ごあいさつ
<ことしの目標は、概念のブラッシュアップ>
看護師による効果的な患者教育を模索し、看護実践の分析を月1回のペースで31年間続けてまいりました。その結果、7つの教育的・支持的な関わり概念の抽出と「看護の教育的関わりモデル」の構築ができました。
構築した理論や構成概念は、実践への適応や有効性に関して、公開講座や学術集会の交流集会、研修会にて臨床の看護師の方々に、毎年毎年ご検討いただいております。研究的にも「看護の教育的関わりモデル」研修をアクションとしたアクションリサーチも3か所にて実施し、経験的検証に関しては十分と判断しております。
しかし、イメージし難い概念名、長すぎる概念名、複数の看護実践行為を含む概念名など課題も見えてきました。そこで昨年からWaker & Avantの理論構築の方法論を使って概念・理論の再構築、ブラッシュアップのための概念分析を行うことにしました。
Waker & Avantの概念分析方法によるブラッシュアップ結果は、日本糖尿病教育・看護学会誌等に順次投稿しておりますが、よくある概念分析の論文ではないので作成に四苦八苦しております。しかし、その結果にはご注目ください。まずは、「治療の看護仕立て」です。(掲載誌:看護の教育的関わりモデルにおける「治療の看護の仕立て」の概念分析.日本糖尿病教育・看護学会誌,29(2),55-64.)です。「とっかかり/手がかり言動と直感的解釈」は採択されましたので、2026年度中に日本糖尿病教育・看護学会誌に掲載されます。論文採択には苦戦しておりますが、皆様にお読みいただければ幸いです。
2026年6月29日
患者教育研究会代表 河口てる子
お知らせ
日本で開発された我が「看護の教育的関わりモデル」が中範囲理論集に掲載されました!
『看護実践に活かす中範囲理論 第3版』 単行本 – 2023/12/1
野川 道子 (著, 編集), 桑原 ゆみ (著, 編集), 神田 直樹 (著, 編集)
メヂカルフレンド社
○看護の対象者や看護師の認識変容に関する理論
26看護の教育的関わりモデル(河口てる子、井上智恵、太田美帆)pp.484-514
23年間(1994年から2017年)の研究会での成果が、1冊の本になりました!
患者教育研究会
代表/日本赤十字北海道看護大学 学長・教授 河口てる子編
熟練看護師のプロの技見せます!
慢性看護の患者教育
患者の行動変容につながる「看護の教育的関わりモデル」
メディカ出版,2018年1月
更新情報
2026年6月 ホームページ更新情報
ごあいさつを更新し、1年間の活動内容を追加しました





