日本メンタライゼーション研究会の、2024・2025年度運営委員をご紹介します。
運営委員
役職 | 名前 | |
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会長 | 崔 炯仁 | 精神科医、AF認定MBTプラクティショナー。京都府立医科大学医学部卒業。いわくら病院院長。イギリス留学中の2009年にMBTが行われるSt.Ann
Hospitalを訪問、2010年にAFCにてMBT、MBT-Aのベーシックトレーニング修了。著書「メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服(2016)」、訳書「メンタライゼーションによる家族との治療(2024)」、論文「摂食障害とメンタライゼーション-外傷的育ちの生きづらさに光を届ける-(こころの科学209,2020)」など。 |
副会長 | 池田 暁史 | 精神科医、精神分析家。東京大学医学部卒業。大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。精神分析に取り組む一方、精神科医への精神療法教育に従事している。著書「メンタライゼーションを学ぼう」。訳書「メンタライゼーション・ハンドブック」など。 |
事務局長 | 石谷 真一 | 臨床心理士、公認心理師。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。神戸女学院大学人間科学部教授。幼児から青年の関係発達への臨床的支援の実践・研究・教育に携わる他、narrative
story stemsの研究にも取り組んでいる。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。著書「自己と関係性の発達臨床心理学」他。訳書「メンタライジングによる子どもと親への支援-時間制限式MBT-Cのガイド-」(共訳)他。 |
秋田 悠希 | 臨床心理士、公認心理師。国際基督教大学大学院教育学研究科教育原理専攻臨床心理学専修修了。法務省法務技官として加害者臨床に携わり、現在は、中野区児童相談所にて虐待対応、トラウマに関する臨床に従事する。児童期から思春期の児童、養育者や支援者に対するメンタライジングアプローチの実践や、AMBITに基づく多職種連携の促進、メンタライジングアプローチにヒントを得た現場心理職の育成を行っている。2019年MBTベーシック・トレーニング、2021年MBTーCベーシックトレーニング、2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
東 啓悟 | AF認定MBTプラクティショナー。たかつきクリニック所属。東京国際大学大学院博士課程修了、心理学博士。精神科クリニックの中で成人、思春期の心理療法・心理検査に従事すると共に、スクールカウンセラーとして児童臨床、保護者へのカウンセリング・コンサルテーションにも携わる。二度のベーシック・トレーニング後、現在はSVを受けながらMBTを実践している。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。東京メンタライゼーション研究会として『メンタライゼーション実践ガイド』を共訳。 | |
揖斐 衣海 | AFC認定MBT-Aプラクティショナー。臨床心理士、公認心理師。国際基督教大学大学院修士。国際基督教大学カウンセリングセンターおよびKIPP渋谷心理オフィスのカウンセラー。有限会社ケーアイピーピー取締役。メンタライジングアプローチを子育て支援、自傷傾向のある青年期のカウンセリングに取り入れ、MBT、MBT-Cベーシックトレーニング、学術会議、スーパービジョンでは通訳も務める。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
大浦 邦康 | 精神科医。大阪大学大学院人間科学研究科教育臨床心理学専攻博士前期課程修了、滋賀医科大学医学部卒業。2019年度MBT3日間ベーシック・トレーニング参加。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 いわくら病院勤務医。2017年からアルコール依存症の診療に従事し、同疾患の背景に愛着障害があるケースが多いことからMBTに関心を持つ。論文「境界性パーソナリティ障害の青年との面接課程」『青年期精神療法』2020 Vol.16 No1所収(崔会長との共著) | |
大橋 良枝 | 臨床心理士、公認心理師、AF認定MBTプラクティショナー。国際基督教大学大学院博士後期課程修了。教育学博士。京都文教大学臨床心理学部臨床心理学科教授。精神分析的心理療法(個人・集団)を専門とする傍ら、学校や福祉/保育施設の組織コンサルテーション等の実践と研究に取り組んでいる。MBT、MBT-Cベーシック・トレーニング修了。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。著書「愛着障害児とのつきあい方:知的障害特別支援学校教員チームとの実践」。 | |
菊池 綾子 | 臨床心理士、公認心理師。東京女子大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学分野修了。一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院勤務。現在は主に青年期から大人へのメンタライジング・アプローチを行っている。2019年MBTベーシック・トレーニング、2021年MBT-Cベーシック・トレーニング修了。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
菊池 裕義 | AF認定MBT-Cプラクティショナー。臨床心理士、公認心理師。東京国際大学大学院臨床心理学研究科博士後期課程修了。医療法人社団青渓会駒木野病院生活医療部心理科係長。単科精神科病院にてMBT(個人療法)の実践に取り組んでいる。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
酒井 玲子 | 臨床心理士、公認心理師。中京大学大学院博士前期課程修了。愛知医科大学病院こころのケアセンター副技師長。2022年MBTベーシック・トレーニング修了。 | |
