デリケートゾーン黒ずみのピーリングの効果とやり方[種類や値段、口コミを紹介]

デリケートゾーン黒ずみのピーリングの効果とやり方[種類や値段、口コミを紹介]

デリケートゾーンの黒ずみはピーリングで改善できるのでしょうか?

ピーリングは黒ずみや色素沈着に効果的なのですが、デリケートゾーンをピーリングすると肌トラブルにつながることもあるので注意が必要です。

このページでは、ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアした人の口コミやピーリング商品の成分などから、期待できる効果や安全性を検証します。

またホームケアと医療用2つのピーリングを比較しつつ、メリットやデメリット、向いている人や向いていない人、使い方も紹介します。

目次

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみに効果ある?2種類の方法を紹介

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみに効果ある?2種類の方法を紹介

デリケートゾーンの黒ずみケアのピーリングは、ホームケア用と医療用の2種類があります。
ホームケア用は実店舗や通販などで購入でき、自宅で行えます。医療用は医療機関でしかできません。

どちらもシミやくすみ、小じわ、ニキビ、毛穴の目立ちなどに効果的です。酸などの薬剤で角質を溶かして剥がすので、メラニンを含む角質も落とせます。

ホームケア用と医療用で異なるのは薬剤の濃度です。
ホームケア用は濃度が低いため、効果が出るまでに時間がかかります。医療用は濃度が高いため、個人差はありますが5回程度で効果を実感できます。

ホームケアのピーリング 医療機関のピーリング
効果 ・シミやくすみを薄くする
・毛穴を引き締める
・ニキビをできにくくする
・小じわを目立たなくする
・肌のキメを整える
・シミやくすみを薄くする
・毛穴を引き締める
・ニキビをできにくくする
・小じわを目立たなくする
・肌のキメを整える
成分 ・AHA(フルーツ酸、乳酸、グリコール酸など)
・BHA(サリチル酸)
・AHA(フルーツ酸、乳酸、グリコール酸など)
・BHA(サリチル酸)
安全性 刺激は少ないが、デリケートゾーン用ではないと肌を傷めることがある 医師により症状や肌質に合わせてくれるので安心
副作用 ・赤み
・色素沈着
・乾燥
・熱感
・かゆみなど
・赤み
・色素沈着
・乾燥
・熱感
・かゆみなど
値段 1,000円~ 1部位10,000円程度
効果がでるまでの期間や回数 1年~ 5回程度
使用頻度 1週間に1回 2週間~1か月に1回

ホームケアでできるピーリング

ホームケアでできるピーリング

ホームケアのピーリングは、デリケートゾーンの黒ずみを好きなときにケアできます。
また、医師や看護師などに見られないので恥ずかしくありません。

  • 化粧水
  • 石鹸
  • ジェル
  • ふき取りシート

ホームケアのピーリングには以上のような種類があり、低価格なアイテムも多く、手軽に取り入れやすいです。
また薬剤の濃度が低く、副作用が起こりにくいのがメリットでしょう。

AHAは濃度1%未満・pH4.6~6.1となるものが多いです。刺激が強いBHAを含むものもありますが、化粧品では0.2%までしか配合できないため、正しい使い方をすれば、肌トラブルは起こりにくいといえます。

ただし顔やボディ用だと、皮膚の薄いデリケートゾーンには刺激になる可能性があるため、デリケートゾーンにも使えるアイテムを選ぶことが大切です。

また個人差がありますが、濃度が低い分効果は高くなく、ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみが気にならなくなるまで1年以上かかることもあります。

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医療機関で行うピーリング

医療機関で行うピーリング

医療機関でのピーリングは、ケミカルピーリングと呼ばれます。

医療用はホームケア用よりも濃度が高いピーリング剤で、症状や肌質に合わせて医師が薬剤や濃度を調節できるので、高い効果が期待できます。また、もしトラブルが起きても、すぐに対応してもらえるのが安心できる点です。

現在、デリケートゾーンの黒ずみには、ピンクインティメイト」というデリケートゾーンの色素沈着専用のピーリング剤を使用する医療機関が多くなっています。一般的なピーリング剤よりも低刺激となっており、ビキニラインや大陰唇、肛門周り、足の付け根などの黒ずみをケアできます。
ただし、膣まわりなどの粘膜部分には使用できません。

