教育

担当教科の紹介です。

現在の担当教科

看護栄養学部(栄養健康学科)

公衆衛生学1(2020年~:2年生第1Q)(2017年~2019年:2年生前期)
健康の概念、公衆衛生の概念、公衆衛生・予防医学の歴史、保健統計、人口統計、人口静態統計、人口動態統計、生命表、疾病統計、疫学の概念、疫学の指標、疫学の方法、スクリーニング、疫学研究と倫理、環境衛生、生態系と人々の生活、環境汚染と健康影響などについて、教科書、配布資料、視聴覚教材を使って解説し、社会・環境と健康との関係を正しく理解する能力が修得できるようにする。
公衆衛生学2(2020年~:2年生第3Q)(2017年~2019年:2年生後期)
公衆衛生上の主要疾患の現状とその予防対策および保健・医療・福祉の制度に関して、教科書、配布資料、視聴覚教材を使って解説し、公衆衛生を正しく理解する能力が修得できるようにする。
栄養情報解析演習(2年生後期)(2017年~)
食生活と健康との関連が重視されている。そこで食事内容や栄養素摂取状況を、実際にどのように把握しどのように解析するか、またどのように評価するかについて、各自の実際の食事記録資料やクラスの資料をもとに、コンピュータを利用した演習形式で学ぶ。適切な統計解析を行うことにより、栄養状態の評価方法を理解するとともに、栄養と健康との関連について考察を深める。

全学教育科目

生物科学(2017年~2019年、2021年~:前期)(2020年:第1Q)
人間の生存を考えるなかで、その生物学的基盤と環境との関わりについて学習する。個人や集団の生活習慣や遺伝要因と健康との関連、およびこれら二つの要因の相互作用を理解し、生活習慣病の発生機序や予防対策を考える。さらに人間集団の健康を守り快適な環境を保持するための具体的な方策と、それらの制度の内容を知る。
人類生態学(2021年~:後期)
ヒトの健康状態とその背景にある環境要因との関係をさまざまなレベル・視点で考えられるようになるために、複雑な生態系の中で環境に適応・生存している人類の特徴を、行動学、栄養学、人口学など関連分野の手法も用いながら学びます。特に、人類生態学でよく行われるフィールドワークについては、海外でフィールドワークを継続している経験を第一人者の先生方に語ってもらいます。

高大連携理科実験

全員調べなくて良いの? ~BB弾でサンプリング実験~(2020年度~)
長崎北陽台高校理数科2年生13名を迎えて、サンプリング実験(リンク先は実験結果のヒストグラム)を行い、標本調査の原理やデータの扱いを学んだ。サンプリング実験には、統計数理研究所の子ども見学デーで行われているBB弾サンプリング実験のキットを借りた。2021年度からは、BB弾などを自前で揃えて実施している。
2022年8月30日、2021年12月24日、2020年9月17日

大学院(人間健康科学研究科)

栄養疫学特論(栄養科学専攻・博士前期課程)(2020年~:第3Q)(2017年~2019年:前期)
食習慣や食行動は、健康あるいは慢性疾患と密接に関連していることはよく知られている。本特論では、これらの関係を疫学的に解明する手法について学ぶ。栄養調査を実際に行う時の資料収集方法から、注意すべき点、収集後の解析方法、評価方法などを学び、さらに現在世界各地で実施されている栄養疫学に関わる解析例を知るなかで、栄養疫学の動向と今後の展開について議論を深める。
保健統計学(看護学専攻・修士課程)(2020年~:第4Q)(2018年~2019年:前期)
科学的根拠にもとづいた保健活動や看護研究には統計学の理解が必要である。本講義では、これらの分野において基本的な統計学的手法及び考え方について学び、1)看護や保健に関するデータについて統計的に考える能力、2)基礎的な統計解析の方法について理解し結果を読み取る能力、3)既存の人口統計や保健統計調査の概要について理解し必要な情報を読み取る能力を修得する。

大学院(人間健康科学研究科・オムニバス)

非常勤講師

大学

宮崎大学医学部(2017年~)
公衆衛生学(感染症対策・国際保健学)

専門学校

宮崎医療福祉専門学校(2011年~)
公衆衛生学

出前講義・その他講義

高校

理数科講義@長崎県立長崎北陽台高校(2019年~隔年)
2023年7月24日:現象を読み解くための数理モデル
2021年7月8日:数理モデルで捉える感染症の流行
2019年7月11日:数理モデルで捉える生命現象 ~ヒトの増え方や感染症の流行~
佐世保西高校
2023年7月27日:公衆衛生学・予防接種のホント
2018年8月2日:予防接種のホント
北松農業高校
2023年10月12日:食品添加物と一日摂取許容量

過去の担当教科

長崎県立大学

公衆栄養活動実習(2017年)
「公衆栄養学」「公衆栄養活動論」の講義で得た知識をより確実な者にするための体験学習。主に食事調査方法と公衆栄養プログラムについて学ぶ。食事調査方法については、その信頼性を統計的観点から評価するための理論と統計手法を、公衆栄養プログラムについては、計画立案の概要、地域の健康・栄養に関する既存資料の情報収集、地域住民のニーズ、ターゲット、目標の設定、質問紙調査票の作成方法を学習する。

宮崎大学

福岡県立大学

その他の非常勤講師