学会誌は学術大会の抄録集であり、要件の機関誌には該当しません。
先にあげた編集委員会、投稿規程、査読規程の策定が必要とされます。
そのため、新Ai 学科誌の発刊を計画した次第です。
2011年4月1日付け第87回1000字提言で稲井邦博 先生が「英文学会誌創刊を」と題して英文誌の発刊を提案されていました。
当時の理事会は、この提案は電子ジャーナルとしても、査読体制などにも費用がかかることから、予算的にけっして裕福ではないAi 学会での実現は困難として断念したと聞いています。
その提言から14 年、IT 技術の進歩のおかげで発刊可能な目処が立ちました。
本計画に賛同いただける会員の皆様には総会への参加、委任状の提出をお願いしたく思います。
そもそも新Ai 学会誌に論文が投稿されるのか、というのが最大の懸念ですが。