第9回Ai学術総会 プログラム
| 大会名 | 第９回オートプシー・イメージング学会学術総会 |
|---|---|
| 大会テーマ | 「Aiの現在：死因不明社会への挑戦」 |
| 日時 | 2012年2月4日（土）13:00 ～ |
| 会場 | 千葉大学西千葉校舎構内「けやき会館大ホール」 |
| 住所 | 千葉市稲毛区弥生町１番地３３号 地図 |
| 交通手段(最寄駅) |
JR西千葉駅 徒歩10分 京成電鉄みどり台駅 徒歩 6分 |
| 大会会長 | 長谷川 剛 教授（自治医科大学医療安全対策部） |
| 参加費 | 2000円（当日，会場受付でお支払いください） |
| 事前申し込み | 不要 |
大会会長挨拶
Aiの現在：死因不明社会への挑戦
自治医科大学医療安全対策部
長谷川 剛
第9回のAi学会開催に際し、会長として学会を運営させていただくことになりました自治医科大学の長谷川です。平成23年は東日本大震災をはじめとして、想定外のことが多数発生した激動の一年でした。被災地の復旧・復興や原発の問題を含めていまだ現在進行形の問題です。関係されている方々には心よりお見舞い申し上げます。
Ai学会は例年通り2月4日（土）に千葉大学けやき会館で開催することとしました。海堂氏の編纂による「死因不明社会２」が本年出版されたことも受け、学会のテーマを『Aiの現在：死因不明社会への挑戦』と致しました。特別講演は千葉県立がんセンターの高野先生にお願いしました。Aiの現状についてシャープにまとめていただけると思います。
一般演題については、放射線技師の枠を新たに設けることとしました。Aiはその実務に関しては放射線技師に多くを負っています。具体的かつ実践的な議論が展開されることを期待しています。ふるってご応募ください。
寒い季節ではありますが、2月の初頭に千葉の地で皆様にお会いできることを楽しみにしております。
プログラム
13:00-13:10Ai学会総会
13:10-14:00第１部 所見理論：５題
（座長）塩谷 清司（筑波メディカルセンター病院 放射線科）
法木 左近（福井大学 腫瘍病理学）
| タイトル： | AiCTでの入浴関連死症例と非入浴関連死例の肝内ガス発生頻度の比較 |
|---|---|
| 発表者： | 伊藤憲佐 |
| 所属： | 亀田総合病院 救命救急科 |
| タイトル： | AiCTにおける血管内血液就下と生前血液検査,身体状況との関連の有無 |
| 発表者： | 伊藤憲佐 |
| 所属： | 亀田総合病院 救命救急科 |
| タイトル： | 福井大学医学部AiセンターにおけるAi診断と病理解剖診断から導かれる死因の整合性 |
| 発表者： | 稲井邦博（分子病理学）、法木左近、西島昭彦、木下一之、坂井豊彦、島田一郎、田中雅人、大越忠和、飯野 哲、松木孝澄、木村浩彦、内木宏延 |
| 所属： | 福井大学医学部Aiセンター |
| タイトル： | 生前パノラマレントゲン写真と死後CTパノラマ画像を利用した歯科個人識別認証システムの一試案 |
| 発表者： | 藤本秀子・飯野守男・榎本祐子・吉田原規・山本琢磨・中間健太郎・越智拓・泉政徳・栗生由季子・的場梁次 |
| 所属： | 大阪大学大学院医学系研究科法医学教室 |
| タイトル： | 院内剖検症例における生前最終画像(FAMI)と死亡時画像(Ai)との比較検討 |
| 発表者： | 木下一之（放射線部）、西島昭彦、坂井豊彦、稲井邦博、法木左近、島田一郎、田中雅人、大越忠和、飯野 哲、松木孝澄、木村浩彦、内木宏延 |
| 所属： | 福井大学医学部Aiセンター |
14:10-15:00第2部 事例報告：５題
（座長）高橋 直也（新潟市民病院 放射線科）
桂 義久（社会保険横浜中央病院 病理部）
| タイトル： | 右肺中葉に膿瘍形成を伴った気管支肺炎の一剖検例 |
|---|---|
