訪問看護師応援サイト

15.認知症ケア

目標

  • 認知症高齢者が主体性や尊厳が脅かされない相互関係のある日常生活を送れるよう支援する
  • 安全で、ゆったりと落ち着ける居住環境づくりへの支援をする(ハード面や音・光・色・温度等のデザイン、提案・相談・行政や他職種との連絡、調整等)
  • 地域における他社との交流やケアサービスの活用が継続できるように支援する(デイケア、デイサービス、老人クラブ、趣味の会、地域の催し物等)
  • 認知症高齢者に対する地域のサポートシステムの情報を提供し、その活用を促す(徘徊や行方不明等、緊急時の対処、家族会等)
  • 認知症という病気への理解が浸透し、定着できるように、長期・継続的な教育サポートを行う(対象―本人へ、家族へ、地域の人々へ)
  • 認知症高齢者の持てる力を発掘・維持し、老化と疾病の回復・予防に配慮しながら、日常生活の自立に向けた支援をする(バランスの良い食生活、その人に適した動きのある生活、快適な睡眠・休息)
  • 家族の一員として、認知症高齢者がその役割を遂行できるように支援する
  • 認知症高齢者と家族の基本的な健康問題について、早期発見、対応への支援をする
  • 家族の話をよく聴き、労をねぎらい、家族の力がより高まるように、家族との相談・調整に応じる

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