永松研究室
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- リーダー
- 永松 健
- メンバー
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研究指導者 1名 大学院生 7名 大学病院勤務 5名 関連病院出向中 4名
研究内容
妊娠における母児間の免疫学的応答と周産期疾患の関係、母児感染のメカニズムについて臨床サンプル、動物モデルを用いたアプローチ、AIを用いた周産期診療の発展を行っています。
主な研究テーマ
- 絨毛細胞と脱落膜細胞の免疫学的相互作用
- 光拡散分光法を応用した新たな胎児のモニタリングの開発
- リン脂質メディエーターに着目した着床・胎盤形成の異常の解明
- オメガ3脂肪酸を用いた早産予防への応用
- レトロウイルス由来遺伝子が絨毛細胞分化に及ぼす影響
- 深層学習を用いた胎児心拍陣痛図の解析
- 医療ビッグデータを用いた周産期領域の臨床疫学研究
私たちの研究室は、周産期の臨床に取り組む中で生じた視点を大切にして、妊娠中に生じる疾患の診断および治療に役立つような新たな発見や技術の開発を目指しています。また、出生前診断、不育症、胎児超音波診断のそれぞれの専門外来における臨床的技術の向上もグループの目標です。他学部、他大学の研究室と複数の共同研究プロジェクトを進めており、東大病院という枠を超えた広がりのある研究の場を提供しています。
ATX-LPA-LPAR3システムの障害と妊娠高血圧症候群発症の関係
妊娠・分娩における抗菌ペプチドSLPIの役割
新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)に対する拡散反射分光法によるモニタリング法の確立(他大学と共同研究)
サイトメガロウイルス抗原に特異的に反応するT細胞受容体の解析
活動風景
European Society for Reproductive Immunologyにて
トルコ イスタンブールにて
- 東大病院の見学を随時募集しています。
- 研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。