竹内研(Lab. PH & HE)の所属メンバーや卒論、ゼミに関するページです。竹内研では、連絡を取り合うためにSlack(竹内研Slack)を使っています。使い方には慣れてください。
卒業論文の大まかな進行やゼミで行う内容をまとめておきます。
卒業論文のテーマについて、下記の通り目安を用意しております。
当研究室では「健康寿命の延伸に関わる研究」、「感染症の流行に関わる研究」を行っています。また、過去の先輩たちは「大学生の生活習慣に関わる研究」を行ってきました。上記の通り、目安は用意していますが、ゼミ配属された後は、「自分がどんなことに疑問を持っているか?どんなことを調べたいか?」を見つけることに時間をかけ、興味があるものを人類生態学的・疫学的に研究する方法を学んでいきます。
最終的には、自分なりのテーマを持っている人も、上記に沿ったテーマを選ぶ人も、「問題を見つけ、その要因を調べ、解決に向けた一歩を踏み出せる」ような研究を目指します。
下記は、竹内研の典型的なテーマを選定した場合の、卒業論文制作スケジュールです。このスケジュールに縛られる必要はありませんが、目安にはなりますので、参考にしてください。
卒業論文制作スケジュール | |
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テーマ選び: 10月(3年次)~2月(3年次) |
専門ゼミナールやゼミの論文紹介(主に抄録の和訳)を通して、自分でテーマを絞り込んでいきます。 |
テーマ決定: 2月(3年次)~4月(以降、4年次) |
絞り込んだテーマから、実現可能性を踏まえて、実際のテーマを竹内と相談しながら決定します。 |
倫理審査: 4月~5月 |
ヒトを対象とする調査になる可能性が高いので、基本的には倫理審査を受けてもらいます。 |
調査: 5月~7月 |
倫理審査に提出した研究計画書に従って(ほとんどの場合、質問紙)調査・実験を行います。 |
データ入力: 6月~9月 |
得られたデータの入力を行います。入力は、きちんとダブルチェックを行うので、それなりに時間を要します。 |
解析と中間発表: 8月~11月 |
データの解析は、データの入力と共に開始します。なお、データの変数名が決まれば、解析コードを書き始めることができるので、基本的にR(RStudio)を使います。9月末~10月にかけて中間発表を行います。 |
執筆: 10月~11月 |
なぜ、このテーマを選び、調査を行ったのか、目的に繋がる背景情報をきちんとまとめながら、得られた結果から何が言えて、何が言えないのか、少しずつ書き進んでいきます。 |
確認・提出・発表: 12月 |
卒業論文を完成させ、確認して提出します。また、発表も適宜準備して行います。 |
ある卒業生が経験を元にアドバイスを書いてくれました。現物は研究室のPCに保存してあります。許可を得て、その抜粋をアップロードしました。
ゼミでは、英語論文の抄録の和訳、日本語論文の紹介、研究デザインについての輪読、統計解析の方法を同時並行で進めていきます。当番前にまとめてやろうとすると、とても負担が大きくなります。少しずつ、計画的に進めるようにしてください。2021年度からはいくつかの測定機器についても使い方を学んでいきます。
実際の進め方などの詳細は、共有フォルダにファイルを毎年作成しますので、そちらを参照してください。
現在のメンバーは、教員1名(竹内昌平)、卒論生2名、3年生3名で構成されています。所属学生の研究テーマは下記の通りです。