肌のシミ対策は栄養改善で27.23%の人が成功!人気のサプリや内服薬を女性1000人に調査

3行で紹介!

  • 女性の2割強が肌のシミ対策として栄養改善の経験あり!うち「効果があった」は3割弱
  • 不足するとシミができそうな栄養素は1位「ビタミンC」、摂取するとシミが悪化しそうな栄養素は1位「分からない」
  • シミ対策の人気サプリは1位「DHC ビタミンCハードカプセル」、人気内服薬は1位「エーザイ チョコラBB ルーセントC」「エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア」

「何をやってもシミが消えない」「市販の美白サプリや薬で本当に改善できるの?」と気になっていませんか。鏡を見た時にシミがあるとテンションが下がりますし、効果的なシミ対策法もわかりづらいですよね。

そこで、1,000人の女性を対象とした「肌のシミと栄養に関する調査」を行いました。こちらのページを読めば、栄養改善によるシミ対策の成功率や、皆が実践しているシミ対策法を知ることができます。

シミ改善につながる栄養学をはじめ、人気のシミ対策向けのサプリや内服薬も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

■1,000人の女性を対象とした肌のシミと栄養に関する調査について
調査対象:18-59歳の女性
対象人数:1,000人
調査対象地域:日本全国
調査方法:freeasy(インターネット調査)
調査期間:2022年6月2日~2022年6月3日
調査目的:肌のシミと栄養に関する意識調査

Q1:あなたは肌のシミ対策として、栄養改善に取り組んだことがありますか?

肌のシミ対策として栄養改善に「取り組んだことがある23.50%(235人)」「取り組んだことはない76.50%(765人)」という結果に。

肌のシミ対策として栄養改善をした方は、2割強しかいませんでした。そもそもシミに悩んでいないのか、あるいは栄養改善以外でシミを対策しているのかもしれません。

Q2:シミ対策のため、どのように栄養バランスを見直したり、栄養のことを調べましたか?

※Q1で「取り組んだことはない」を選んだ方は、シミ対策のために栄養バランスを改善する場合を想定し回答
※複数選択可

シミ対策のための栄養バランスの見直し方は、「インターネットで検索して調べた45.4%(454人)」が最多でした。「サプリメントや内服薬を使用した35.6%(356人)」も目立ちました

「専門家(エステティシャンや医師、看護師など)から栄養のことを教えてもらった9.2%(92人)」「本を読んで栄養学を学んだ7.8%(78人)」「友人に聞く0.1%(1人)」は少数でした。

多くの方が検索エンジンやSNSで、シミに効果的な栄養素や食事を調べていると考えます。普段の食事にサプリや薬をプラスし、シミを対策する方も多いのですね。

人に聞いたり、本で情報収集したりする方法は人気がないようです。手軽に早くシミを対策したいのかもしれません。

Q3:栄養改善によるシミ対策をして効果はありましたか?

※Q1で「取り組んだことがある」を選んだ方に質問

栄養改善によるシミ対策の結果は、「効果があった27.23%(64人)」「効果がなかった
29.79%(70人)」「どちらとも言えない42.98%(101人)」
となりました。

「効果があった」と「効果がなかった」はどちらも3割弱でした。栄養改善によるシミ対策は効果に個人差がありそうです。

また「どちらとも言えない」は4割以上もいました。栄養改善によるシミ対策を現在進行中のため、効果の有無を判断できない方が多いのでしょうか。

それともシミは改善できたものの、栄養改善以外にも対策しており、「どの対策で効果があったのかがわからない」という方もいるのかもしれません。

Q4:次のうちどの栄養素が栄養不足になるとシミができると思いますか?