榊原 久直 | 臨床心理士・公認心理師。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了(博士:人間科学)。京都教育大学学びサポート講師。発達の凸凹や愛着関係における傷つきのある子どもとその養育者,関係する支援者らへの関係発達や関係障碍の視点からの支援と研究を行っている。MBT及びMBT-Cベーシック・トレーニングを修了し,現在は認定SupervisorによるGSV受講中。 | |
佐藤 佳子 | AF認定MBT-Aプラクティショナー。臨床心理士、公認心理師。関西大学文学部教育学科卒業。医療法人桜花会醍醐病院勤務。2019年MBTベーシック・トレーニング修了。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
須磨 知美 | AF認定MBT-Cプラクティショナー、AF認定MBTプラクティショナー。臨床心理士、公認心理師。同志社女子大学学芸学部音楽学科音楽文化専攻音楽療法コース卒業。神戸親和女子大学大学院文学研究科心理臨床学専攻修了。大阪府済生会千里病院主任を経て、現在MBTを提供するカウンセリングルームRibbon
Care代表を務める。Anna Freud Centre 認定SupervisorによるsupervisorになるためのGSV受講中 | |
髙木 はるか | 精神科医。和歌山県立医科大学卒業。特定医療法人旭会和歌浦病院勤務。精神科一般臨床に従事。2019年、2022年MBTベーシック・トレーニング、ベーシック・トレーニング修了。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。 | |
津崎 心也 | 臨床心理士、公認心理師、がん生殖医療専門心理士。国際基督教大学大学院修士。北里大学病院臨床心理室主任。総合病院心理職として精神科、児童精神科、小児科の心理検査、心理面接に加え、精神科リエゾン、緩和ケア、グリーフケアなどに従事。その中でメンタライジングアプローチを活かしていくことをテーマにしている。ソマティックなアプローチを併用したトラウマ治療の在り方も模索中。MBT、MBT-Cベーシックトレーニング修了。2023年MBTプラクティショナーコーストレーニング修了。 | |
中西 桃子 | AFC認定MBT-Cプラクティショナー. 臨床心理士、公認心理師。Universty of Western Australia, Postgraduate Diploma in Psychology, 京都文教大学大学院臨床心理学博士前期課程修了。児童福祉施設のコンサルテーションおよび支援者支援、子どものMBT-Cに基づくセラピーに取り組む。甲南大学全学共通教育センター特任講師。 | |
西村 馨 | 臨床心理士、公認心理師。AF認定MBTプラクティショナー。国際基督教大学大学院博士課程退学。国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科教授。子ども、青年、家族へのメンタライジングアプローチ(心理療法、グループ療法、心理教育、教育相談)に取り組んでいる。2023年MBTプラクティショナー・コーストレーニング修了。編著書「実践・子どもと親へのメンタライジング臨床:取り組みの第一歩」、監訳書「メンタライジングによる子どもと親への支援: 時間制限式MBT-C のガイド」他。 | |
早川 武 | 愛知淑徳大学大学院心理学研究科心理学専攻修了。臨床心理士、公認心理師。現在は、天竜病院児童精神科にて入院治療に携わっており、心理療法、心理検査などを主に実施している。著書:「福祉心理臨床実践 心の専門家養成講座⑨ 「つながり」の中で「くらし」「いのち」を支える」第Ⅲ部第3章担当(共著)。 | |
平井 友貴 | 公認心理師・臨床心理士。岡山大学大学院社会文化科学研究科修了。 | |
茂木 洋 | 臨床心理士、公認心理師。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得後退学。四天王寺大学社会学部教授。教育相談および学生相談の実践、児童福祉分野での実務経験を経て、現在は少年院における心理面接や少年鑑別所・刑務所・保護観察所等でのスーパーヴィジョンなど、主に司法・犯罪分野での心理支援に取り組んでいる。2019年MBTベーシック・トレーニング修了。「犯罪心理学事典」(精神分析理論の項目)、「対象の影」(共訳)他。 | |
山本 文 | MBT通訳者。国際基督教大学教養学部 アーツ・サイエンス学科 (心理学メジャー)卒業、City University of New York
John Jay College of Criminal Justice修了(Forensic Psychology MA) 。2019年3月21日〜23日、日本で初めて行われたMBTベーシックトレーニングに通訳者として参加。その後、計3回のMBTベーシックトレーニング、計2回のMBT-Cベーシックトレーニング、その他MBTの各種シンポジウム等において通訳を歴任。また、2021年4月より複数のグループにおいてMBTのグループスーパーヴィジョンの通訳を継続して担当。 | |
吉田 志保 | 臨床心理士、公認心理師。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士前期課程修了(臨床心理学)。児童養護施設にて子どもやその保護者への心理支援およびケアワーカーへのコンサルテーション、施設心理士のグループスーパービジョンを行っている。メンタライゼーションに関して、2023.4に東海MBT研究会を立ち上げ、月1回のオンライン勉強会(文献購読、TT)を開催している。2024.4にFonagyらのベーシック・トレーニングを受講予定。 | |
渡部 京太 | 児童精神科医。山形大学医学部大学院卒業。特別医療法人群馬会 群馬病院診療部長。子どもへのメンタライジング・アプローチに取り組んでいる。訳書「メンタライジングによる子どもと親への支援-時間制限式MBT-Cのガイド-」(共訳)他。 | |
事務局 | 宮永 真理 |
日本メンタライゼーション研究会
メンタライゼーションに基づく治療(MBT)およびメンタライジング・アプローチに基づく臨床が、日本において進歩・普及していくことを目的とし、活動を進めてまいります。