膵臓移植を希望される場合、以下の手順で登録を行います。まず、種々の検査を行い、膵臓移植の適応基準を満たすかどうか、移植手術が可能かどうかを評価する必要があります。施設内で評価したあと、申請書類を作成し、膵臓移植中央調整委員会へ提出します。移植適応の有無は、膵臓移植中央調整委員会から委嘱されている地域適応検討委員会で判定され、その後、移植施設内の倫理委員会で移植可能と判断されれば、膵臓移植中央調整委員会に登録されます。その後、日本臓器移植ネットワークに登録することが出来ます。移植の適応は、十分に検査し慎重に評価する必要がありますので、検査を受けてから実際に登録手続きが完了するまでは、数ヶ月以上かかります。
膵臓移植中央調整委員会: http://www.ptccc.jp/