日本体力医学会プロジェクト研究(以下、プロジェクト研究)は、平成9(1997)年度に発足しました。日本学術会議体力科学研究連絡委員会から「日本人のための健康体力指標の標準化、及び健康増進・疾病予防のための身体活動に関する推奨・指針作成への提言」が出されたことを受けて、平成16年度からこの提言に関わるプロジェクト研究を公募して参りました。平成26年度の公募研究テーマが下記のごとくに決定しましたので、奮って応募いただくようご案内致します。
プロジェクト研究の全体像
1. | プロジェクト研究は、日本人の健康維持・増進に関連した体力および身体活動・運動を主題とした研究であり、その成果として、社会に向けて勧告、指針などの提言がまとめられるものでなければならない。 | ||||||
2. | 平成26年度は下記のいずれかの研究テーマに関わる研究課題に限定する。
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3. | 多施設が共同研究を行うことにより、より優れた成果が出るような研究プロジェクトであること。その際に各研究者の役割を明確にすること。 | ||||||
4. | プロジェクト研究の選考は学術委員会の下部組織であるプロジェクト研究委員会が行う。 | ||||||
5. | プロジェクト研究の申請は、研究代表者(評議員)と数名の発起人が、研究計画書を共同で作成し、プロジェクト研究委員会に提出する。 | ||||||
6. | プロジェクト研究委員会では提出された研究計画書を審査し、採択候補研究を選定する。なお、新規採用可能件数は原則1件である。 | ||||||
7. | プロジェクト研究委員会は研究計画に基づき研究費を配分する。研究費は主に調査や資料の収集などに当てるものとする。年間およそ100万円程度を限度として配分する。プロジェクト研究の研究成果は3年以内でまとめ、(1)プロジェクト研究委員会の審査を経て、理事会の承認を得ることとし、(2)「体力科学」および日本体力医学会大会において公表する。(注:学会の公式見解とするかどうかは、理事会で審議する) |
プロジェクト研究に応募される方は、研究代表者(評議員に限る)と数名の発起人が、以下の項目に沿って研究計画書をA4版にワードプロセッサーで書き、平成26年4月30日までに下記の提出先にお送りください(電子メールによる提出が望ましい)。研究計画の採否は追って、研究代表者に通知します。
研究計画書
1. | 研究代表者名(署名捺印してください)、所属部署・所属大学など、住所、最終学歴(卒業大学または修了大学院)と年月日、学位の有無、連絡先の住所、電話、ファックス、電子メールアドレス |
2. | 研究発起人名、所属部署・大学、最終学歴(卒業大学または修了大学院)と年月日 |
3. | 研究課題 |
4. | 研究目的(200字以内) |
5. | 研究期間(3年以内) |
6. | 研究計画(200字以内) |
7. | 研究方法(400字以内) |
8. | 期待される研究成果(200字以内) |
9. | 研究費の使途(会合費、通信費、印刷代などの費目)に分けて概算を記載してください |
10. | この研究に関するこれまでの成果(原著、著書などの研究業績)を番号をふって書いてください |
提出先
田中喜代次
日本体力医学会プロジェクト研究委員会委員長
〒305-8574 つくば市天王台1-1-1
筑波大学体育系
電話:029-853−2655
Fax:029−853−2986
E-mail:tanaka@taiiku.tsukuba.ac.jp
平成25年度日本体力医学会プロジェクト研究について
25年度は1件採択され、理事会にて承認されましたので報告致します。
なお、平成26年度プロジェクト研究の公募を行うことになりましたので、ぜひとも奮って応募いただけるようお願い申し上げます。
日本体力医学会プロジェクト研究委員会 委員長 田 中 喜代次
平成24年度日本体力医学会プロジェクト研究について
24年度は2件採択され、理事会にて承認されましたので報告致します。
なお、平成25年度プロジェクト研究の公募を行うことになりましたので、ぜひとも奮って応募いただけるようお願い申し上げます。
日本体力医学会プロジェクト研究委員会 委員長 田 中 喜代次
平成23年度日本体力医学会プロジェクト研究について
今年度は 1)特定保健指導(メタボ対策)に関する基礎的研究
2)特定高齢者の虚弱化予防(介護予防)に関する研究
3)スポーツ科学(体力科学・体力医学)に関する研究
の研究テーマに関わる研究課題について公募を致しましたが、残念ながら規程に沿った応募がなく、本委員会にて「該当なし」と決定し、理事会にて承認されましたので報告致します。
なお、引き続き同じ研究テーマにて、平成24年度プロジェクト研究の公募を行うことになりましたので、ぜひとも奮って応募いただけるようお願い申し上げます。
日本体力医学会プロジェクト研究委員会 委員長 大 野 誠