立候補所信
七戸康夫

年間12万件の院外心停止症例のほとんどを救急医が診察し、死亡診断書・死体検案書を作成しているという現状があります。まさに死因不明社会の最前線で救急医は日々仕事をしています。事件事故の検知に関して、Aiにより法医学・警察とのスムーズな連携が促進されることが考えられ、救急医にとってはAiが必須の知識であると思われます。

さらにまた医療事故調査制度に係り、救急医療現場は多くの危険を含んでおります。
ここでも救急医にとってのAiは、診療上重要なツールであると考えられます。

しかし、救急医療の分野でAiに精通する人材は少数であり、画像診断や法医学分野との連携を図るためのパイプ役が必要と思われます。
私は、これまでも救急医学分野からの理事として様々な仕事をしてまいりました。
まだ道半ばであり、引き続きこの任に当たるべく、今回、オートプシーイメージング学会理事として立候補させていただきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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