甲賀研究室
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- リーダー
- 甲賀 かをり
研究内容
私たちのグループでは、子宮内膜症に関する研究を中心に行っています。
1.原因因子の探索
好中球、樹状細胞、マクロファージ、リンパ球、MDSCといった腹腔内免疫担当細胞と逆流月経血や子宮内膜症病巣との相互作用を明らかにしています。
2.新規治療薬の開発
ビタミンD、レスベラトロール、EP2・4アンタゴニストなど妊孕能に影響を与えない薬剤による治療戦略を試みています。
3.卵巣機能・妊孕能・妊娠分娩への影響
子宮内膜症性が、卵巣機能、妊孕能、妊娠分娩への影響に与える影響、その機序の解明を試みています。
これらの研究により、子宮内膜症で苦しむ患者さんに対する新しい治療法を開発し、また子宮内膜症による痛み、不妊症や癌化を予防できるようにできると期待しています。他大学や企業との共同研究も積極的に行っています。臨床研究も数多く行っており子宮内膜症専門外来では本邦で最も多くの患者さんを診療しています。興味のある方は是非見学にいらしてください!
活動風景
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2018年1月エンドメトリオーシス学会で学会賞受賞した竹内先生(右)と平田先生グループ錬石先生(左)
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2017年5月世界内膜症学会(カナダ)にて
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帰りによったバンクーバーの公園にて
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2019年11月国際生殖免疫学会(奈良)にてDr Gil Mor, Dr Evdokia Dimitriadisらと食事
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Presidentの齋藤滋先生と法隆寺にて
- 東大病院の見学を随時募集しています。
- 研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。