※複数選択可
※全34項目のうち上位10項目を抜粋

不足するとシミができる栄養素を聞いたところ、「ビタミンC 33.9%(339人)」「分からない33.4%(334人)」が特に多かったです。「水分23.2%(232人)」「ビタミンB1 16.1%(161人)」「ビタミンB2 15.3%(153人)」も目立ちました。

「ビタミンC」は最多で3割以上もいました。ビタミンCはシミの原因物質であるメラニンの生成抑制・還元作用による、シミ改善が望める栄養素です。

シミに効く栄養素の代表格がビタミンCです。黒色メラニンの生成をおさえるとともに、酸化して濃くなった黒色メラニンを元に戻す(還元)作用も認められています。

しかし「分からない」も3割以上いました。シミに効果的な栄養素を知らない方も多そうです。

「水分」と答えた方は2割以上いました。水分は肌のターンオーバー促進に関するため、「溜まったメラニンを排泄するために欠かせない」と考える方が多いのかもしれません。

水には肌のターンオーバーを促したり老廃物を体外に排出したりする働きもあるため、ニキビ改善や美肌に水は必要不可欠です。

「ビタミンB1」「ビタミンB2」と考える方も一定数いました。しかしビタミンB1はシミではなく疲労回復に効果的な栄養素です。

ビタミンB1 糖質をエネルギーに変えたり、神経が正常に働くのを助けます。また、アルコールの代謝にも関与しています。不足すると、疲労感や肩こり、筋肉痛、集中力の低下、二日酔いなどを引き起こします。

ただビタミンB1は、ニキビ・肌荒れ対策に欠かせない栄養素のため、「シミにも関係している」と思った方が多かったのかもしれません。

ビタミンB群は水溶性でカラダに蓄積されにくいため、毎日こまめな補給が必要です。また、B1・B2・B6など総合的に摂取することで効果が実感しやすいとされています。

ビタミンB2はターンオーバー促進につながる栄養素で、シミ・そばかす対策用の市販薬にも配合されています。

ビタミンB2・B6が肌のターンオーバーを正常化し、ビタミンEが黒色メラニンの排出を促します。

Q5:次のうち摂るとシミが悪化しそうな栄養素は何だと思いますか?

※複数選択可
※全34項目のうち上位10項目を抜粋

摂取するとシミが悪化しそうな栄養素を聞いたところ、「分からない45.9%(459人)」がダントツで多かったです。以降は、「脂質19.1%(191人)」「炭水化物(糖質)14.1%(141人)」「摂るとシミが悪化する栄養素はないと思う9.3%(93人)」と続きます。

「分からない」が4割以上で最多でした。「摂るとシミが悪化する栄養素はないと思う」も1割弱おり、シミにつながる栄養素はあまり知られていないとわかります。

一方で「脂質」「炭水化物(糖質)」と回答した方が1割~2割いました。きちんとシミに効果的な栄養素を勉強している方もいるようです。

ちなみに酸化した脂質は体内で活性酸素を増やし、細胞にダメージを与えるためシミの原因となります。

油が酸化すると、過酸化脂質に変化し、それを摂取すると体内で活性酸素が発生しやすくなります。加熱によって油の酸化はすすむので、高温で調理されたものには注意が必要です。

また糖質の過剰摂取もシミの原因となります。エネルギーにならなかった糖質はタンパク質と結合しAGEs(糖化最終生成物)という物質に。AGEsが肌に溜まるとシミやくすみが発生します。

過剰に摂取した糖質がたんぱく質と結びつくと「糖化」という反応が起こり、AGEs(エイジス)という物質が生成、AGEsが真皮のコラーゲンに蓄積すると、肌の弾力が失われてシミやくすみの原因になると考えられています。

シミ対策においては、酸化油を避けるために高温調理を控える、AGEsを増やさぬよう炭水化物を摂りすぎないことが大切です。

Q6:あなたがやったことのあるシミ対策を教えてください。

※複数選択可

やったことのあるシミ対策は、「紫外線対策47.9%(479人)」が最多。以降は、「基礎化粧品29.4%(294人)」「シミ対策をやったことがない27.5%(275人)」「市販のサプリメント19.0%(190人)」「十分な睡眠13.0%(130人)」と続きます。

シミ対策で1番多かったのは「紫外線対策」でした。多くの方が日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったり、遮光カーテンをつけたりなどで、シミ対策をしているのでしょう。

