平池研究室
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- リーダー
- 平池 修
- メンバー
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研究指導者 3名(内1名は産休中) 大学院修了後 1名 大学院生 3名 大学病院勤務 3名 (2017年3月1日現在)
基礎研究内容
私たちのグループでは、エストロゲンおよびエストロゲン関連因子の生理的意義と病態との関連を研究しています。エストロゲンの主たる産生源であるヒト卵巣に関連した研究と、ホルモン依存性腫瘍の発生機序、エストロゲン受容体と相互作用する転写因子のもつ機能に関連した研究を主な柱とし、培養細胞、ヒト、マウス、ラット初代培養系および組織切片などを用いて、分子細胞生物学的手法を駆使して研究しております。
現在おこなっている基礎研究
- 酸化ストレス応答因子Nrf2の卵巣における病態生理の解明
- 子宮筋腫細胞においてエストロゲン受容体が担う細胞増殖調節機構
- 乳がん抑制因子BRCA1とその調節因子のDNA修復メカニズム
核内受容体の転写調節機構
卵巣における顆粒膜細胞の役割
臨床および臨床研究内容
当グループの外来部門は「ヘルスケア外来」です。毎週月曜日(初診外来)、水曜日午後(再診外来)にこれらの疾患をもつ患者さんの診療をおこなっております。
対象疾患
- 原発性・続発性無月経、多嚢胞性卵巣症候群および月経不順
- 月経前症候群PMS/月経前不快気分障害PMDD
- 更年期障害
- 骨盤臓器脱
- 骨粗鬆症
臨床研究内容としては、がん術後患者、卵巣子宮内膜症性嚢胞罹患患者の長期的予後探索のための疫学的研究など卵巣手術に伴う卵巣機能低下の全身的影響を検討しており、ライフコースアプローチを念頭において、日々基礎的および臨床的研究に励んでおります。興味のある方は是非見学にいらしてください。
活動風景
ある日の研究風景
- 東大病院の見学を随時募集しています。
- 研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。