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タグ「生き方の模索」の記事一覧
キャンサーギフトとキャンサーロスト
最近、「キャンサーギフト」という言葉に不快感をあらわにする人が多く見られます。 わたし自身は、この言葉を知る前から、がんに罹患しなければ決して知ることのできないような深い学びをたくさん得たと感じていました。だか …
がんが恋愛に与えた影響
私の体験談として成功事例を紹介したいところですが、残念ながらそうではありません。恋愛は、私が白血病になり最も大きく影響を受けたことの1つです。造血幹細胞移植を受けることになり、不妊になると分かったときに、“結婚 …
変化した恋愛観
私はがんになるまで、恋愛対象は婚姻歴のない男性でした。理由はシンプルで、相手の過去を全て受け入れられるほどの人間ではなかったからです。 ところががんになり、初めてお付き合いした男性は婚姻歴あり、子どもありの方で …
治療の選択~情報・決断~
私は、自分のがんが見つかった時、がんについて多少の知識がありました。そのことにより、メディアなど限られたものからの情報による情動的な恐怖やパニックはありませんでした。そして、当時は自分なりに冷静な判断ができてい …
「過去の自分」や「他者のがんばり」と…
がんになるまでのわたしは、職場やコミュニティ、家庭の中でいろんな人やプロジェクトに関わり駆け回っていました。 それが突然がんになり、どんどん体調が悪化し、なだれ込むように治療もはじまり。あれもこれもできなくなり …
乳がんとの共存
私は乳がんになった時、これからどう生きていくか考えました。よくがんになった人が言葉にしているのは「がんに勝つ」「がんに負けない」。私はこの言葉に違和感があります。もし、がんが原因で命を落としたなら、その方は“が …
将来のことが心配になったら
人は、自分はなぜ生まれたのか、なぜ・何の為に生きるのか、という疑問を持つことがあります。特に思春期・若年成人(AYA)世代は、人生の様々な出来事を通じて、「自分とは何か」について模索する時期と言えます。この問い …
私の社会復帰ストーリー
理想的な環境に社会復帰できたと思った矢先に、自分のがんがわかりました。医療職の私は、復帰して患者経験を活かすことを目標に、治療を前向きに捉えていました。治療中、自分の立場を休職だと思っていましたが、実際には退職 …