そして2番目に多かったのは「基礎化粧品」。美白系の基礎化粧品を使い、スキンケアしている方も多そうです。

また「紫外線対策」「基礎化粧品」が上位にあがっており、外側からのシミ対策が人気とわかります。

3番目に多かったのは「サプリメント」、4番目に多かったのは「十分な睡眠」でした。体内からシミ対策をしている方も一定数いるようです。

「エステ5.1%(51人)」や「病院のシミ治療1.3%(13人)~4.9%(49人)」を選ぶ方は少数でした。自宅でできる手軽なシミ対策が人気とわかります。

なお病院のシミ治療では、レーザーが最も人気とわかりました。

Q7:シミに効くと思い、食べたことのある食材を教えてください。

※Q6で「食事改善」を選んだ方に質問
※複数選択可
※全19項目のうち上位13項目を抜粋

シミに効くと思い食べたことのある食材は、「果実類44.19%(38人)」と「野菜類39.53%(34人)」が特に多かったです。「豆類(大豆、大豆製品、いんげんまめなど)27.91%(24人)」「海藻類26.74%(23人)」「種実類(ナッツ類、ごま、ぎんなんなど)25.58%(22人)」も一定数いました。

上記の食材には、ビタミンCやビタミンA、L-システイン、ビタミンB2などの、シミ改善に効果が望める栄養素が含まれています。そのため回答者の多くが、シミ対策のために正しい食材選択ができているとわかります。

例えば果実類や野菜類には、シミの改善が望める代表的な栄養素のビタミンCが豊富です。なおビタミンCは果実や野菜以外の食品からほとんど摂れません。

また緑黄色野菜には、メラニン生成を促す活性酵素を抑えるビタミンAも含まれています

ビタミンAはメラニンの生成を促進する活性酵素の働きを抑える効果が期待できます。ビタミンAが多く含まれる食材はかぼちゃ、ほうれん草、トマトなどの野菜です。

大豆にはターンオーバー促進が望めるL-システインが含まれています。ターンオーバーによりメラニンが排泄されればシミ予防に。

L-システインはメラニンを体外に排出するための肌のターンオーバーをサポートする働きが期待できます。L-システインを多く含む食材は大豆や小麦などです。

海藻類は抗酸化作用が認められており、シミ対策につながる食材です。

多くの研究者が各種海藻のフコイダン,フコキサンチン,ルテイン,β-カロテンに抗腫瘍効果,抗ウィルス効果,抗炎症効果,抗酸化作用などがあることを報告して現在に至っている。

活性酸素は皮膚を攻撃して、さらにメラニンという黒い色素も増やしてしまいます。逆に言うと抗酸化作用を摂り入れれば、メラニンを増やす要因を一つ減らせるので、黒ずみの予防が可能です。

ナッツ類もシミ対策に適した栄養素を含むものが多いです。例えば、カシューナッツにはL-システインが、アーモンドにはターンオーバー促進が望めるビタミンB2が含まれています。

カシューナッツに含まれているL-システインは、ビタミンCと共同で働き、透明感のある肌づくりをサポートします。

Q8:あなたはシミ対策のサプリメントや内服薬を、どんな基準で選びますか?

※Q6で「市販のサプリメント」「市販の内服薬」「病院の内服薬」を選んだ方に質問
※複数選択可

シミ対策のサプリメントや内服薬の選ぶ基準は、「成分内容59.66%(142人)」「口コミ・評判39.50%(94人)」「値段34.45%(82人)」が特に多かったです。

約6割が「成分内容」を重視しており、効果や即効性を第一に考える方が多いようです。

またビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2を配合した、サプリメントや内服薬が人気と推測します。その理由はQ4の「次のうちどの栄養素が栄養不足になるとシミができると思いますか?」の調査結果にて、「ビタミンC」「ビタミンB1」「ビタミンB2」が全34項目中上位5項目にあがっていたためです。

2番目に重視する選び方の基準は「口コミ・評判」でした。

多くの方が、SNSやネット通販サイト、アットコスメなどで口コミ・評判を調べていると考えます。理由はQ2の「シミ対策のため、どのように栄養バランスを見直したり、栄養のことを調べましたか?」の調査結果にて、「インターネットで検索して調べた」が最多だったためです。

そして「値段」重視の方も一定数いるとわかりました。シミ対策のサプリメントや内服薬は毎日飲むもののため、「なるべく安いものを選びたい」と考える方もいるのかもしれません。

一方「飲む回数22.69%(54人)」「形状14.71%(35人)」「味13.03%(31人)」は上位にあがっておらず、シミ対策のサプリメントや内服薬は、飲みやすさが重視されていないとわかります。

