1991年の秋、湯布院に住んでいました。ある日地域に大きな被害を出した台風が襲ってきました。その夜、家で過ごしていると、見たことのない猫が庭の方から家の中を覗いています。ドアを開けて入れるようにしてあげると、トコトコと入ってきました。家の中の狭そうな部分を探索するように見て回った後、またそのドアから出て行きました。どこか休む場所でも探しているのかなと思って、ダンボールの空箱を庭の軒下に置いておきました。翌朝夜が明けるとけるとこんな状態でした。おそらく、台風の影響で子供を産んだ場所に水が入ってきたので、新しい子育ての場所を探して我が家を訪ねてきたのでしょう。
この写真にはお母さん猫は写っていません。お母さんの姉妹と思われるねこが、写り込んでいる八割れくろちゃんです。この子猫達の中によく入ってきて一緒に過ごしていました。
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