| 発表者： | 島田一郎1）、法木左近2)、伊藤浩史2)、稲井邦博3)、大越忠和3)、内木宏延3)、飯野 哲4)、木下一之5)、坂井豊彦5)、西島昭彦5)、田中雅人5)、木村浩彦5)、松木孝澄1) |
| 所属： | 福井大学 医学部 Aiセンター法医学1)、腫瘍病理学2)、分子病理学3)、人体解剖学4)、放射線部5) |
| タイトル： | MRIを用いたAutopsy imaging(Aｉ)が頸髄損傷の診断に有用であった1例 |
| 発表者： | 長谷川貴章1) 藤田牧子2) 中塚豊真1) 山門亨一郎1) 竹田寛2) 今井寛3) 兼児敏浩4) 冨本秀和5) |
| 所属： | 三重大学医学部付属病院 1)IVR科 2)放射線診断科 3)救命救急センター 4)医療安全・感染管理部、Aiセンター 5)神経内科、Aiセンター |
| タイトル： | 死後CTにてStanford A型大動脈解離破裂による心タンポナーデが疑われた2例について |
| 発表者： | 橋村宏美1)2)，植田初江1)，米本由美子1)，大郷恵子1)，松山高明1)，池田善彦1)，東 将浩2)，山田直明2)，内藤博昭3) |
| 所属： | 1)国立循環器病研究センター 臨床病理科 2)同 放射線部 3)同 病院長 |
| タイトル： | 心肺停止患者に対する造影CTを経験して |
| 発表者： | 佐々木 健 |
| 所属： | 医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院 放射線技術科 |
| タイトル： | 肺動脈血栓塞栓症による母児死亡例 ～死後造影の試み～ |
| 発表者： | 吉田原規，飯野守男，栗生由季子，山本琢磨，榎本祐子，浅井律子，望月薫，石原欽也，越智拓，的場梁次 |
| 所属： | 大阪大学大学院医学系研究科法医学教室 |
15:10-16:00第3部 施設一般：５題
（座長）山本 正二（Ai情報センター）
兼児 敏浩（三重大学附属病院 医療安全・感染管理部）
| タイトル： | Aiセンターを高度に運用するためのICTシステムが持つべき要件について |
|---|---|
| 発表者： | 田中雅人（放射線医学）、稲井邦博、法木左近、西島昭彦、山下芳範、木下一之、坂井豊彦、島田一郎、大越忠和、伊藤春海、飯野 哲、松木孝澄、木村浩彦、内木宏延 |
| 所属： | 福井大学医学部Aiセンター |
| タイトル： | 島根大学医学部附属病院Aiセンターの取り組み ―診療放射線技師の役割― |
| 発表者： | 金山秀和1)小玉紗弥香1)北昌宜1)梶谷尊郁1) 氏平武樹1)小松明夫1)森博史3)北垣一2)3)竹下治男 |
| 所属： | 1)島根大学医学部附属病院放射線部 2)島根大学医学部附属病院Aiセンター 3)島根大学医学部放射線医学講座 4)島根大学医学部法医学講座 |
| タイトル： | 聖マリアンナ医科大学におけるCPA 症例の現状 |
| 発表者： | 田島信哉1、松本純一2、山下寛高2、箕輪良行2、平泰彦2、中島康雄1、山本正二3 |
| 所属： | １．聖マリアンナ医科大学 放射線医学教室 ２．聖マリアンナ医科大学 救急医学教室 ３．Ai 情報センター |
| タイトル： | Ai（オートプシーイメジング）導入後の救急科臨床医の意識調査 |
| 発表者： | 小倉健一1)、伊藤憲佐2) |
| 所属： | 1)亀田総合病院 診療部事務室 2) 亀田総合病院 救命救急科 |
| タイトル： | 福井大学医学部Aiセンターの現状について（開設１年をふりかえって） |
| 発表者： | 西島昭彦（放射線部）、稲井邦博、法木左近、木下一之、坂井豊彦、島田一郎、田中雅人、大越忠和、飯野 哲、松木孝澄、木村浩彦、内木宏延 |
| 所属： | 福井大学医学部Aiセンター |
16:00-17:00特別講演
| タイトル： | 『Aiの現状と最近のトピックス』 |
|---|---|
| 発表者： | 千葉県立がんセンター 高野先生 |
| 所属： | 千葉県がんセンター 画像診断部 |