Q9:シミに効くと思い、飲んだことのある市販のサプリメントを教えてください。

※Q6で「市販のサプリメント」を選んだ方に質問
※複数選択可
※全45項目のうち上位17項目を抜粋

シミに効くと思い飲んだ市販のサプリメントを聞いたところ、1位「DHC ビタミンCハードカプセル36.84%(70人)」、2位「ロート製薬 ヘリオホワイト18.42%(35人)」、3位「ディアナチュラスタイル ビタミンC 11.58%(22人)」、4位「FANCL ホワイトフォース9.47%(18人)」、5位「ドクターシーラボ メガリポVC100 5.79%(11人)」という結果に。

1位「DHC ビタミンCハードカプセル」は、ビタミンCとビタミンB2が摂れるサプリメントです。口コミ・評価の高さと値段の安さが人気の理由と考えます。

ビタミンCハードカプセルは、アットコスメの口コミ評価が★4.7(1,699件) と上位5個中最高点。1日あたり約7円※と上位5個中最安値です。

2位「ロート製薬 ヘリオホワイト」は、1日あたり約179円※と上位5個のうち最高値。値段は高いですが、成分内容と口コミ・評価の高さが魅力的です。

ヘリオホワイトの主要成分はファーンブロックやハトムギエキス、ビタミンB6、ビタミンB2です。ファーンブロックはスペイン発の飲む日焼け止め「ヘリオケア」の主成分でもあります。

ファーンブロックは、紫外線を浴びると発生するフリーラジカルという活性酸素を破壊してくれる作用を持っています。この抗酸化作用により、紫外線由来のシミを抑制し、肌の免疫機能を整えてくれます。また、日焼けが原因で起こる肌のダメージの回復を早めてくれる作用を持ちます。

3位「ディアナチュラスタイル ビタミンC」は、1位「DHC ビタミンCハードカプセル」と似ており、ビタミンCとビタミンB2、ビタミンB1が摂れるサプリメント。値段も1日約7円※とDHCと同様に上位5個中最安値です。

ただアットコスメの口コミが、★4.3(159件)と1位や2位のサプリより低評価ため、3位にランクインしたと考えます。

※2022年6月20日Amazonにて調査

シミに効くと思い飲んだ市販のサプリメント1位~5位の傾向を分析

シミに効くと思い飲んだ市販のサプリメント1位~5位の特徴と傾向は下記の通りです。

  • 1日にビタミンCを1000mg以上摂れる(5個中3個)
  • ビタミンB2も摂れる(5個中3個)
  • 錠剤・カプセルが多い(5個中4個)
  • 口コミ・評価が高いほど人気
  • 値段はバラつきあり(1日あたり7円~179円※)

※2022年6月20日Amazonにて調査

シミ対策においては、メラニンの生成抑制・還元効果が望める「ビタミンC」と、ターンオーバー促進によるメラニンの排泄が望める「ビタミンB2」を配合したサプリメントが人気のようです。

「ドクターシーラボ メガリポVC100」のように水に溶かす粉末タイプより、錠剤やカプセルが人気の理由は、飲む時に無味の方が好ましいと感じる方が多いためでしょうか。

またQ8の「あなたはシミ対策のサプリメントや内服薬を、どんな基準で選びますか?」の調査結果の通り、Q9の調査結果でも「値段」より「口コミ・評価」を重視しているとわかりました。

なお上位5個のアットコスメの口コミ・評価※は下記の通りです。

1位「DHC ビタミンCハードカプセル」:★4.7(1699件)
2位「ロート製薬 ヘリオホワイト」:★4.4(578件)
3位「ディアナチュラスタイル ビタミンC」:★4.3(159件)
4位「FANCL ホワイトフォース」:★4.5(69件)
5位ドクターシーラボ メガリポVC100」:★4.0(11件)

