立候補所信
飯野 守男

2012年2月より法医学分野から選出され,理事を務めてまいりました。その間,大阪大学法医学教室在職中は法医解剖例全例Aiを実施し,2013年7月からは,慶應義塾大学法医学教室に異動し,Aiの普及活動を継続してきました。2015年8月には会員諸先生方のご協力により,海外から演者を招聘し,第13回学術総会を盛大に行うことができました。

同年9月からは鳥取大学法医学分野を主宰しており,現在Aiシステム導入に向けて努力しています。

私は,これまで国際学会や留学を通して,諸外国における最新の死後画像診断の状況を技術ならびに制度面から学び,本学会へフィードバックすると同時に,海外に向けて日本のAiの情報を発信してきました。法医学分野においてもAiは普及しつつありますが,海外の動向を見る限り,今後,死後造影をはじめとした新しい技術がさらに広がっていく可能性があります。これからも法医学関係の会員を代表するつもりで国内におけるAiの普及ならびに最新技術や国際的動向の把握に努めてまいる所存ですので何卒よろしくお願いいたします。

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