また、デリケートゾーンの黒ずみケアは健康保険の適用外となります。費用負担が大きくなることは覚悟しておきましょう。

皮膚科のケミカルピーリング

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアした人の口コミを調査

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアした人の口コミを調査

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアした人たちの口コミを調査しました。効果や安全性はどうなのか、良い口コミだけでなく悪い口コミからも検証します。

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングした方の「悪い口コミ」

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングした方の「悪い口コミ」

  • 自分でデリケートゾーンをピーリングしてみたけど、ヒリヒリしてしまった…。痛くなりそうなのでやめました。
  • ピーリングしたら乾燥するし、黒ずみが悪化しないか心配。アフターケアもしてくれる病院でやったほうがいいかも。
  • 何回かピーリングしたけど、なかなか黒ずみは薄くなりません。いつまで使い続ければ効果が出るのかと思ってしまいます。

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングした方の「良い口コミ」

  • 脱毛してから黒ずみが気になってたけど、ピンクインティメイトでだんだん薄くなってきました。費用がかかったけどやってよかったです。
  • デリケートゾーンがキレイになってきた気がして、ピーリングするのが楽しくなってきました。
  • 刺激もなく使いやすかったです。少しずつだけど、色素沈着も良くなってきました。

ピーリング経験者の口コミからわかったこと

ピーリング経験者の口コミからわかったこと

医療機関でのピーリングは、デリケートゾーンの黒ずみ改善効果を感じやすいことがわかりました。

一方で、ホームケアのピーリングは劇的に変えるのは難しいですが、続けると黒ずみを薄くできる可能性はあります。しかし、ホームケアのピーリングだと濃度が低いし、美白成分が含まれていないため、デリケートゾーンの黒ずみの改善は難しいでしょう。

自分に合うピーリングがわからないときや、肌が弱い人は、医療機関のピーリングでデリケートゾーンの黒ずみケアをするのが安心です。

ピーリング剤の成分とデリケートゾーンの黒ずみに期待できる作用

ピーリング剤の成分とデリケートゾーンの黒ずみに期待できる作用

デリケートゾーンの黒ずみに用いられる医療用ピーリング、ピンクインティメイトの成分を検証します。

成分 期待できる作用
クロロ酢酸 皮膚の再生を誘導し、ピーリング作用がある。肌に活力を与え、リフトアップする。
コウジ酸 メラニンを生成する酵素の働きを抑え、黒ずみを白くする。
バイオ刺激因子 自然な皮膚の再生を活性化させる。
ビサボロール 抗炎症や保湿作用があり、皮膚を柔らかくする。メラニン抑制効果も期待できる。

ピーリングをすると、古い角質が落ちターンオーバーが正常化します。新しい皮膚への生まれ変わりをサポートしてくれますので、黒ずみのない美肌を目指せます。

ピンクインティメイトにはメラニンにアプローチする成分が配合されているので、デリケートゾーンの黒ずみ改善に効果的です。

デリケートゾーンの黒ずみに期待できるピーリングの3つの効果

デリケートゾーンの黒ずみに期待できるピーリングの3つの効果

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみに期待できる効果は、ターンオーバーの促進、美白、バリア機能の強化の3つです。

ピーリングの効果1:ターンオーバーを促進させる

ピーリングはターンオーバーを促進させ、デリケートゾーンの黒ずみを薄くする効果が期待できます。

ターンオーバーは古い角質をはがし、くすみのない透明感のある肌にしていきます。そして肌の奥にあるメラニンを排出しやすくしますので、黒ずみをできにくくしてくれるのです。

ピーリングの効果2:美白効果

美白成分が含まれるピーリングは、デリケートゾーンの黒ずみを改善しやすいです。

医療機関のピーリング「ピンクインティメイト」には、コウジ酸やビサボロールなどの美白作用がある成分が含まれているので、デリケートゾーンの黒ずみに効果的です。

ピーリングの効果3:バリア機能の強化

ピーリングは肌のバリア機能を強化し、デリケートゾーンの黒ずみを増やさない環境にしていきます。

乾燥や炎症などがあると、バリア機能が低下してしまいます。ちょっとした刺激でも反応してメラニンを過剰生成してしまうので、黒ずみを増やしてしまうのです。

バリア機能を働かせるにはターンオーバーを正常化させ、健康な肌にする必要があるため、ピーリングが有効なのです。

ピーリングの安全性|デリケートゾーンの黒ずみに使っても大丈夫?

ピーリングの安全性|デリケートゾーンの黒ずみに使っても大丈夫?