※2022年6月20日時点

Q10:シミに効くと思い、飲んだことのある内服薬を教えてください。

※Q6で「市販の内服薬」「病院の内服薬」を選んだ方に質問
※複数選択可
※全21項目のうち上位16項目を抜粋

シミに効くと思い飲んだ内服薬を聞いたところ、1位「エーザイ チョコラBB ルーセントC 30.49%(26人)※1」「エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア30.49%(26人) ※1」、3位「第一三共ヘルスケア トランシーノ ホワイトCクリア21.95%(18人)※2」「第一三共ヘルスケア トランシーノII 21.95%(18人) ※2」という結果に。
※1.同率1位
※2.同率3位

1位「エーザイ チョコラBB ルーセント」は、ビタミンCとL-システインが主要成分の市販薬です。ビタミンB2(15mg)・ビタミンB6(20mg)・ビタミンE(100mg)・ビタミンB3(25mg)も配合されています。

なおビタミンB2・B6の配合量は上位4個のうち最も多く、シミ対策と併せて肌荒れ対策をしたい方が、「エーザイ チョコラBB ルーセント」を購入していると考えます。

同じく1位の「エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア」も、ビタミンCとL-システインがメイン配合されています。1日あたり約60円※と、上位4個のうち2番目に安い市販薬です。比較的コスパがいいため人気が高いのでしょうか。

そして3位「第一三共ヘルスケア トランシーノ ホワイトCクリア」は、ビタミンCとL-システインの配合量が上位4個のうち最も多く、値段も1日あたり約57円※と最安値です。そのため、コスパが高いため人気が高いと考えます。

同じく3位の「第一三共ヘルスケア トランシーノII」は、上位4個のうち唯一トラネキサム酸がメイン配合されています。同率3位の「トランシーノ ホワイトCクリア」はシミ改善用なのに対し、「トランシーノII」は肝斑改善用です。

なお肝斑もシミの一種で、更年期や妊娠、ピルなどによるホルモンバランスの乱れにより起こります。

肝斑は、両頬の左右対称にできる薄茶色のシミで、主な原因は女性ホルモンの乱れです。

肝斑に悩んでいる方は、「トランシーノII」を選んだと考えます。

※2022年6月20日Amazonにて調査

■病院でシミに処方される内服薬は「トラネキサム酸」「シナール」が人気!
同調査では、病院でシミに処方される内服薬の「トラネキサム酸12.20%(10人)」「シナール12.20%(10人)」「ユベラ6.10%(5人)」と回答した方もいました。

メラニンの生成抑制が望める「トラネキサム酸」と「シナール」は、ターンオーバーの促進が望める「ユベラ」の2倍でした。ターンオーバーを促しメラニンを排泄するより、早い段階でメラニン生成を抑制したい方が多いのかもしれません。

あるいは、「ユベラ」より「トラネキサム酸」や「シナール」を扱うクリニックが多いと考えます。

シミに効くと思い飲んだ内服薬1位~3位(4個)の傾向を分析

シミに効くと思い飲んだ内服薬1位~3位(4個)の、特徴と傾向は下記の通りです。

  • 最主要成分が異なる
  • 主要成分以外の成分も異なる
  • どれも価格は同じくらい1日(1日あたり約57円~75円※1)
  • 口コミ・評価はあまり関係ない

上位4個の最主要成分は、2商品がビタミンC、1商品がL-システイン、1商品がトラネキサム酸でした。最主要成分は製品によって違うことがわかります。

そして主要成分以外の成分にも違いが見られました。例えば、「エーザイ チョコラBB ルーセントC」にはビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンB3が配合されていますが、「エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア」にはパントテン酸カルシウムしか配合されていません。

一方で内服薬(市販薬)の価格(1日あたり約57円~75円※1)は、サプリの価格(1日あたり7円~179円※1)ほど、バラつきがありませんでした。

さらにランキングの順位と下記に記載のアットコスメの口コミ・評価※2には、相関性が見られませんでした。

1位「エーザイ チョコラBB ルーセントC」:★3.4(84件)
1位「エスエス製薬 ハイチオールC ホワイティア」:★4.2(145件)
3位「第一三共ヘルスケア トランシーノ ホワイトCクリア」:★4.3(291件)
3位「第一三共ヘルスケア トランシーノII」:★4.8(230件)

よって、シミ対策時に飲む薬は、「値段」や「口コミ・評価」より「成分内容」が重視されると考えます。

※1.2022年6月20日Amazonにて調査
※2.2022年6月20日時点