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タグ「病気を受け入れる」の記事一覧
キャンサーギフトとキャンサーロスト
最近、「キャンサーギフト」という言葉に不快感をあらわにする人が多く見られます。 わたし自身は、この言葉を知る前から、がんに罹患しなければ決して知ることのできないような深い学びをたくさん得たと感じていました。だか …
信頼できる医者に会えて受容できた
「乳がんです」と言われた時のことは鮮明に覚えています。「まさか、私が?!」当時は60代以上の人が罹ると言われており、診察を受ける前の待合室では場違いな感じがして心細く、さらに検査結果を告げられた時は頭が真っ白に …
がん細胞への視点を変えて気持ちが軽く…
当初は検査結果を眺めながら早くがん細胞を消してしまいたいと考え、憎んでいました。ところがある日、「がん細胞は自分の細胞だ」と気づきました。それならば私の息子たちと同じであるという感覚が芽生えました。不思議なこと …
私の“病気の受容”これでいいのかな?
2014年6月に私は就職時の健康診断で病院を訪れました。一般的な検診項目を受け、最後に医師による問診、乳がんの触診を受けました。検査の結果、全て異常なし。しかし、その約1か月後には約1.6cm、乳房の表面から指 …
肺切除後のお腹の張り
左肺(さはい)の上葉(じょうよう)※を切除したことにより、空間ができて左側の臓器の位置が少し上に上がりました。術後、お腹にガスがたまりやすくなり、常にお腹がパンパンになる症状が苦しく、呼吸器の主治医に症状を話し …
乳がんとの共存
私は乳がんになった時、これからどう生きていくか考えました。よくがんになった人が言葉にしているのは「がんに勝つ」「がんに負けない」。私はこの言葉に違和感があります。もし、がんが原因で命を落としたなら、その方は“が …
がんを受け入れるまで
がんの告知を受けたのは16歳、高校2年の夏休みでした。 突然、「がん」といわれても、まるで他人ごとのように思えて、心が追い付かないまま治療が進んでいきました。抗がん剤の副作用で、体調は悪化し、病室の天井を眺める …
病気を受け入れる
告知の瞬間、突然「私」から「がん患者」に変わってしまいましたが、実感はなく、なかなか受け入れられませんでした。一番不安だったのは、初診から告知(病名確定)までの約2週間。そこから最初の治療である手術までも約1カ …
がんになって得たもの
2009年31 歳になったばかりで乳がんと診断されました。その後、2013年には局所再発の診断を受けました。家族歴や治療中の再発だったため、「遺伝性のがん」を疑って遺伝カウンセリングを受けた後、遺伝子検査を受け …