デリケートゾーンの黒ずみにピーリングをすると、肌トラブルが起きることはあります。
副作用はほとんどないですが、皮膚が薄いデリケートゾーンは刺激を感じやすいので注意しましょう。

ピーリングで感じやすい肌トラブル

  • 赤み
  • 色素沈着
  • 乾燥
  • 熱感
  • かゆみ
  • 傷跡

ヒリヒリするという口コミもありますが、数分でおさまるようでしたら問題はありません。しかし症状が続く、悪化するといったときは使用を中止してください。

ピーリングが使用できない人

ピーリングが使用できない人

デリケートゾーンの黒ずみにピーリングを使用してはいけない人がいます。

  • 妊娠中や授乳中
  • 日光を過剰に浴びる可能性がある
  • 皮膚の疾患がありステロイドを使用している
  • ケロイド体質である
  • 免疫力が低下している
  • 皮膚にウイルス感染がある
  • アレルギーがある

肌が敏感になっているとき、体力が落ちているときなどは、ピーリングは避けるようにしましょう。

安全に使用する方法

安全に使用する方法

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングで安全にケアするためには、4つのポイントがあります。

1.保湿をする

ピーリングは角質層を無理にはがすため、乾燥しやすくなります。保湿をしないと肌トラブルが起きやすくなりますし、バリア機能が弱まりデリケートゾーンの黒ずみを増やすことにもつながってしまいます。

2.紫外線を避ける

ピーリングをした直後は紫外線から肌を守るバリア機能がない状態になりますので、肌にダメージを与えやすくなります。デリケートゾーンは直接紫外線を受けることは考えにくいですが、海やプールなどで水着になるようなときは注意してください。

3.肌質に合ったピーリング剤を選ぶ

デリケートゾーンの黒ずみに使うピーリングは、自分の肌質に合わせて選ぶことが大切です。

肌や黒ずみの状態に合わせた薬剤や濃度でなければ、効果は得られにくくなってしまいます。また自分に合わないピーリング商品やピーリング剤を使うのは、肌トラブルにもつながります。

4.使用方法を守る

デリケートゾーンの黒ずみを自分でピーリングするときは、使用方法をきちんと守るようにしましょう。

ホームケア用のピーリング商品には、必ず使用方法や使用上の注意が表記されています。使用量や使用頻度、使用できる部位など、必ず確認して使うようにしてください。

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアするメリットとデメリット

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアするメリットとデメリット

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングでケアするメリットとデメリットを紹介します。
「使ってみたら思っていたのと違った」とならないように、ピーリングの良い点だけでなく悪い点も知っておきましょう。

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみケアをする2つのメリット

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみケアをする2つのメリット

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングでケアするメリットは、黒ずみの改善が望めることと、ダウンタイムがないことの2つがあります。

ピーリングのメリット1:黒ずみの改善効果が期待できる

ピーリングのメリット1:黒ずみの改善効果が期待できる

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみ改善が期待できます。

ピーリングで古い角質をはがすときに、メラニンも一緒にはがし落とすことができます。そしてターンオーバーを促進し、メラニンを排出しやすくします。

美白成分が配合されたピーリング剤であれば、より黒ずみに効果的です。メラニンに直接働きかけメラニンの生成を抑えたり還元したりできますので、今あるデリケートゾーンの黒ずみを薄くすることも可能です。

ピーリングのメリット2:ダウンタイムがない

ピーリングのメリット2:ダウンタイムがない

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみをケアしたあと、ダウンタイムがありません。

ダウンタイムとは手術や整形などの美容医療を受けたあと、腫れや赤み、傷などが消え、通常の生活に戻れるまでの期間です。

医療機関でピーリングを受けてもダウンタイムを気にする必要はなく、学校や仕事を休む必要がありません。

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみケアをする3つのデメリット

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみケアをする3つのデメリット

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングでケアするデメリットは、1回で効果は期待できない、乾燥しやすくなる、肌を傷つけることがあるという3つです。

ピーリングのデメリット1:1回で効果は出ない

ピーリングのデメリット1:1回で効果は出ない

デリケートゾーンの黒ずみにピーリング剤を使っても、1回で効果を実感するのは難しいです。1回で多少薄くなったという口コミもありますが、効果を感じるまでは繰り返しケアしなければなりません。

個人差はありますが、医療機関のピーリングであれば5回くらいで実感できるケースが多くなっています。ホームケア用のピーリングだと、週に1回程度の使用で6か月以上はかかってしまうでしょう。

