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再発への不安と15年後の涙
2003年に35歳で乳がん(ステージ2b)と診断されました。不安でしたが、手術・抗がん剤・放射線・ホルモン治療(5年間)と間断なく治療が続き、先のことは正直、考える暇がありませんでした。 再発への不安が湧いてき …
どんな時も、自分は孤独ではないことを…
私ががんを罹患したのは大学4年生の時でした。がんといえば不治の病だと思っていたので、「治る可能性も充分ある」と医師から聞いた時はむしろ驚きました。しかし、突如として日常から切り離され(学校は休み、入院治療が開始 …
助けてもらった大部屋
初めての抗がん剤は入院して行う必要がありました。個室は淋しいので大部屋(4人部屋)に入院しました。 がんを罹患し、今後の生活の不安、抗がん剤投与の不安など、不安しかなかった入院1日目の夜。同室の一人の方が「今夜 …
【入院中の暇つぶし】ブログのススメ
入院中、治療が一段落してくると暇を持て余すときがやってきます。そんな時のおすすめはブログを書くこと。元々は、閲覧者が限定されたSNSの中で闘病の日記を書いていましたが、治療から一年後にブログに移行しました。 病 …
まわりにもっと甘えてもいい(家族も第…
私は子育て真っ最中に治療しました。難治性だったので再発などを繰り返し、治療はトータルで約5年かかり、発病時2歳半だった娘は小学生になっていました。 ――――― 私が病気になってから生活は一変。私だけでなく家族も …
闘病中の思い出
私はすごく元気ながん患者でしたので、周りのがん患者の方と仲良くなろうと思いました。隣のベッドの80歳のおじいちゃんへは、たとえば常にカーテンをオープンな状態にして話し相手になったり、私が退院した後にもお見舞いに …
家族が自分の一番の理解者だと気づいた…
甲状腺がんは当初、良性腫瘍と診断がつき2年間の経過観察をした後で告知を受けました。私もショックでしたが、妻も私と同様にがんに対して無知だったので、2年間の経過観察の影響を理解することができず、私以上に悲しんでい …
がんを受け入れるまで
がんの告知を受けたのは16歳、高校2年の夏休みでした。 突然、「がん」といわれても、まるで他人ごとのように思えて、心が追い付かないまま治療が進んでいきました。抗がん剤の副作用で、体調は悪化し、病室の天井を眺める …
乳房全摘手術をして
私は、小児がん治療を終え、経過観察中に、右乳がんを発症しました。 『何もしなかったら全身にがんが散らばって一年以内に死ぬ』と説明を受け『乳房を失ってまでして生きていたくない!!乳房を失うくらいなら死んだ方がマシ …