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タグ「孤独感」の記事一覧
「出席できなかった結婚式」
がんを発症したのは大学を卒業して数年の頃だったため、療養中の時期に同窓会や友人の結婚式に招待されることが何度かありました。療養中であることの事情を話して欠席させてもらっていましたが、同世代の友人たちが当たり前に …
再び、違うがんといわれて
造血幹細胞移植(骨髄移植)の後遺症で閉経してしまったため、37歳から強い更年期障害に悩まされるようになりました。そのため、ホルモン充填療法(カウフマン療法)を受けることになりました。治療にあたって「乳がんの罹患 …
治療中の通学で感じた疎外感
私は高校3年生の4月に急性白血病を発病して入院し、一学期はほとんど通学できず、試験も受けられませんでしたが、高校1,2年生の時の頑張りを認めてもらい、二学期の試験を受けること、可能な範囲で通学することで卒業でき …
どんな時も、自分は孤独ではないことを…
私ががんを罹患したのは大学4年生の時でした。がんといえば不治の病だと思っていたので、「治る可能性も充分ある」と医師から聞いた時はむしろ驚きました。しかし、突如として日常から切り離され(学校は休み、入院治療が開始 …
治療の選択~情報・決断~
私は、自分のがんが見つかった時、がんについて多少の知識がありました。そのことにより、メディアなど限られたものからの情報による情動的な恐怖やパニックはありませんでした。そして、当時は自分なりに冷静な判断ができてい …
治療後にうつ!?
私は骨髄移植後の経過がとても順調だったので、約3か月後には退院できました。しかしここからが長かったのです。一般的に退院したら元気になると思う人も多いようですが、実際はそんなに甘くありません。退院はしたもののGV …
産婦人科病棟でがん治療を受けるつらさ
突然の入院は産婦人科病棟。部屋割りに配慮はあるものの、病棟には妊産婦さんもいます。急な入院だったこともあり、最初の数日は妊婦さんと同室でした。 仕方のないことなのに、流産からそう間もなくの治療だった身には見聞き …
家族が自分の一番の理解者だと気づいた…
甲状腺がんは当初、良性腫瘍と診断がつき2年間の経過観察をした後で告知を受けました。私もショックでしたが、妻も私と同様にがんに対して無知だったので、2年間の経過観察の影響を理解することができず、私以上に悲しんでい …
離婚するべきか悩み続けたけれど ―2…
がんと分かったのは結婚をして一月ほど経った頃でした。子宮を失い子どもを産むことができなくなるということはがんになったことよりも受け入れがたく、生きる希望を失ってしまいました。 子どもを楽しみにしていた家族にとっ …
将来のことが心配になったら
人は、自分はなぜ生まれたのか、なぜ・何の為に生きるのか、という疑問を持つことがあります。特に思春期・若年成人(AYA)世代は、人生の様々な出来事を通じて、「自分とは何か」について模索する時期と言えます。この問い …