2020年オリンピック・パラリンピックが再び東京で開催されることが決定し、日本国民のスポーツに対する興味はこれまでにない高まりを見せている。従来の「スポーツ科学」では、優れたスポーツ選手が持つ身体的特徴、筋出力特性、エネルギー供給能力、技の特徴の抽出に主眼が置かれ、大きな成果を挙げてきた。しかし、そのパフォーマンスを決定づけるのはこうした身体特性だけとは限らない。アスリートは、例えば、常人が持ち合わせない鋭敏な感覚、的確な状況判断による予測に基づいた意思決定能力、精密な運動制御能力、不屈の闘志、コーチ・チームメイトとの社会性など優れた脳機能を有していると考えられる。このように、高度なスポーツパフォーマンスの源を辿れば「スポーツの主役は脳」といっても過言ではない。本シンポジウムでは、脳科学の観点から身体運動・スポーツをいかに理解可能かということに焦点を当てる。
【日 程】 | 2018年11月30日(金)13時00分~16時00分 開場12時30分
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【会 場】 | ベルサール神保町アネックス 東京都千代田区神田神保町2-36-1 住友不動産千代田ファーストウイング1F |
【講演予定者】 | (順不同、敬称略) 荒牧勇(中京大学) 柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 彼末一之(早稲田大学) 征矢英昭(筑波大学) 中澤公孝(東京大学) 西村幸男(医学研) |
【参加費】 | 無料
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【申込方法】 | http://www.igakuken.or.jp/neuroprosth/
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【締 切】 | 先着200名様
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【連絡先】 | (公財)東京都医学総合研究所 都医学研シンポジウム事務局 電話 03-5316-3109(直通) |