脳腫瘍の病理 brain tumor pathology
- 病理組織診断とは,治療方針を決定するために腫瘍の種類を決めることです
- 手術でとった腫瘍の断片を1mmの数十分の一に薄く切っていろいろな液体で染色します
- 最近では,遺伝子の核酸 (RNAやDNA)を調べたり,染色体を調べたりもできます
長嶋和郎の脳腫瘍病理教室
このページは,北海道大学病理学教室名誉教授 長嶋和郎先生,現札幌東徳洲会病院・病理部長の協力を得て作成しています
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2021年 WHO脳腫瘍病理分類
専門医試験に出そうなもの
髄膜腫 meningioma
神経鞘腫 schwannoma
びまん性星細胞腫 diffuse astrocytoma
膠芽腫 glioblastoma GBM
毛様細胞性星細胞腫 pilocytic astrocytoma
ジャーミノーマ germinoma
頭蓋咽頭腫 craniopharyngioma
中枢性神経細胞腫 central neurocytoma
血管芽腫 hemangioblastoma
上衣下腫 subependgymoma
稀な例
星細胞系腫瘍が放射線治療後に神経節細胞腫に分化?した例