ピーリングのデメリット2:乾燥しやすい

ピーリングのデメリット2:乾燥しやすい

デリケートゾーンの黒ずみをピーリングすると、皮膚が乾燥しやすくなります。
角質層がはがされた肌は、水分や油分が少ない状態になっているためです。

ピーリングをしたあとに保湿しなかったり、使用頻度が多すぎたりすると、乾燥がひどくなり黒ずみの悪化につながりやすいので気を付けてください。

ピーリングのデメリット3:肌を傷つけることがある

ピーリングのデメリット3:肌を傷つけることがある

ピーリング剤をデリケートゾーンの黒ずみに使うと、肌を傷つけることがあります。

薬剤が合わない、濃度が高すぎる、塗布する時間が長すぎると、やけどのような状態になり傷跡が残ってしまうことがあるのです。ケロイドのようになることもあるため、作用が強すぎないピーリングを選ぶ必要があります。

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いている人向いていない人

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いている人向いていない人

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみ改善を目指せます。美白成分が含まれたピーリング剤ならより効果的です。

ただし、ピーリングは粘膜には使用できないため、膣周りの黒ずみケアはできません。
そして、間違った使い方をすると肌トラブルが起きやすいため、使用方法をしっかり守ることが大切です。

敏感肌やアレルギー肌の方は、ピーリング剤が合わない可能性があるので注意しましょう。また妊娠中は使用を控えるようにしてください。

また、ホームケアのピーリングでは美白有効成分が浸透しにくいため、デリケートゾーンの黒ずみを改善する効果が強くありません。デリケートゾーンの黒ずみを自宅ケアしたいなら、デリケートゾーン黒ずみの治し方で紹介しているケア方法が良いと思います。

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いている人

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いている人

  • 使用方法を守れる人
  • 黒ずみを改善したい人
  • 肌トラブルがない人

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いていない人

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアが向いていない人

  • 敏感肌やアレルギー肌の人
  • 粘膜の黒ずみを失くしたい人
  • 妊娠中の人

デリケートゾーンの黒ずみのピーリングのやり方

デリケートゾーンの黒ずみのピーリングのやり方

デリケートゾーンの黒ずみのピーリング方法を紹介します。

ホームケアでのピーリングのやり方

ホームケアでのピーリングのやり方

ホームケアのピーリング商品をデリケートゾーンの黒ずみに使うときは、やさしく行うのがポイントです。
力を入れると必要な角質まではがれてしまい、ダメージを与えてしまいます。

  1. デリケートゾーンを清潔にする
  2. 適量を気になる部分につける
  3. 円を描くようにマッサージする
  4. ぬるま湯でよく洗い流す
  5. 保湿する

ピーリングの種類によって乾いた肌に使用するもの、濡れた肌でも使えるものがあるので、使用するアイテムの使用方法を確認してください。
使うタイミングは入浴中やお風呂上りが良いでしょう。肌が柔らかくなっているので、肌に負担をかけにくいです。

医療機関でのピーリングのやり方

医療機関でのピーリングのやり方

デリケートゾーンの黒ずみを医療機関でピーリングするときの流れです。

  1. 黒ずみ部分に塗り浸透させる
  2. 数分後にふき取る
  3. 肌の状態を見ながら、2~3回繰り返す
  4. 保湿剤を塗る

かかる時間は10~15分程度です。
医療機関でのピーリングは医師がやってくれますし、アフターケアもあり安心です。しかし、もし痛みなどがあったら遠慮せずに伝えるようにしてください。

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアは刺激を与えないように注意

ピーリングでのデリケートゾーンの黒ずみケアは刺激を与えないように注意

ピーリングでデリケートゾーンの黒ずみをケアするなら、可能な限り刺激を与えないように気をつけてください。

ピーリングはデリケートゾーンの黒ずみを改善できる可能性があります。しかし肌に合わない成分のアイテムを選んだり、使い方が悪かったりすると、肌に負担がかかり逆に黒ずみを増やしてしまうことがあるので注意しなければなりません。

ホームケアのピーリングは低価格のものもあり手軽にケアできますが、どれを選べば良いのかわからないという口コミもありますし、効果が出るまで時間がかかるといった悩みも起きやすいです。

費用負担は高くなりますが、肌トラブルが心配、早く結果を出したいと感じているなら医療機関のピーリングが良いでしょう。